以下は、ほんの3か月前までの朝の様子。
最近は、ぐり君も言葉が達者になり反論が出来るようになってきたので「噛みつく」「叩く」「物を投げる」などの行動で反抗することはほぼなくなったので、強く叱ることは少なくなりました。代わりに、私の小言が多くなっている気がします。
特に朝は、ひっきりなしに指示・注意をし続けている状態。
言っている私が疲労困憊しているのだから、言われているぐり君も負担なのではないか?
叱っていたはずが、ヒートアップして怒りにすり替わってしまうときは - 片隅でひっそりと
うちは、旦那さんがなるべく残業しないで帰るために、代わりに早朝出勤しています。
朝5時半ごろ、遅くても6時には家を出てしまうので、ぐり君の朝の世話は私一人です。
「早く起きなさい。もう7時過ぎたよ」
「TV近すぎる、ソファーに座って」
「早くご飯食べなさい」
「TV見ていないで食べて!」
「寝転がって食べない!」
「手で食べない」
「食べないなら、もうご馳走様する?」
「ご馳走様しないなら、じゃあ早く食べて」
「朝はオモチャ出さないで!」
「自分でお着換えしなさい」
「後ろと前が逆だよ」
「歯磨きしないと虫歯になるよ!歯磨きはする!」
「仕上げ磨きの前に、まずは自分で歯磨きして」
「顔洗わないと保育園に行けません。ちゃんと洗う」
「出かける前に、オモチャは片付けて」
「早くしないと、お母さん先に行っちゃうよ」
「靴履いて。…履けなくないでしょ。いつも履いているでしょう」
3月頃は、ほぼ毎日言い続けていました。
もう、注意し続ける自分の声にうんざりするほど…。
このセリフの合間には、洋服は「これじゃない」と文句をいって泣いたり、いつまでも食べ終えないので片そうとすると怒って泣いたり、と、二人でぎゃあぎゃあ大騒ぎ。
でも、6月に入った頃から、急激に朝の支度が楽になりました。
ご飯は相変わらず、食べが遅い&手づかみ食べする&だらしない恰好で食べるの状態ですが、歯磨き、うがい&顔を洗う、着替え、靴を履く、この4つは少しのサポートと促す声かけだけで、ほぼ自分でやるようになりました。
また、朝からオモチャを出して遊ぶこともなくなりました。
洋服に関しても、リクエストはされますが、たとえ要求が叶わなくても以前のように泣きわめいてぐずり続けることはほとんどありません。
以前は、「8時15分までには家を出たい!」を目標にして、頑張ってもほぼ毎日ダメで、8時半過ぎに出られればいい方。ひどいときは9時半に家を出る…というのが日常でした。
6月になってからは、早ければ8時、平均8時20分、遅くても8時40分には家を出られています。
これにより、登園時間・出勤時間がバラバラなことへの罪悪感も薄くなりました。
口うるさく言い続けるのは、どうなんだろう…と、教育上マイナスなのではと少し悩んでいたのですが、言い続けたことが身につきはじめて良かった。
3月ごろは「もうぐり君、やろうと思えば一人で出来るのに」という気持ちが強く、手を出さずに口頭の指示だけが多かったのですが、最近は隣でサポートしながら・フォローしながらになりました。
例えば、歯磨き後は「ぶくぶくうがい2回・がらがらうがい1回。手を洗う・顔を洗う」をやらせているのですが、コップに水を入れて渡してあげ、回数が足らずに去ろうとすると「がらがら、してないよ」といって再度コップに水を入れて手渡し。
手と顔を洗うのは、日によって嫌がることもあるので、そういう時は私がやってあげてしまう。
洋服を着る際も、最後の方(大抵は靴下)で「てつだって」と言われたら、手伝って履かせてしまう。まだチャレンジもしてない最初に言われた際は、下着とTシャツを着せてあげて、ぐり君の機嫌が上向いたタイミングで離れ、他の用事を済ませる…と、私がいない間にズボンも靴下も履いて準備万端になっている。
こんな感じで、100%全部手伝わず、サポートの範囲にとどめるようにして朝の準備を進めています。
「やるようにいったのに、やってない」ということがなくなったので、それもガミガミ言う必要がなくなったことにつながっていると思います。
今の最大の問題は、食事のマナーです。
これも、根気よく言い続けて、教えるしかないんだろうな~。