片隅でひっそりと

~共働き家庭の 仕事・家事・育児~

プレイパークで、大人二人はベーゴマに夢中になる

以前、しながわ水族館に遊びに行った際に、公園の奥にプレイパークがあることを知りました。

その時は着替えなどの準備がなかったため、「好きに遊んでいいよ」とは言えず、服を汚さない程度にほんのちょっとだけ遊んで帰りました。

旦那さんは、好きに遊ばせてあげたかったという気持ちがあり、近所にプレイパークがないか探してくれました。

 

今回は下見のつもりで、私のお稽古が終わる時間に車で迎えに来てくれ、途中でお昼を食べ、午後からプレイパークに向かいました。

曇天でしたが、かえって日焼けしなくていいね~といいながら、公園に。

 

最初は、私たち大人もその場のルールや流儀がわからず戸惑い、恐る恐る…という感じでふらふら歩きまわって手作りブランコなどで遊ぶ程度でしたが、旦那さんと二人で「貸しベーゴマ」を眺めているとプレイリーダーさんが声をかけてくれ、ベーゴマの紐の巻き方と投げ方(巻く方向により投げ方も変わる)を教えてくれました。

紐を巻くのは思ったより難しい…。「明日、左手が筋肉痛になってそう~」と旦那さんに同意しながら、二人でなんども失敗しては巻きなおし…を繰り返していました。

すると、わらわらと集まってくる子どもたち。

小学生の男の子たちが、「まきかた、どうやってる?」といって、手元をのぞき込んで「あってる、あってる」と教えてくれます。

「時計回りに巻いたから、こう投げるんだよね!?」

「そうそう」

「あぁ! 台(床)から出ちゃうよ! どこ狙って投げてるの?」

「このへん。ここにおとせば、こうやってまんなかにおりてくる」

 

子どもたちにアドバイスをもらいながら、旦那さんと二人でベーゴマ遊び。

ぐり君も誘いましたが、難しいと感じたのか早々に他に遊びにいってしまいました。

ベーゴマの紐を巻きながら、時々ちらっとぐり君の所在を確認。

ぐり君は、まだ場慣れしていない&顔見知り同士のお兄ちゃんたちの中に入れないで、様子見しながら遊んでいる感じ。遊び場に用意されているストライカーで走り回ったり、手作りのブランコや滑り台で遊んだり、のこぎりとトンカチを使ってみたりと、ちょこちょこ色々なことをしていました。

 

大人二人はベーゴマに夢中。

旦那さんは、床から落ちて地面で回ってしまうこと数回。

めげずにチャレンジし続けていると

「あ! 入った!」

ちゃんと床の上で回転してる!

が、ベーゴマは喧嘩ゴマ!相手がいないと成り立たない!!

奇跡は起こるか!?と思いながら、私も狙って投げ入れると…あ!入った!回ってる!!!

ちゃんと、旦那さんのコマとぶつかり合いをしている!

 

「ふーっ」と、二人とも満足!!

 

その後は、靴をぬいで泥水に入って遊ぶぐり君と、泥水の中で宝(園内に落ちていた青梅)探しをして遊びました。

最初は恐る恐る裸足で遊び始めたぐり君でしたが、水遊び後も「裸足のまま遊んでいいよ」というと、山城のような巨大な滑り台を駆け上ったりして楽しそうに遊んでいました。

普段、滑り台は「滑り降りるほうから駆け上ったらダメ!!!」と怒っているのですが、ここの滑り台は横幅も広く、何でもあり。子どもたちもプレイリーダーさんも、みんなで斜面を駆け上って楽しそうに遊んでいました。

 

「帰るよ~」と声掛けしても、「もうちょっと」となかなか帰ろうとしないぐり君。

「滑り台、あと1回だけね」というと、滑り台を滑り降り、地面に着地せずにまた斜面を駆け上って…と繰り返していました。地面に着地しなければ1回にならない、と思ったんだろうなぁ。

 

その間、旦那さんと私は、不思議な虫を見つけて観察。

小さなつるんとした緑の体と、細い足。そうして、背中に白い小花を背負ったようないでたちの虫。

レース編みした小花のようなふわふわしたものを背中にしょっている姿は、サンバの衣装のよう。

写真を撮ろうとしたら、ふっと急にいなくなってしまいました。

帰って検索したところ、たぶん、ハゴロモ科に属する虫の幼虫。

でも、ネットに出てくる写真よりも、白いふわふわ部分が繊細な形状で美しかった。

写真に撮れなかったのが残念…。

 

家に帰った後、「またいこいうね」とぐり君。

大人二人はベーゴマに夢中になり楽しかったけど、ぐり君はどうだったかな~?と思っていたので、そのセリフを聞けて良かった!

 

そして、私はマイベーゴマが欲しくなりました…。

ベーゴマの柄を選びたいから、ネットではなく店舗で買いたい!!

どこに行けば売っているかなぁ…。