一昨日の夜、「もう寝ないと」と寝かしつけをしていると、唐突にぐり君が
「ぱっぱぁ、だいしゅき…(泣き声)」と言い出しました。
愛の言葉は、朝の登園前など寂しいとき、離れたくない時によく囁いてくれます。
いつものように
「ぱっぱもだいすきだよ~」(ぎゅー-)と返していたのですが、
「…だいしゅきだから、はなれたくないの…」
「おおきになっても、ずっといっしょにいたい…」
「ほんとうに、だいしゅきなの…」
と、半泣きで続けてきます。
「いつも、みまもっていてくれて、ありがとう…」
「ごはんをつくってくれて、ありがとう…」
大好きコールのあとは、ありがとうの嵐。
聞き取れなかったものもありましたが、他にもたくさんのありがとうを言ってくれました。
どうしたのかな~? なんで感傷的になっているのかな~? と思いながらも、どういたしまして、とか、お母さんのご飯美味しい?良かった! など、あえて普通に会話を続けていました。
「おおきくなっても、ずっといっしょにいたい…(くすん)」
うーん、でもお母さんは、成人または大学卒業で独り立ちさせるつもりなんだけどな~。
「そうだねー、大きくなっても、近くに住もうね~」
「ぱっぱ…きすしていい…?」
「ん? ほっぺ?」
「ちがう、くち」
「え~おくちはダメだよ」
「くちがいいの」
「じゃあ、お母さん口を手で押さえてる(覆っている)から、その上にね」
「うん」
手の甲に、ちゅ。
「ぱっぱも、ぼくにきすして」
「じゃあ、お口をおててで押さえていて」
手の甲に、ちゅ。
「…ぼく…ぱっぱのうしろで、みまもっているね…」
え!?
なに、何のこと!? 後ろで!? 背後霊!?
なんか、死亡フラグ立っているようで怖いよ!!
「どうして後ろなの!?」
思わず、ぐり君の手をぎゅっと握りました。
やだやだ。小さい子の不思議な能力で死期を悟っているとかじゃないよね!?
「だって…●●さん(お父さんのことは名前呼びしてます)が、くすぐるから…」
あ、そうね。
お父さん、くすぐりっこ好きなのはいいけど、お父さんの指の力が強すぎて、くすぐったいよりも痛いもんね…。お母さんでも痛いと思うから、いつも注意するんだけどね…本人無自覚なのか直らないんだよね…。
「そうか、それでお母さんの後ろに隠れたいのね。お父さんに、くすぐりっこは痛いからやめてって、言っておくね」
「うん…」
何故途中でくすぐりっこの話になったのかは謎ですが、
「ずっと一緒にいたいから、危ないことしちゃダメだよ。怪我しないようにね。気を付けてね。お空に行っちゃだめだからね」といって寝ました。
明日も明後日も、ずっと平穏に暮らせますように。