春先に、旦那さんが友人たちと泊まりがけでスキー旅行に行き、ぐり君と私の2人で留守番をした時がありました。
丸2日ワンオペだったので、ついつい自分が楽な方に流れてしまい2人でドラえもんの映画の過去作品をずーっと鑑賞していました。
それが仇となり、一時ぐり君のTV依存度があがってしまいました。
悪い習慣にはあっというまに染まってしまう。
良い環境も、悪い習慣も、親の心掛けで決まる、というのを再び実感。
以後、「TV視聴は、平日は1時間まで。休日は2時間まで」と決めました。
…が、なかなか守れません。
TV大好きな旦那さんがいるので…。
ぐり君が見たいアニメ(ダラダラ見ないよう録画したものを見せています)をなんとか1時間で切り上げたのに、私がお風呂からあがってみたら、先にあがったぐり君が旦那さんとTVを見ているとか。
旦那さん曰く「さっきまではぐり君が見たい番組を見ていたのだから、今度は自分が見たい番組を見る番」と。
そういうことじゃないんだよ〜。
1日あたりの総時間数を制御したいんだよ〜。
保育園から帰ったら、録画してあったアニメ見ながらお菓子を食べるのは、ぐり君の至福の時間。
私も夕食を作っていて相手をしてあげられないから、この時間の視聴は致し方なし。
食後、私が先にお風呂に入ってぐり君を呼ぶまでの10分ほどの間も、夕食前に見ていた続きを見るなら仕方ないと思える。
でも、TVタイムはここまでにし、お風呂上がりはキッズワークをしたり、工作したり、カードゲームをしたりと、知育時間にしたいのですが、これがなかなか…。
旦那さんとは以前に話し合って決めたことですが、旦那さんに固い気持ちがないため、楽な方・楽しい方に流れがち。
でも、「帰ったらすべてofの時間。TVをみてリラックスしつ過ごす時間」というのが習慣化してしまっては、絶対に小学校に入ってから後悔する。
宿題を見てあげられる時間は、この時間しかないのだから。
そこで、ぐり君の最近のお気に入り「スパイごっこ」を利用することにしました。
少し前に第一期が終わったアニメ「スパイファミリー」を家族で見ていました。
アニメの終了後も、オープニング主題歌「ミックスナッツ」を覚えようとしています。
最初はアニメのオープニングを見せていたのですが、今ではOfficial髭男dismのミュージックビデオの方がお気に入り。
「はこにとけいいれて、ひもをはさみできりたいの」と、ミュージックビデオのまねっこまでしています。
ぐり君に、「スパイは暗号文で情報をやり取りする」と教え、ひらがなを半分にした暗号文を渡しました。
「こうすると読めるようになるよ」と教えて。
でも、ぐり君はまだひらがなどころか算用数字も読めません。
「なんてかいてあるの?」
「え!? 暗号文、読めないの!? 大変だ! スパイになる前に、スパイ学校で勉強しないと!」
…ということで、スパイ学校を開校しました。
授業開始時間は、お風呂後の20時半頃。
ぐり君が大好きな「ミックスナッツ」のミュージックビデオを見て気分を盛り上げます。
それから、予鈴。
起立・礼。
スパイ学校のカリキュラムは、今のところ
・こくご
・さんすう
・たいいく
です。
1日1教科だけの時もあれば、2教科の時もあります。
教材は、しまじろうのキッズワークを使おうとしたのですが(やりかけの物が三か月分ほど溜まっている)、特別感がなくイマイチ身が入らず。
絵本や、手作りの数字カードなども交えてやっています。
終わったらまた、起立・礼。
今度は、星野源の歌うエンディングテーマ曲「喜劇」のミュージックビデオを見ます。
(旦那さんは、開始と終了の起立・礼だけ参加し、同じテーブルで仕事してます)
子どもの家庭学習をはじめると、どうしても「覚えること」「正解を導き出すこと」を目指してしまいます。
で、間違えたり、飽きて集中していない態度になると厳しく接してしまったり…。
家庭学習では「勉強は楽しい」ということを教えたいはずなのに。
楽しく。楽しく。子も親も。これを忘れないように。
まずは、「お風呂後はTVを見ずに、みんなでお勉強タイム」これを習慣化することを第一目標とします。