片隅でひっそりと

~共働き家庭の 仕事・家事・育児~

目を離した1秒で、子どもが階段を転がり落ちる

保育園に行くために、いつものように家を出ました。

今日は月曜なので、着替えの洋服や補充の紙おむつ以外に、シーツや肌がけ用のバスタオルもあり、大荷物。

玄関のドアを開け、ぐり君・私の順で外に出て、扉を閉めます。

片手に通勤用鞄と保育園鞄を持ち、鍵を取り出したところで、ぐり君をちらり。

もうすでに、ぐり君はマンションの階段を1段降りており、「えへー」という感じの笑顔を向けてきました。

「ダメ! 一人で降りたら危ないよ。お母さんと一緒にだよ」というと、「わかった」という感じで階段を昇ったので、ヨシと思い、玄関に向き直って鍵をかけ…振り返ると…!!! もうすでにぐり君が転げ落ちていくところでした!!!

 

ごろんごろんごろん!

 

擬音としては「ごろんごろんごろん」 ですが、実際には、声を上げることもなく、物音もせず、無音で転がり落ちていく子ども…。

 

 

わーー!と思い、慌てて駆け寄るも、間に合わない。

スパイ映画か何かですか?というぐらい、見事な回転をしながら落ちていきます。

両手を挙げ、まさに「いーもーむーしぃーごーろ、ごろ」のスタイルで階段を1段1段転げ落ちて行きます。

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ぐり君は8段ほどの階段を転がり落ち、踊場でようやくストップ。

仰向けで静止したぐり君を抱き上げると、とたんに「ぎゃーーーー!」と泣きました。

抱え込むように抱きしめて「どこがいたいの?」ときくと、泣きながらおでこに手をあてるぐり君。

おでこをみると、うっすらピンクに。

「ここ、いたいたいなの。よしよし。他にいたいところはない?」と聞くと、「ん」と返事。

しばらく号泣したあと、落ち着いた所でまた一人で階段を下りようとするので、「手を繋いでね」と手をつなぐと、先ほどのことを思い出したのか、抱っこを要求されました。

 

保育園に行く道すがら、少し歩かせて、ちゃんと歩けることを確認。

雨で道も濡れていたので、また転んだら大変と、今日はほぼ抱っこで登園しました。

抱っこしながらも「どこがいたい?」と聞くと、またおでこを押さえました。

 

保育園についてから、ズボンとおむつを脱がせ、シャツをまくってあざや擦り傷が出来ていないか確認。

幸い、傷もあざもなく、教室に入る前にもう一度「どこがいたい?」と聞くと、リアクションは無し。

大丈夫そうだったので、先生に階段から転げ落ちたことを伝えて、預けました。

 

見事な転がりっぷりでした。「いもむしゴロゴロ状態」を思い出すとちょっと笑えてしまうのですが、それは大きな怪我をしなかったからこそ。

「危険だな」と認識している場所では、1秒でも目を離してはダメですね。

自分の油断で、子どもに痛い思いをさせてしまいました。

 

旦那さんよりは危機意識が高いと思っていたんだけどなぁー。ダメだなー。反省。