片隅でひっそりと

~共働き家庭の 仕事・家事・育児~

「チャイルドシート着用」は、頑として譲らなかった

以前にも同じテーマで書きましたが、少し視点を変えて再度。

「シートベルト」教育 - 片隅でひっそりと

 

 

ぐり君がまだ乳児の頃は、車で出かける度に泣き叫ばれました。

寝てくれればいいのですが、乳児の頃は細切れ睡眠なので、静かな時間はそう長くは続かず…。

でも、0歳の頃は、まだ哺乳瓶でミルクを上げさえすれば落ち着いて静かになったので、まだ対処法がありました。

旦那さんは「可哀そうだから抱っこしてあげたら? 抱っこ紐で抱っこすれば大丈夫だよ」と言っていましたが、交通ルールを学んで免許を持っている人が何を言うか!!と思って、スルーしてました。

 

一番きつかったのは、片言で話せるようになった1歳ごろ。

「だっちぃ~!! だっちぃ~~! ぎゃ~~!」

横に座り、手を握ったり、頬に手を添えたり、チャイルドシートの上から覆いかぶさるようにして抱く真似をしてみたり、色々してもダメ。

幼い子どもの泣き声は、心えぐられます。

こちらも悲しくて仕方なくなりますが、ぐっとこらえました。

旦那さんは、相変わらず「抱っこしてあげたら?」と唆してくる…。

まるで、抱っこしない方が悪いかのよう…。

いや、そうじゃない。

いくら安全運転を心掛けたって、貰い事故などは避けようがないでしょ。

(そもそも、旦那さんの運転は私の父と比べると荒い!)

 

むかーしの、政府広報の卵シートベルトのCMを、旦那さんの記憶に刷り込まれるまでリピートで見せたい!!!!

 

「私たち夫婦2人はシートベルトしていて、一番大事な子どもがシートベルトしないで事故にあったら…ぐり君だけ死んでしまうじゃない。もしそんなことになったら、私は正気でいられない。その後も旦那さんと一緒にいられるとは思えない」

そう言ったら、ピタリと「抱っこしてあげたら」とは言わなくなりました。

 

 

 

4歳になったばかりの先日、旦那さんがぐり君をチャイルドシートに乗せ、私は助手席に座りました。

シートベルトをして「出発!」となったその時。

「りーたん、まだだよ!してないよ!!!!」

その声で振り返ると、ぐり君はチャイルドシートには乗っていましたが、シートベルトをしていませんでした。

旦那さんがうっかりミスで忘れていました…。

「忘れていてごめんね。教えてくれてありがとう!」と、急いでぐり君のシートベルトをしました。

ぐり君の成長に助けられました。

 

ぐり君もあと2年で、チャイルドシートを卒業してジュニアシートになりますが、その際も「シートベルトは必ず装着するもの」と、きちんと教えていきます。