火曜日の朝、ぐり君に
「どおして、きのう、てんとでねようとおもったの?」と聞かれました。
ん?? 昨日? 昨日はテント出してないな~。
あ、土曜日の夜のことかな?
土曜の夜、ベランダに出しておいたテントで寝たら楽しいかな?と思って、ぐり君を誘ってゴロゴロしました。
結局、ぐり君が寝つけずに、部屋に移動したのですが。
「それは、昨日じゃないよ」と返事しました。
今までは、そう返しても特にリアクションはなかったのですが…
「あ、そっか。おとといか」と。
おお!「きょう」と「きのう」と「あした」の3つしかなかった時間軸の表現に、「おととい」が加わった!
正確には、一昨日の出来事ではないのだけれど、母は感動して突っ込みしませんでした。
ボンゴレビアンコを作り、ぐり君が食べにくそうだったので、貝殻から取り出し、パスタの上にせっせと貝を乗せていると。
「わぁー! とっぴんぐが、いっぱい!」
え!? トッピングなんて言葉、どこで覚えたの!?
ぐり君、「おてしょ」という言葉を使います。
なぜか…お風呂の手桶に対して!!
「おてしょ、とって」と。
最初は手桶を示す言葉としては適切ではないので、何と言っているか分からなかったのですが、「あ、もしかして、おてしょと言ってるの?」と気付くと、もうそれ以外の言葉には聞こえないほど、はっきりと発音しています。
お皿は「おさら」なのに。どうして手桶が「おてしょ」なんだろう…?
この言葉は、家族の誰も(祖父母も)使わないので、確実に保育園で覚えたのだろうけれど…。
お風呂場で「おてしょ、とって」と言われるたびに。「手桶ね。はい」と返していますが、間違ってるよとは指摘していません。
なんだか、かわいいから。
夜、3人で布団にゴロゴロしながらくすぐりっこをして、誰のおなかが一番ぷにぷにしているかと言い合っていると、
ぐり君が私を指さし、「ひゃくぱーせんと、おまえ!」と言いました。
100%とか、40%とか、そういう言葉も覚えたんだ~。
言葉がちょっと乱暴なのは、日中ずっとポケモンの過去作品を見続けていたからかな?
「お母さんに向かって、おまえ、なんて言葉を使う悪い子には、おやつは上げません!」という鶴の一声で、ぐり君はすぐに陥落。
「ひゃくぱーせんと、かわいい」と言いながら甘えてきました。
親が使って欲しくないと思う言葉ほど、子どもは覚えてしまうものですね。