絵本は、図書館で借りるだけでなく、保育園でも借りてきます。
保育園では、3歳児クラス以上は、週に一度貸し出しをしてくれます。
子どもたちが自分で選んでくるので、
「これは私は選ばないな~(日本昔話風で絵が暗くて怖い雰囲気など)」
「この本、前も借りたよね」
とか、子どもの興味関心がどこにあるのか知ることが出来て興味深いです。
少し前に、ぐり君が図書館で「エルマーと竜」を借りたがったので、貸出してもらったのですが…。
最初の方で挫折してしまいました。
耳からの情報で、場面を想像して空想を膨らませながら物語を楽しむのは、まだ無理だったようです。
すぐに読み終わってしまう数ページの絵本ではちょっと物足りない。
青い鳥文庫のような児童書はまだちょっと背伸びしすぎで厳しい。
そんな年頃ですが、
先日借りた「くろりすくんとしまりすくん」は最後まで読む(聞く)ことが出来ました。
習性のことなる「くろりす」と「しまりす」が、森で出会い友だちになり、四季を過ごす話です。
似てるけれど、違う。違うけれど、その違いが世界を広げてくれる。そして二匹で一緒にいるといつもの森も楽しさに満ちていて、幸せ。
とても、とても、可愛い!
絵本というより児童書という感じですが、見開きごとにイラストが描かれているので、小さな子もお話の世界を想像しやすいと思います。
言葉がキラキラしていて、大人も詩的で美しい情景を楽しめます。
図書館で借りたけれど、家にも一冊欲しい。