片隅でひっそりと

~共働き家庭の 仕事・家事・育児~

子どもを「おふろ好き」にする10の対策

幸い、ぐり君はお風呂は嫌がりません。

自ら服を脱いで入るほど好きです。

 

姪っ子が小学校に上がる直前までお風呂嫌いで、それに苦慮していたのを見ていたので、色々対策を講じてきました。

 

 

1.顔に水がかかることに慣れさせる 

新生児の頃から心がけていました。「顔に水がかかる」ことを嫌がらないように、ベビーバスで湯浴みさせる際も、ガーゼを完全に絞りきらず、まだ水気がある状態で拭く。

幼児になってお風呂に入るようになると、シャンプー前にシャワーを頭からかけるようにしました。最初の頃は顔が水にかかると怖がったので、片手で子どもの顔を拭ってあげる際に「ぱっ!」と声掛けをし、「ぱっ!ってやると大丈夫だよ、怖くないよ」と、自分で顔を拭うことを教えました。

 

 

2.お風呂・シャワーのお湯の温度をぬるめにする

子どもは、大人よりも敏感です。大人が「熱くて気持ちいい」温度は、子どもには熱すぎます。私の右手は、主婦湿疹であかぎれがひどくて、熱いお湯はしみて痛いのですが、この手でも痛くない程度が、子どもにはちょうどよいようです。

湯船のお湯も、2歳になる頃までは大人には物足りないぐらいのぬるい温度にしていました。

今年の冬、ようやく子どもも普通の温度で入れるようになり、大人は温かいお風呂のありがたみを実感しています。

 

 

3.湯船に浸かる際は、「暖かくて気持ちいいね」の声掛け

お風呂に入ることをポジティブに捉えられるよう、湯船に入る際には抱っこして向かい合い、笑顔で「気持ちいいね」の声掛けをしました。

また、旦那さんがお風呂に入れてくれた際にも、脱衣所で待ち受けて体を抜いてあげている際に「お風呂、楽しかった? 気持ちよかった?」と声掛けしています。

 

 

4.湯船に長時間浸かることを強要しない

自分が子どもの頃は親に「100まで数えたら出ていい」と言われており、熱いお湯に100まで浸かるとのぼせて辛かった…ので、子どもがカラスの行水でも「でたい」という素振りを見せたら、すぐにお風呂は終了していました。

最初は湯船の中で10も数えられないぐらいでしたが、最近は、なかなか湯船から出てこなくて困るほどになりました。

 

 

5.目にしみないシャンプーを使う

ずっとピジョンの全身泡ソープで体も髪の毛も洗っていましたが、2歳になる頃から「めっめ、いたぁい!!」と訴えるようになり、シャンプーを泣いて嫌がるようになってしまいました。シャワーだけなら嫌がらないのに、泡を頭につけた途端に「めっめ! めっめ!」と泣き叫び、目が痛いアピール。…泡、まだ目についてないけど…。

一度ピジョンの全身泡ソープで自分も顔を洗ってみたところ、「確かに、これは痛い!!!」と実感し、シャンプーは、トーマスのこどもシャンプーに変えました。

しばらくは嫌な記憶が消えなくてシャンプーを泣いて嫌がりましたが、2ヶ月ほどで嫌な記憶も消えたようです。

 

 

6.シャンプーが目に染みない洗い方を教える

目が痛いと訴えるようになった頃から、シャンプーの泡をシャワーで流す際には、「目をぎゅっとつぶって、上を向いて」と指示しました。

すべて流し終える前にやめてしまうのですが、最初のうちの大量の泡が嫌なだけみたいで、綺麗にすすぐ間にシャワーのお湯がバシャバシャ頭上から流れてきても平気な顔で遊んでいます。

 

 

7.楽しみながら体を洗う方法を教える

シャンプーを怖がった時期、体を洗うのも一時怖がってしまいました。

しかし、こちらは早々に克服。

泡泡のソープを手たっぷり取り、「おちんちん、いないなぁーい」の掛け声と共に子どもの体に。子どもが自ら、笑顔で「ばぁー!」といって泡を拭ってくれます。

この調子で、おへそ、おしりと泡泡でかくれんぼをしながら洗っていけばOK。

女の子で髪が長ければ、シャンプーの際にも髪の毛を泡で立たせて「うさぎ」や「ねこ」の耳を作って遊べます。

 

 

8.大きなお風呂になれるまでは、お風呂場でもベビーバスを活用

1歳まではキッチンのシンクでベビーバスを使い、2歳の誕生日を迎える夏まではお風呂場でベビーバスを使っていました。

うちは、湯船にお湯を張るのは水・日だけで、あとはシャワーのみです。冬場はシャワーだけでは子どもは寒いだろうと、子どもだけベビーバスに湯をはって入れていました。夏は夏で、ぬるま湯でプール状態。

大きなお湯船は足が付かず怖がることもありましたが、そんな時でもベビーバスなら喜んで入っていました。

さらに1歳頃だと、まだ身長も小さく、体も軽いので、湯船に子どもを入れた状態で親が髪や体を洗っている間にほんの一瞬でも目を離すと大変なことになりますが、ベビーバスなら溺れる心配も少なく安心でした。

2歳の冬を迎える前に、残念ながら壊れてしまい廃棄。長い間とても役立ってくれました。

 

 

9.お風呂専用のオモチャを用意する

じょうろ、水鉄砲、シャボン玉、アヒル掬いセットなど「お風呂でしか遊べない」オモチャを、浴室の扉にぶら下げたバスケットに入れてあります。

お風呂に入る際は、子どもが自分で選んで持ち込んでいます。

 

 

10.お風呂から子どもが出て来ない時は、秘技「いないあいばあ」

お風呂が大好きで、いつまでもお風呂場で水遊びをしています。

なかなか出てこないとき、無理に引っ張り出すと、泣き叫んで大変なことに…。せっかくの「お風呂への好印象」も台無しに。

そんな時は、無理せず、脱衣所に座ってバスタオルを使って「いないない~」をすると、子どもは吸い寄せられるようにお風呂から上がってくれます。

 

 

以上、うちで実践している(していた)10の方法でした。