昨日家に帰ると、ルンバさんがステーションに戻れず力尽きていました。
手でステーションに戻したのですが…ちゃんと充電できていなかった模様。
朝、出かける直前にスイッチを入れると、エラー音と共に止まってしまいました。
「るんばさん、ちょっと、ちょうしがわるいみたいね」と、ぐり君。
「そうだね」と受け答えつつ、その台詞の内容・言い回しに感慨深かったです。
今朝は、6時20分に起床。
その際にぐり君もうっすら起きてしまったので
「りーちゃん、お母さんキッチンでご飯の用意してくるから、もう少し寝ていて。おうちの中にいるからね。傍にいるから淋しくないからね。淋しくなったら起きておいで」と声掛けし、
「ん…」
と、ぐり君が再び顔をうずめて目をつむるのを見届けてから布団を抜け出しました。
6時50分ごろから「りーちゃん、もう朝だよ。起きて」と時々声をかけたものの全然起きなくて。
7時半に強制的に掛け布団を剥いで片付け、抱っこして起こしました。
ソファーに座らせると、ゴロンと寝転がり、うつぶせで芋虫のように丸まるぐり君。
ぐり君を抱っこして膝の上にのせ、バタートーストを口に運んであげ…食事の世話をし、なんとか巻き返してオンタイムにしようとあがく母の気など知らず、のんきなぐり君。
「きょうはさむい?」
「今日は、いい天気だよ」
「さむくない?」
「天気はいいけれど、寒いよ」
「きょうは、しょべるかーの、きていく」(※昨日、出がけに気が変わって着なかったTシャツ)
7時55分に、なんとか「あとは歯磨き(私とぐり君)と、着替え(ぐり君)だけ」というところまで持ち込みました。
最悪8時5分に家を出れば、ぐり君を抱っこして保育園まで頑張れば、目標の電車に間に合います。
歯磨きで5分、着替えで5分! 間に合うかも…! と、思ったのですが。
歯磨きをしようと誘い、洗面所に行くと、「おしっこでた」とオムツを脱ぐぐり君。
「でちゃったのー? 出る前にお母さんに教えて欲しかった~」と残念顔をつくっているけれど、いつもの私の三文芝居。このやり取りが積み重なり、事前に教えてくれることが増えるといいな、と思っています。
本日も、真っ裸で歯磨きタイム。
歯磨きの際に、「きょうはあったかいから、しょべるかーだけがいい」と言い始めました。
「天気はいいけれど、外は寒いよ。半袖じゃだめだよ」といっても、聞き入れず。
ぐずり始めてしまい、今日もぐり君の歯磨きはグダグダ。
膝上に寝かせて仕上げ磨き。
寝ながら地団駄を踏み、私の脚を蹴るので、「痛い。お母さんは悲しい」の芝居を再び。
本日も着替えは玄関先にスタンバイしていましたが、「しょべるかーだけがいいの!」と、ぐり君のぐずりがひどく…。
あ、携帯鞄に入れ忘れた!と気づき、寝室に取りに戻りながら「この洋服じゃないと嫌だなんて我儘いうのは、自分でちゃんと着られるようになってからだよ。着せてもらうのに我儘は言わないの!」と話しかけながら移動し、玄関に戻ると…。
ショベルカーの絵がついたTシャツ、ちゃんと一人で着ていました。
前後ろも間違うことなく、ちゃんと!
…毎日、毎日、自分じゃ着られないといって、着せてもらっていたのはどこの誰でしょう?
靴も、先日買ったばかりの「E6系こまち」デザインの靴で行くと聞かず…まだ大きいから、もう少し今の靴を履いて欲しかったのに…。
いつもなら「できないー! しだってぇー!」と、泣きながら手伝いを要求するのに…お母さんに履かせてもらったら、いつもの靴になってしまうと思ったのか。
お気に入りの新しい靴を目の前に並べました。「あ、りーちゃん、左右反対だよ」の指示もきちんと理解し、「こうやってぇー、びりっとしてー、いれてー」と、いつも履かせながら私が口頭で教えている通りに言葉も口ずさみ、ポイントを押さえて上手に一人で履きました。
今朝は、8時10分に家を出発。
アウト~!!
あと12分で「保育園→駅」までたどり着くのは無理。
手をつなぎながら、ご機嫌なぐり君と歩いていたのですが…。
保育園までの道を1/3ほど行ったところで、突然「ばすじゃないのがよかったのー」とぐずり始めました。
靴下も、バスの柄ではなくショベルカーの柄にしたかった、と。
「ショベルカーの靴下は持ってないよ」
「りーちゃん、幼稚園バス(靴下のワンポイントの刺繍が黄色いバス)好きでしょう?」
「ショベルカーが、よかったのー!」
「持っているのは、トラックと、消防車と、パトカーの靴下だよ」
「ぱとかーがよかった~」
残りの道中、ずーーーっと言い続けていました。
保育園の前まで来た際に「保育園には、しましまの靴下(無印良品のシンプルなものでクルマ要素ナシ)があるよ。保育園で履き替えたら?」といったところ、
「いま、かえるの」と、靴を脱ごうとしたので
「今は持ってないよ。保育園にあるよ」と教えました。
保育園の準備室に入ると、ぐり君は洋服籠の中にあったしましまの靴下を手に取り、私の顔を見上げてにんまり。
先生に手にした靴下を見せに行く後ろ姿を見送りました。
…てっきり、履かせてくれと言われるのかと思ったのですが…。
遠くから「履き替えるの? いいよ」の先生の声。
先生から離れ、靴下を履き替えようとするぐり君。
ここで、私は保育園の準備室を後にしました。
…毎日保育園から帰る際に、玄関で靴下を手に「できない~。しだって~」といってるけれど、靴下も、もう自分で履けるんじゃないの!と、心で突っ込みを入れながら。
起きてから保育園に送り届けるまでは戦場ですが、本日も我が家は平和です。