片隅でひっそりと

~共働き家庭の 仕事・家事・育児~

義実家への年末の帰省、その後

12月初旬に義父からかかってきた

「年末は早く帰ってきて、掃除を手伝えや」という要請の電話に対し、

いかないよ。こっちだって、年末は仕事も忙しいんだ」と返してくれた旦那さん。

今年もこの時期がやってきた。年末の帰省問題。 - 片隅でひっそりと

続きです。

 

 

よくいってくれた!と、私は内心で拍手喝采

 

でも電話を切った後に、旦那さんが私に

「予定を前倒しして、2日泊まった方がいいのかな~…?」というので、

「いかないよ。おかあさん(義母)がいない義実家には1日しか泊まらない。前に2人でそう決めたじゃない」と、即拒否。

 

年末は28日(木)まで仕事だったので、29日は大掃除をほんの少しだけして、30日の朝に出発して義実家に帰省しました。

 

義実家に行ってみると、恐れていた状態ではなく、それなり片付き、掃除がされていました。

が、インコが室内で放し飼いになっているので…汚れはまあそれなりに…。

旦那さんが義実家に着いてすぐにリビングの床を水拭きし始めたので、旦那さんのお手伝いでワックスがけをしました。

 

ピカピカになった床を見て、「ワックスがけすると違うね」と2人で達成感に浸っていた際に、ふと自分の家の不満足な大掃除の状況を思い出しました。

「そういえば、今年、うちのリビングの床は拭き掃除していないね。帰ったら、うちも床拭いてワックスがけしたいね。よろしくね?」というと

「え~。いいよ。うちはキレイだから」といって逃げる旦那さん。

 

その後も、2人で庭の柚子を残らず収穫したり、枝の剪定をしたりしました。

 

お茶休憩をしたのちに旦那さんが葡萄棚の修理をしていた間、私はキッチンで洗い物をしていました。

すると義父が来て、「そのスポンジ、かわいいでしょう。しいのきさんが来るから、買っておいたんだ」と。

「可愛いな、と思っていました~」と愛想よく返しましたが、なんかモヤモヤ。

滞在中は台所仕事は全部私の担当、といわれたように感じてしまって、素直に好意を受け取れませんでした。

 

 

5月の帰省時、義実家滞在中の食事の用意に関して、モヤモヤした話を書きました。

義実家で、あるじ(義母)不在のキッチンで料理を作るはめに - 片隅でひっそりと

 

夏の帰省が近づいてきた際に義父に言われたことを思い出し、「義実家に行くのが憂鬱…」と、会社の同僚に愚痴りました。

同僚と話をしながら「あ、これは同僚に愚痴ってないで、旦那さんにきちんと伝えるべきだ」と思い、その日のうちに旦那さんに「おかさん(義母)がいない義実家で、食事の用意はしたくない。」とはっきりと告げました。

「なぜ私が義実家の主婦の役目をやらなければいかないのか。食事の用意は旦那さんがしてほしい。そのお手伝いなら私もやる」と。

旦那さんは「ん~でもさ…お父さんに、しいのきさんは家に遊びに来ても何もやらないと思われてしまうんじゃない?」など、ごにょごにょと色々言って抵抗してましたが

「そう思われても私は全然構わない。何の不都合もない」とキッパリ返答。

その直後の夏の帰省時の夕食は、なんとな~く旦那さんが主体となり2人で作りました。

 

今回は1泊といっても、義父からの文句を減らすために、30日の昼前に着き、31日の夕食後に私実家に移動するスケジュール。

1日目の昼は外食になるけれど、1日目夕食、2日目の朝食・昼食・夕食と、4食は義実家で料理することになります。

嫌だな~という気持ちでいた中での、私のために台所スポンジを新調した、という義父の発言。

愛想笑いしかできませんでした。

 

しかし、私の心配を他所に、旦那さんが頑張りました。

1日目夕食:すき焼き

旦那さんがすべて具材をカットして用意してくれました。

鍋奉行は私。

 

2日目朝食:パン・お餅

それぞれが好きなものをトースターで焼くだけ。

旦那さんは、旦那さんと義父の分としてパンを焼き、私は自分の分とぐり君の分のお餅を焼きました。

 

2日目昼食:お汁粉

義父のリクエストでお汁粉に。

買ってきたレトルトの小豆を使って旦那さんが作り、私は持参していたおかずをちょこちょこ皿に盛っただけで、簡単に終了。

 

3日目夕食:鍋

この日も、旦那さんがすべて具材をカットして用意してくれました。

旦那さんが触れないなめこ(旦那さんはキノコ全般ダメ)を義父が出してきたので、それはさすがに可哀そうになり、なめこの味噌汁は私が作りました。

鍋奉行は私。

 

ちなみに、ほぼすべて、食後の食器洗いは旦那さん。

(私は右手が酷い主婦湿疹で、水仕事や土いじりをすると一発であかぎれが悪化して皮膚が裂けてしまうため、洗い物は普段から旦那さんがしてくれています)

 

義実家を辞した後、車の中で「お疲れさま。食事の準備など全部やってくれて、ありがとう。」と旦那さんに告げると、「だって、前に、”私は絶対にやらない”っていってたから」と。

 

ちゃんと覚えていてくれたんだなぁ。

 

私実家に着いた31日の夜。

荷物の整理を終えて居間に座るなり、「やっと休める~。これからが本当の冬休み!」と、はしゃいでいた旦那さん。

しかし、遊んでほしくて待ち構えていた姪っ子につかまり、カードゲームに付き合わされていました。

お疲れさま。