片隅でひっそりと

~共働き家庭の 仕事・家事・育児~

1年ぶりに高尾山に登る そして重大なミスをする

前回の記事を探したら、昨年の5月でした。

え、あれから1年経っていたの!?とビックリ。

時が経つのは早い~。

 

 

5月末の休日。

昨年は薬王院まででしたが、今年は頂上を目指そう!と、意気込んで高尾山に向かいました。

 

今回はお弁当は用意せずに、途中で旦那さんと私の大好きなお店に立ち寄って、太巻きと柏餅を買いました。

人気のお店で午後早々に売り切って店じまいしてしまうこともあるほど。

早朝だと、こんなにたくさん種類があるんだ~!!と、旦那さんと私のテンションは爆上がり。

これからは、高尾山に行くときは必ずこのお店に寄ろうと心に決めました。

 

 

今年も1号路を登りました。

5月末の山は暑くもなく爽やか。

この時期の登山は気持ちいい。

 

展望台まで1時間で登り、そこでお昼休憩…と思っていたら、かすみ台園地が、パネルで覆われている!

周辺工事のため資材置き場として使われているとのことでした。

 

道沿いに設置されていたベンチでお昼を食べたあと、出発。

ここから薬王院までの道のりが一番きつかった!!

去年はほんの入り口で引き返したので、こんなに階段があるなんて!とビックリ。

ぐり君が生まれる前に、旦那さんと2人で山頂まで登ったことあるのに…こんな道程だったっけ?と、すっかり忘れていました。

 

展望台から山頂までもちょうど1時間で登り切りました。

今回は時間の都合でビジターセンターには寄らずにすぐに下山。

 

その際、旦那さんが「帰りは別の道で行きたい」と言い出しました。

これは、いつものことなのです…。旦那さんは、行きと帰りと同じ道を通りたがらない。

昔二人で登った際は、帰りはつり橋のある4号路を選びました。楽しかったけれど、道幅が狭く、地面が湿って滑りやすくなっているところもあり、大人でも怖かったです。

その記憶があったので、「ぐり君がいるのだから、安全な1号路で帰ろうよ」と抵抗したのですが、なかなか聞き入れてもらえず。

 

マップを見ると、1号路と3号路は「健脚度」が★2つで同じ。

1号路は「上り100分 下り80分」

3号路は「上り60分 下り50分」

と書かれています。

3号路のほうが早く下山できるのか~くねくねしてないからかな?その分勾配が心配だけど、でも同じ★2つだし。

★3つの6号路や、★4つの稲荷山コースじゃないし、3号路ならいいか、と旦那さんの要望を受け入れてしまいました。

 

この時、旦那さんも私もマップをきちんと見ていなかったのです…。

ぐり君を連れて歩くのは怖いと思ったつり橋のある4号路も★2だということを見落としていました。

それ以上に、さらに重大な勘違いが後ほど発覚します。

 

 

下山し始めて、途中までは幅も広く舗装された道でしたが、途中から山道となりました。

左手側はすぐに山肌、右手側は崖。道は木の根が飛び出ていて、足を引っかけて転びそうで怖い。

ぐり君に「お父さんとちゃんと手をつないで。足元をよく見て!転ばないようにね」と途中何度も注意して…自分が木の根に引っかかって転びそうになりました…。

道幅が狭いので、登ってくる人や、後ろから来た人に道を譲りながら進みました。

 

鶯の聲に癒されながら歩き続け、木の橋を5つぐらい渡りました。

下山し始めてから1時間ぐらいたっており、最初は元気におしゃべりしていたぐり君の口数も少なくなってきた頃。

「もうすぐ着くんじゃない? 頑張ろう~」と言っていた矢先に、ほぼ下りだった道が、また登りに転じて、あれ?おかしいな?と思っていたら…。

開けた場所に出てみたら、ちょうどタコ杉(中腹)のあたりの1号路!!!

 

旦那さんも私も、完全に勘違いしていたのです…。

6号路や稲荷山コースのように、3号路で麓まで下りられるのだと…。

改めて地図を見て愕然!

ちゃんと地図には道が判別できるように色で塗分けられており、ピンクの道(3号路)は、赤の道(1号路)に合流しているのに。なぜ麓まで下りれれると思い違いをしたのか。

1号路は「上り100分 下り80分」

3号路は「上り60分 下り50分」

と書かれていたのを、私たちは3号路の方が30分早く下山できるんだと思ったのだけど、これは1号路との合流地点までの時間だったのです。

 

 

ぐり君も呆然。

そろそろ山下りも終わりだと思っていたぐり君は当然ぐずりはじめ、抱っこする羽目に。

これは仕方ないな~と抱っこしようとしたら、別ルートで帰ることをごり押しした自覚のある旦那さんが引き受けてくれました。

(でも、すぐに下りて自分の足で元気に歩き出した)

 

途中でハプニングはありましたが、麓まで予定事項に到着しました。

 

もっとぐり君が大きくなるまでは、行きも帰りも1号路だけにしようと思います。