昨日の朝、ソファーに座って保育園の連絡帳を書いていると、ぐり君が起きてきました。
目が醒めたら私が横に寝ていなかったので、少し泣きべそをかきながらやってきて、私の膝にぎゅーっと抱きついてきました。
ぐり君を抱えあげて向い合せでぎゅっとしてあげていると、ぺったりと体をくっつけてきて、すぐに気持ちも落ち着き、ニコニコ顔に。
笑顔で私の顔を見上げ、私の頬を小さな手で優しくぽふぽふしながら、小さく「ぱっぱ、かぁーぃぃ」と囁いてくれました。
栗色の髪が陽光でキラキラと光り、天使のお顔で甘い言葉を惜しげもなく囁いてくれるぐり君。
か、わ、い、いーーー!
なんだ、この可愛さは!
これか! これが、男の子のお母さんたちをメロメロにしている「小さな恋人」か!
私の頬を優しく触りながら、何度も「かぁーぃぃ」といってくれました。
「ぐり君のほうが可愛いよー!」ぎゅー!
一昨日の夜は、寝かしつけ中に寝たふりをしている私に「ちゅぅ」とほっぺにキスしてくれたし。
お腹の中にいた際、性別がわかったときには「男の子なんて、どうやって育てたらいいの?」と途方に暮れ、ネットの「男の子はお母さん大好きで、いくつになっても可愛い」という記事に慰められたことがあったけど。
あの噂の「小さな恋人」が、自分にも現れるだなんて!
ぐり君は、寝る時は絶対に私の腕枕じゃないと寝ません。
寝かしつけに旦那さんが携帯で動画を見せていると、その時だけは旦那さんの布団に入っているけれど、「今日はおしまい」と言われた途端、むくっと起きて、「ぱっぱ~」と私の布団をまくりあげて入り込んできます。
旦那さんは「携帯の時間が終わったら、もう自分は用済みか…」と凹んでいます。
私が掛け布団を体の下に巻き込んで寝袋状態で寝ていたりすると、半べそかきながら必死に布団を引っ張り出そうとします。
うつ伏せに寝ていて、腕を体の下に入れていても同じ。必死に私の体を押し、腕を引っ張り、なんとか腕枕をしてもらおうと奮闘します。
顔がぐり君の方を向いていないのも駄目。ぐいっと顔の向きをかえられます。意地悪していつまでも顔を向けないでいると、癇癪を起こして髪を引っ張られる…。
昨日は、私が目をつむっているのが嫌だったようで(部屋は電気を消して真っ暗なのに)、瞼をぐいぐい親指でこじ開けられ、「ぱっぱ、おきぅょ」と言われました。「ぐり君、目は怖い! ぱっぱは起きないよ。ねんねするよ」といったら、諦めて腕枕に収まってくれました。
腕枕で寝ているにも関わらず、しょっちゅう「ぱっぱー、だっちしてぇー」とおねだりされます。寝苦しいだろうにと思いながらも、両腕で抱え込み、ぐり君の足を太ももで挟み込み、籠の鳥状態で寝ています。
今まで、「とーたん」「ぱっぱ」「ぐり君」の並びで寝ていましたが、最近は、「とーたん」「ぐり君」「ぱっぱ」の並びです。
昨夜は旦那さんの帰りが遅く、2人で先に就寝したので、旦那さんが布団に潜り込んできたときに気付けるようにと、私が真ん中に寝てぐり君を右側に寝かせようとしたら…「ぱっぱ、こっち」と、お布団をぽすぽす叩いて、寝る場所(とーたんから一番遠い右側)を指定されました。
最近は寝る場所が(並び順)が変わったなぁと思っていたけれど、これ、ぐり君が意図的に変えていたのね!
単に、寝る前にうまく寝付けずぱっぱの上をゴロンゴロンしているうちに、たまたま左側に来ているのだと思っていたよ。
一昨日の夜は寝かしつけをしてそのまま寝落ちしてしまった私。
深夜に目が醒め「あ、歯磨きしてない」と、起き出してリビングのソファーに座ってぼんやり歯を磨いていると…「ぱっぱぁー」の小さなつぶやき声。
やばい、起きた!と、焦って、歯ブラシを咥えたままぐり君の元に。
横に座って、背中ポンポンしてあげてると、すすり泣きが落ち着き、ウトウトしはじめたので、間に合った…とほっとしていると、急にぐり君が私を見上げ、むくりと起き上がりました。
掛け布団が背中にかかったまま、子ども特有のペッタリした座り方。
眠くて仕方ないというように、ちょっとしかめっ面の顔。
その状態で、自分の前の布団をぽすぽすと叩き、「ぱっぱ、ここ、どーじょ」。
あぁ…!!! 悶絶…!!!!!
私が起き上て座って、ぐり君をトントンしていたのがいやだったのね。
一緒に寝てほしかったのね…!!!
歯ブラシ咥えたまま、すぐさまぐり君の隣で横になりましたよ!
すかさずぐり君も横になり、ぎゅーっと抱きついてきました。
…しばらくして、口の中が歯磨き粉でいっぱいになり、もごもごしながらぐり君に「歯磨きしてくるから、ちょと待っていてね。一人で寝ていてね」と了解を取り、洗面所に行きましたが。
時系列もぐちゃぐちゃで取り留めもない記事になりました。
一昨日、昨日の、ぐり君の萌記録でした。