片隅でひっそりと

~共働き家庭の 仕事・家事・育児~

在宅勤務のメリット・デメリット

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もうひと月ほど前ですが、チームリーダーから

「繁忙期に子どもが熱を出したなどで出社ができない時を想定し、在宅勤務の予行練習をして欲しい」
といわれ、在宅勤務を1日だけしてみました。
 
しかし、その時は仕事が超凪の時で、「暇です〜。忙しい人、仕事回してください」と言っていた時期でした。
なので「今暇すぎるから、もう少し仕事がある時期の方が良いのでは?」と進言したのですが、「自宅回線が固定アドレスじゃないとVPN接続で社内ネットワークにアクセスできないので、まずはVPNの設定をして自宅から繋がるか試して欲しい」と言われました。
そうして、「これはほぼ休暇では?」と思うような在宅勤務にチャレンジしました。
メリットとデメリットをあげます。
 
メリット①  朝の時間にゆとりがある。
子どもを8時に保育園に連れて行き、仕事は9時始業だったので、朝ゆとりがある…というより、少し時間を持て余し、珍しく朝食を食べました。
 
メリット②  保育園からのお迎え要請が来てもすぐに行けるという安心感。
明け方に子どもが派手に吐き戻しをしていて、もしかして体調悪いのかなと心配していたので、体調悪化してもすぐに迎えにいき病院に連れて行けるという安心感がありました。
 
メリット③  休憩時間にちょこっと家事ができる。
子どもの吐き戻しで被害を受けた私の布団を明け方に洗って干していました。16時頃に雲行きが怪しくなり、布団を取り込んだ瞬間に夕立が…! 間一髪。
 
メリット④  お弁当を用意しなくて良い。
うちの旦那さんは社食があるので、お弁当は私の分だけ。お弁当を作らなかった場合、お昼代はお小遣いから出しているので、お弁当を作らなくても冷蔵庫の残り物でパパッとお昼にできるのは助かりました。
 
次にデメリットを。
 
デメリット❶  社内の様子がわからない
普段、何かお願いする際、ちらっと相手の席を見て、今忙しそうか様子を見ながらコミュニケーションを取っているので、その「ちらっ」と様子を把握ができないのがもどかしい。
 
デメリット❷  スタッフとのやり取りがチャットのみとなり、細かなニュアンスを伝えづらい。
普段もエビデンスを残すためにチャットで依頼しますが、その後に行なっている声かけをしてニュアンスを伝えたり、正しく内容が伝わっているかの確認をする工程が省かれてしまう。
電話をすればいいのかもしれないけど…、相手方の様子が見えないと、至急の依頼でもないのにわざわざ電話をするのが憚られる。
 
デメリット❸  電話は個人携帯を使用せざるを得ない。
クライアントに電話した際に相手が離席していた場合、折り返しの電話をお願いできない。
また、相談事などで長電話になった際、クライアントが気を使ってしまう。
あとは、個人携帯の請求額が上がってしまう…。
 
デメリット❹  家にプリンターがない(実際にはインクジェットのプリンターがあるけど、プリント速度や精度の点で難あり)
今回は発生しなかったけれど、テストアップされたページのCKはかならずプリントして行う(見落としのミスが格段に減る)ので、気軽にプリントできないのは不便。
 
…メリット・デメリットどちらの比重が高いかというと、デメリットの方が高かった。
ディレクターは社内外とのコミュニケーションが大事なので、緊急時なら致し方ないけど、いくら楽でも在宅勤務はは不便だなぁ、と感じました。