片隅でひっそりと

~共働き家庭の 仕事・家事・育児~

子どものリクエストで、苦手野菜を克服

先日、ぐり君が突然「おくらがたべたい」と言い出しました。

オクラ…すでに、実家を出て30年近く経ちますが、自分で買ったのは1度きり。ぐり君の離乳食時代に、保育園の「事前に家庭で食べさせる食材リスト」にオクラが載っていたから。

その時、ぐり君に食べさせたけれど反応がイマイチで、自分も旦那さんも苦手だから、それ以降は購入しようなんて考えたこともなかった食材でした。

 

私は、小さい頃は好きだったんだけどな…夏によく、オクラとおかかを和えたものを母が作ってくれて、喜んで食べていたんだけどな…大人になってねばねばが苦手になり、遠ざかってしまったな…。

 

食べられないわけではないけれど、積極的に食べたいとは思わない。

外食で出てきたら食べるけれど、あえて自分で購入して料理しようとは思わない。

そんな立ち位置の食材。

 

しかし、ぐり君が食べたいなら、買おう。

 

保育園で食べたオクラのスープが美味しかったから作って欲しいとのリクエスト。

 

う~ん、スープ? 和風? 洋風?

味噌汁じゃないなら、洋風かな~?

 

玉ねぎと人参をコトコト煮て、コンソメいれて。

オクラは塩で板ずりしてから別に沸かした湯で1分ほど煮て。火が通ってから輪切りにしてコンソメスープに投入。

 

食卓に出しました。

旦那さんは「自分は、いいです…」というので、ぐり君と私の分だけ用意。

で、ぐり君の第一声。

「ほいくえんと、ちがう。ほいくえんのほうがもっとあまかった」

 

…ダメ出し…。

この日は飲んでもらえず。がっかり…。

 

でも、自分で飲んでみたら「あれ? 以外にも美味しい」と気に入り、後日もう一度オクラのスープを作りました。

2度目はコンソメの量を控えたのがよかったのか、ぐり君も完食してくれました。

 

 

でも、スープだけでは使い切れないオクラ。

どうしようかな~と思案していたところ、ひらめきました。

 

最近、いただきものの茅乃舎のだしを時々使うのですが、このだしが美味しくて…出し殻を捨ててしまうのは勿体ないな~と思っていました。

 

 

使い終わっただしの袋をやぶって中身を出し、味見。

うん、やっぱり、おいしい。

だしをとった後でも、おいしい。

 

板ずり後にゆでて刻んだオクラに、茅乃舎の出し殻を混ぜ込み、ほんの少しめんつゆをたらし、仕上げに花鰹を乗せて、完成。

 

冷やしうどんの上に乗せて食べたら、最高でした。

 

ぐり君のおかげで、苦手野菜が1つ減りました。

ありがとう!ぐり君!

またオクラのスープ、作るからね!