夏に、同僚が数名退職します。
はぁ~…ため息しか出ない…。
心が揺れるけど、自分自身は辞めたい程に今の仕事や会社が嫌なわけじゃない。ただ、馴染んだ仲間たちが去ってしまうことに動揺しているだけ。
自分はストレス耐性は低いと思っていたけれど、これだけ同僚が辞めていく中でも「自分はそこまでじゃない」と思っているということは、実はストレス体制が高いのかなぁ??
まあ、数年前に退職しそこなって、その際に「自分の力が及ばない範囲のことは目を瞑る」「嫌なことはきちんと拒絶する」ということを学習できたからかもしれません。
毎度のことながら、自分が入社する前からいた社員がいなくなるのは寂しい…。
10年ほど前に「会社の雰囲気がいい」というのが一番気に入って転職したので、その「いい雰囲気」を構成していたメンバーたちが抜け落ちていくのは辛い…。
中小企業の会社の雰囲気は、そこに所属する「人」が作り出し、もしくは醸し出すものなので、メンバーチェンジを繰り返していくと、そこにはもはや転職した際に「いいな」と思っていた会社ではなくなってしまっているという…。
入社当時は不夜城で土日出勤もしていて、超ブラックだったのに。
今はホワイト(ややグレー?)に変化していて。
会社の仕事内容にも待遇にも不満はなく。
子育てしながら働きやすい会社で、配慮をしてもらっていて。
…でも、長年苦楽を共にしてきたメンバーが抜けるのは、現状に不満がない自分ですら気持ちが揺らぐ程に動揺してしまう。
辞めていく人たちには、それぞれの理由があって。
残る私には、やめたい理由はない。ただそれだけ。
「ただそれだけ」なんだけど、そうやって割り切れないんだよねぇ…。