片隅でひっそりと

~共働き家庭の 仕事・家事・育児~

「お母さんのご飯は食べるのに、お父さんのご飯は食べてくれない」と落ち込む男性へのアドバイス

タイトルは、まさにうちの旦那さん。

昨日も、先週も、先々週も、旦那さんが夕食を作った日はいつもに増して子どもの食べが悪く、食事後に軽く落ち込んでいました。

 

その都度、アドバイスはしているのですが…なかなか活かされず。

そこで、ダメな点をまとめてみました。

 

ダメな点その①:味が濃すぎる

とくに、汁物! 味噌汁もスープも、塩味が強すぎる。

結婚当初から旦那さんの味覚の矯正を試み、今では薄味も「薄いけど美味しい」といってくれるようになりましたが、やはり旦那さんが作るときは、旦那さん好みの味で作ってしまうため、私が飲んでも「ちょっと、しょっぱい」と思うほど。そんなときは、子どもは椀の中に手を突っ込んで具だけを食べ、汁は飲み干しません。(薄味の味噌汁のときは、先に具を手づかみで食べはするけど、最後には汁も飲み干している)

 

ダメな点その②:加工度が高すぎる

加工度が高いというのは、凝った料理という訳ではなく。ピザとかパスタとかハンバーグとかチャーハンとか…素材からの加工度が高い・カロリーも高い料理のことです。うちの旦那さんは大好きですが、子どもには不人気。

離乳食から幼児食になったばかりの子どもには、それぞれの素材の味がわかるような、シンプルなものが好まれます。まだ、味覚は発達途上・食べたことのない食材は「食べても大丈夫か?美味しいのか?」と、1つずつ確認しながら覚えていっている状態です。なので、具材がわかりにくい加工度が高い料理は、不信感からか食べが悪いです。

 

ダメな点その③:1品料理しかない(小皿料理がない)

たとえば、旦那さんが夕食を作ってくてた昨日は「オムライスと、ソーセージ・玉ねぎのコンソメスープ」。先週は「カレー」のみ。先々週は「麻婆豆腐と、中華風かき玉スープ」。

…ご飯とおかずではなく、丼もの系といえばいいのか…主菜=主食の状態。で、さらに、副菜はなし。

これはリスキーです。渾身の主菜が子どもの好みでなかったら、もうそれでアウト!

「ないない!」とお皿を手で押しやられ「でも、食べないとおなか空いちゃうよ」と説得し、なんとか口に入れさせようとして、大人も子どもも疲労困憊に…。

凝ったものでなくていいから、「トマトを切っただけのもの」「塩で揉んだきゅうり」「かぼちゃのバター焼き」など、他のものも用意しておくと「トマトはお代わりして丸まる1個も食べたから、ご飯は残しても仕方ないか」と気持ちに余裕が生まれます。

 

ダメな点その④:「ご飯の量を計らずに盛り付ける」

うちは、何度も何度も口を酸っぱくしていっているのに、いまだにダメ!

ご飯を適当に目分量で盛るんです。しかも、大人の感覚で「ちょっと少なく」で!

「主食のお米は50gじゃ少ない。でも100は食べない。70g~80gぐらいを目指したいけど、最初から80gを盛ると食べきれないので、60gか70gを茶碗に盛り、目標はお代わりをさせること」というのを、何度も何度も共有しているのですが…昨日もオムライスの量は適当に盛りました。残ったご飯の量から推測するに、たぶん最初によそった量は150gほど…。

子どもが食べきれる量を考えずに多く盛りすぎると、当然多く残ります。そして最初の量がわからないがために、どれぐらい食べてくれたかの把握ができず、お皿に残った大量のご飯を見て「こんなに残して、ほとんど食べていないんじゃない!?」と心配になるのです。

これが最初に70gをよそい4口ほど残っていたら、「50gは食べてくれたから、まあいいか」と、食べた量を把握した上で、遊び始めてしまった子どもの食事を終了するのか、もう少し粘って食べさせるかの判断ができるのに。

ご飯はきちんと計って、その子にあわせた適量を出すこと。これが重要。

 

ダメな点その⑤:「食前の間食が多すぎる」

これは私も反省なのですが…。自分が料理をしているときには、おなかが空いて待てない子どもには、「作りながら出す」方式か、もしくは「作り途中のものを味見させる」方式にしています。

「作りながら出す」の時は、きゅうり、トマト、高野豆腐など、副菜に出す予定だった小皿から先に提供して食べ始めてもらいます。

しかし、旦那さんがキッチンに立つ際は、私が横でガタガタやると旦那さんの邪魔になるし、なによりダメな点その③で書いたように、副菜が用意されていない!

なので、子どもにはパンやバナナなどを与えることに…。

その結果、ご飯前に空腹がある程度満たされてしまい、食事がすすまなくなってしまいます。

 

以上です。

 

あとは「食事中はテレビを消す」も大事。

2歳に満たないうちから、テレビに気をとられて食事が上の空になっている姿を見て、食事中のテレビは食が進まない最大の要因だと実感しています。