夢を見た。
起きたときは詳細に覚えていたのだけれど…細部はあいまい。
布団の上で、何やら妹と話をしていた。
途中でものすごく眠くなり、「もう寝るね~」と妹に声をかけて、寝ているぐり君と少しだけ距離をとって布団に潜り込むと…すかさず寝ているぐり君が、距離を詰めてきて、私の片腕をぎゅっと抱き込む夢だった。
はっ! と起きると、寝ている旦那さんに対し、垂直になった状態で、旦那さんの掛け布団に足を突っ込んで寝ていた。
文字であらわすと┣な感じ。
ああ、…そういや、昨夜はぐり君とふざけて、旦那さんの布団に突撃して3人で寝たんだっけ。
私の隣にはぐり君。
正確に文字であらわすと I=な感じ。
さっきの夢の中で「ものすごく眠い」と思ったけれど、寝ていながらにして眠いってどういうこと?
なんだか、睡眠時間をすごく損した気分。
旦那さんの隣には、小さなぐり君用の布団を敷いているので、私の体は半分畳の上にこぼれていた。
うーん、なんだか体が強張っていて痛い。
布団の上で寝ていなかったからかな?
ぐり君を連れて移動しようかと思ったけれど…まあ、いいか。
ぐり君は布団の上で寝ているし。
気持ちよく寝ているのに起こしちゃうかもしれないし。
一人だけ起きて、もそもそと自分の布団に潜り込む。
あ~、手足がのびのびしていて寝やすい…。
うとうと…としていると、突然「ゴスっ!」と体に衝撃が。
…お母さんが隣に寝ていないのを本能的に悟ったぐり君が、半分寝たまま体当たり突撃してきた!
毎度のことながら、この察知能力はすごい。
ぐり君は、毎晩私の腕枕を所望する。
毎晩「ぱっぱ、まもって~!」と、抱きしめて寝ることを要求する。
そして、私がぐり君の方を向かずに寝ていると「さみしーのっ」と、顔をむんずとつかんでくる。
昨夜も、私はぐり君の方を向いて寝ていたのに、「こっちがいい」と私の体を乗り越えて背中側に移動したにも関わらず、「そっちむかないで!こっちむいて!」と怒っていた。
面倒だな…と思うけれど、「ぱっぱのおかおがみえないと、さみしーの」と訴えられると、はいはいと言うことを聞いてしまう。
先日、布団に横になった際に「りーたんも、じぶんのおへやがほしぃーの」と言われた。
「ぐり君のお部屋が出来たら、ぐり君は自分のお部屋で寝るんだよ」
「どーしてぇ?」
「ここは、ぱっぱのお部屋でしょう? ぐり君のお部屋がないからぱっぱのお部屋で寝ているけれど、自分のお部屋が出来たら、自分のお部屋で寝るんだよ」
「おへや、いらない。ぱっぱとねるの」
即座に撤回された。
毎晩毎晩、ぎゅうぎゅうにくっ付いて寝る。
ぐり君が寝た後にそっと腕枕を外し、少し体を離して寝るのだけれど…ウトウトと覚醒する頃には、またぎゅうぎゅうになってる。
寒くなってきたので、ぽかぽかの子どもとくっ付いて寝るのは、至上の幸せ。