片隅でひっそりと

~共働き家庭の 仕事・家事・育児~

朝、保育園への送りを旦那さんに任せてみた

木曜日の夕方に「明日中にお願いします」と急な仕事の依頼。

あぁ…来月でいいのだろうと思って油断していた…。もっと早く言って…。

しかも、明日は13時から外で打ち合わせ。前後1時間の移動とお昼時間を考えたら、帰社は16時頃になり、帰社後には作業ができない。

最近、早くて10時、遅くて10時半の出社になってしまっているので、午前中は1時間半〜2時間しかデスクワークができない。

やばい。詰んでる。

すぐに旦那さんに連絡。

金曜の夕方は旦那さんはお稽古に行きたいだろうから、朝の保育園への送りを任せ早朝にまとまった時間を作ることにしました。


今まで、朝の支度から保育園への送りまでを旦那さん1人に任せたことはありません。

旦那さんが休みの日でも、ぐり君の支度は主に私がやり、3人で一緒に家を出て、保育園前で2人と別れるのがせいぜい。

朝、私が先に家を出るなんてことは生まれてから一度もなかったので、ぐり君が泣かないか、心配…。



金曜の朝。

旦那さんの「今日は早く行くんでしょ。起きて」の声で、はっ!と起床。5時45分。

急いで支度をしている間、ぐり君の横に寝たままの旦那さんが、保育園の連絡帳に何を書けばいいのかと聞いてきます。ウニャウニャ寝ぼけ声で、何言ってるかわからん!

っていうか、ぐり君が起きちゃうよ!

6時。時計を見ながら5分後には出ようと考えながら、ストッキングを履こうとしたとたん…。


寝室から「ふぇ…、うわーん!」の声。

「ま、ま〜!」の泣き声。

「ぐり君、今、ぱっぱじなく、ママっていったよね?」と、泣いてるぐり君に話しかける旦那さん。

さっと布団に横になり、わんわんと泣くぐり君の体を撫でながら「どうしたの、ぱっぱはここにいるよ」と声かけをすると、途端に泣き止み「ぱっ、ぱ〜〜♡」と、可愛甘え声。

変わり身の早さに、ちょっと笑いました。


起きて活動しはじめたぐり君の「もーもー」の要求に応えながら、いつ出ようかと考えていると…あれ?

なんか、ぐり君からウキウキした雰囲気が伝わってくる…?

あ!!!


「ぐり君、今日、ぱっぱととーたんは会社、ぐり君は保育園だよ」と伝えたとたん、「うわーーん!」。

あぁ…やっぱり…平日は起きるともう旦那さんは出社した後なので、とーたんがいる日はお休みの日だとぐり君は認識している。

しゃがみ込んで両肩を持ち、目を見ながら「今日1日頑張れば、明日はお休みだよ」と語りかけてもダメ。

抱きしめても暴れて膝の上に乗り上げ、体をそらして抵抗。


ちょっと、一旦落ち着かせよう。


「ぐり君、パンツ変えようか」と抱き抱えてキッチンからリビングに移動。

しゃがみ込んでぐり君の顔を見ながら、「あのね、今日ぱっぱは早く会社に行かないといけないの。だからぐり君は、とーたんと保育園にいってくれる? そのかわり、お迎えはぱっぱが行くから」と再度話をすると、泣き止み「うん」の返事。


おお!?

通じた!


その後、連絡帳を書き(旦那さんに指示するのが面倒すぎた)、ぐり君が朝食を取り始めるのを見届けて、予定より20分遅く6時25分に家を出ました。


家を出る際にまた泣かれるかなーと危惧したのですが、「行ってきます。バイバイ」と手を振ると、にこっとしながらバイバイを返してくれたので、後ろ髪を引かれることなく出社しました。



無事に仕事を終えることができ、旦那さんの帰宅後に「あの後、泣かなかった?」と聞くと「ちょっとだけ。でも、いい子だったよ」と。

しかし、

「ご飯は食べなかった。食べたのはバナナとヨーグルト」

「歯磨きはしなかった」

との報告が。


今回の件で、ぐり君の成長を感じた一方で、旦那さんはまだまだ成長が必要だと痛感しました。