片隅でひっそりと

~共働き家庭の 仕事・家事・育児~

子どもに感じるうしろめたさ

家を出るまで、「はやく、歯を磨きなさい!」「歯ブラシを咥えてクルクル回らない!」「もう、お母さんは用意できてるよ!」などなど、毎日ぎゃーぎゃー怒って、私的には「不毛で無駄」なやり取りを乗り越え、出発。

 

保育園に子どもを送り届け、駅に着くとほっとします。

この時点で、出勤時間がようやく確定。

 

フレックス制なので、会社の規則的には11時までに出勤していれば良いのだけれど、他の同僚と違って普段は残業が出来ないので、「11時に間に合えばいい」とはなかなか思えないのです。

そのため、毎日のように「早く! 早く!」と子どもを急かして家を出ています。

(急かしても急かしても、全然言うことを聞いてくれないけれど!)

 

会社に着いて仕事をしていると…た・の・し・いー!

自分の意志で、自分の判断で、自分自身の動きを決定できる気楽さ。

親しい仲間たちと、おしゃべりしながら、相談しながら、時には苦難を乗り越えながら、仕事をしてお金を稼ぐことが出来るって素晴らしい!

 

でも、仕事が楽しく、やりがいを感じる度に、なぜか子どもに感じてしまううしろめたさ…。

申し訳ない、というのとはちょっと違うのだけど。

保育園で大好きな友だちと遊んで、帰る時には「またあしたもあそぼうね!」と指切りげんまんまでして保育園生活をエンジョイしているのに。

時々、ギリギリ電車に駆け込み、なんとかいつものお迎えの時間に間に合ったのに「きょうは、えんちょうがよかった。えんちょうなら、〇〇くんとまだあそべたのに」と言われてしまうほど、友だちと過ごす時間を楽しんでいるのを知っているのに。

 

それでも、子どもがいない時間を「充実している」と思う度に、後ろめたさを感じてしまう…。

男の人も、そう感じたりするのかな?

それとも、これは女性だからより強く感じる気持ちなのかな?

 

何はともあれ、今日も保育園へ笑顔でお迎え!