片隅でひっそりと

~共働き家庭の 仕事・家事・育児~

「うずらの卵」遊び

もう陽が落ちるのも早くなり、18時のお迎えだと夕方と言うより夜のようです。

先日、保育園からの帰り道。

この日は旦那さんも一緒で、三人で帰りました。

甘えて、旦那さんに抱っこしてもらっていたぐり君。

ふと

「おとうしゃん、ここ、なんかある~」と、旦那さんの喉ぼとけをぐりぐりと押しました。

旦那さんが「痛いよ~」といっても、お構いなし。

「りーちゃん、お父さん痛いから、やめてあげて。そこは急所!」と旦那さんに加勢。

 

それでも、お母さんにも自分にもないこれは何かとしつこく訪ねてくるぐり君。

ふとそこで、少し前に見た妖怪ウォッチの話を思い出しました。

内容は、給食に出た八宝菜に入っていたウズラの卵を、口に中に隠して午後の授業まで大事にとっておく…というもの。

ぐり君に「それはウズラの卵だよ。妖怪ウォッチでウズラの卵を大事にとっていたでしょ? あれ。」

「おかーさんにはないよ」というので、

「お母さんは、喉にはない。でも、ここにウズラの卵がある」と、くるぶしを示しました。

「ほんとだぁー」と、ぐり君。

 

疑うことを知らない、4歳児。まぶしい!

 

「いい、見ていて、りーちゃん。これは、移動するんだよ!」と、いってくるぶしをポン!と叩き、その瞬間、舌先を頬の内側からぎゅっと押し付けました。

大きな飴玉を口に含んでいるかのように、右頬、左頬と移動させます。

ぐり君は

「すごぉーぃーーー!!! みせて! みせて!」とせがみますが、ごくっ!と飲むしぐさをしてから、口をあけて見せました。

「ごくんと飲んだら、またこっちに戻っちゃった」

「もういっかいやって!!」

 

口の中に指を突っ込もうとするぐり君を静止しながら、何度も「ウズラの卵」を行ったり来たりさせました。

 

 

あれから一週間…。

今朝も、移動するウズラの卵を見たいとせがまれました。

当分種明かしをする気はありません(笑)

 

日常の中の、ぐり君と私の些細な遊びです。