昨日、庭から摘んできた野の花を花瓶に挿しました。
花屋で買った枝ものを活けるのも楽しいけれど、その辺で摘んできた花の方が一期一会で楽しいです。
買ってきた生花は2週間ぐらいもつけれど、野の花は2、3日で花が散ってしまうので、その儚さも魅力。
朝、花瓶をテーブルに移動させると、すぐにぐり君が気づき「すてきー!」と言ってくれました。
花を見て「すてき」と言えるぐり君も素敵よ! そのセリフはどこで覚えてきたの?
私が花の写真を撮っていると、「りーちゃんも」といって、私の携帯を奪おうとしました。
「お母さん、今写真を撮っているから待って」というと
「じゅんばん?」ときき返し、大人しく待ってくれました。
その後、私が失念して携帯をポケットにしまったら、「りーちゃん、じゅんばん!」と、ちゃんと待っていたのに!とばかりに怒りました。ごめんね、約束を忘れたお母さんが悪かった。
最近、ぐり君は「あとで」「じゅんばん」という言葉を口にし、我慢できるようになりました。
また、私の「ちょっと待っていて」も、聞き入れてくれます。
「あとで」「まって」「じゅんばん」は、すべて未来の約束です。
今・未来という時間の概念を知り、待てばちゃんと要求が叶うと理解してくれたことにより、コミュニケーションがより円滑になったと感じます。
何より、0歳育児のときのように、子どもの泣き声によりすべてのタスクを投げ出さざるを得ない、やりたいことも細切れでしか行えず、自分の行動ですら自分で決められない、すべてが中途半端なまま身の回りでとっちらかっているあのもどかしい感じ…それを感じることがなくなりました。
洗濯物を畳んでいる時、夕食を作っている時
「ぎゅうにゅう、ちょうだい」
「ぱっぱも、いっしょにみよっ」
ささやかな要求でも、すぐに対応しなくてはいけないのは大変。
「はーい、ちょっとまってね」
「ご飯のあとでね」
それを聞き入れてもらえるのが、こんなに行動の自由度を広げるものなのだな~。
それでも、ぐり君も待てない時はあります。
「抱っこして欲しい」「寂しい」と訴えた時は、最優先に。
でも時々「あとで」といったのに忘れてしまうことがあるので…約束はちゃんと遂行するよう気をつけます。