片隅でひっそりと

~共働き家庭の 仕事・家事・育児~

旦那さんに、はじめて手紙を書く

先日、ぐり君が3歳になりました。

そして、その翌日、結婚4周年になりました。

 

ぐり君が1歳になる頃。

「2日続けてお祝いするのも、ちょっと…。ぐり君の誕生日のお祝いの際にまとめてやろう」と私が言ったところ、

「逆だよ!」と反対した旦那さん。

あくまでも、結婚記念日がメインだと。

 

ぐり君が生まれる前も、生まれた後も

「一番は、シイノキ(私)さん。ぐり君はその次」と宣言していた旦那さんでしたが…。

この前、夜にぐり君を寝かしつけていると、ぐり君の枕として使用されていた私の腕を、さわさわと撫でる旦那さん。

「それ、ぐり君の腕じゃなく、私の腕だよ」と告げると、「なんだ」といって撫でるのをやめました!

ぐり君に「お父さんに、なんだ、といわれたよ! 昔は私が一番だって言ってくれていたのに~!」さめざめと訴えたところ、旦那さんは慌てて言い訳していました(笑)

私としてはぐり君が小さいうちは、ぐり君1番、私が2番で、全然構わないのですけど。

 

今年は、ぐり君の誕生日が休日だったこともあり、お誕生日のお祝いと結婚記念日は一緒にやりました。

「一緒に」とはいっても、実際におこなった内容は、

・ぐり君にお誕生日のプレゼント

・お昼にレストランへ

・誕生日ケーキを買ってきて食べる

なので、実質はぐり君のお誕生日のイベントで、結婚記念日らしいイベントはなし(特に祝いの言葉もなし)。

2日続けて外食とか、胃がもたれるので、イベントはまとめてでいいとは思っていたのですが…何もないとなると、少し寂しい。

 

そこで、旦那さんに手紙を書いてみました。

結婚記念日の夜、ぐり君が寝て2人きりになっても、なかなか渡せず…。

結局、寝る直前に「今が最後のチャンス! 今渡さないと、渡せなくなる!」と思い、旦那さんに手紙を渡しました。

 

「昨日一緒にお祝いしたつもりだったから、何も用意してないよ!」と慌てる旦那さん。

だよね(笑)

「うん。わかってるよ」と告げ、手紙を読んでもらいました。

 

日々、感謝を伝えているつもりでも、ちゃんと旦那さんに伝わっていなくて喧嘩になったりするので…手紙には、感謝の言葉や、円満な仲を維持するための今後の抱負などを書きました。

旦那さんが嬉しそうだったので、良かった。

ちゃんと伝わったかな??

 

「けんか しないで」

先日、3人でスーパーに行ったときのこと。

旦那さんと、私と、それぞれエコバッグを取り出して買った品物を袋に移していました。

その際、旦那さんに「これ(玉ねぎ)、そっちに入れて」と言われました。

私のエコバッグにはパンを入れていたので、重量のある物を一緒に入れてしまうとパンが潰れてしまうと思い、拒否しました。

すると、二人のやり取りを見ていたぐり君が「けんか しないで」と言いました。

 

夫婦の間では、何気ないやり取りだったのですが…。

ぐり君には喧嘩しているように見えたようです。

「大丈夫だよ。喧嘩してないよ」とぐり君の頭をなでたのですが…。

うーん?確かに、二人とも言葉を省いて短い言葉だけでやり取りしていたので、ぶっきらぼうな感じで、言葉尻が尖って聞こえたのかも?

 

 

 

夜、旦那さん、ぐり君、私、と川の字に横になりました。

部屋を暗くすると、ぐり君が私の腕を引っ張ってきました。

いつも私に腕枕をして欲しがり、腕を引っ張るのですが、この日は手を引っ張るので「何をしてほしいのかな?」と、ぐり君が引っ張るまま手を預け様子を見ると…ぐり君のお腹の上に着地しました。

何やら妙に温かいと思ったら、私の手のひらの下には、旦那さんの手が。

ぐり君が、自分のお腹の上で、お父さんとお母さんが手をつなぐように仕向けたのでした。

私がぐり君の手も取り、

旦那さんの手・ぐり君の手・私の手・ぐり君の手・私の手、と重ねると、ニコニコしていたんですが、すぐに暑くなったのか、ぐり君に振り払われてしまいました。

 

残念。

 

しばらくすると、また手を引っ張られました。

今度は、うつ伏せで寝るぐり君の頭上。

また、ぐり君が導くまま手を預けると…今度は、布団の上に投げ出された旦那さんの手のひらに重ねられました。

お父さんとお母さんが仲良くしている姿を見たいのかな~?と思っていると…ぐり君が、私と旦那さんの手の間に、自分の手をそっと差し入れてきました。

ぐり君を見ると、はにかむような笑みを浮かべていました。

 

…か、可愛い!!!!!

 

お父さんとお母さんに仲良くして欲しい、でも自分もそこに加わりたい。

そんな気持ちを察することが出来ました。

 

 

 

ひと月ほど前、少し家庭内の雰囲気が悪い日が3日程ありました。

ちょっとした一言で、双方が機嫌を損ねて普段の会話が少なかったのですが…。

その時も、夜布団に横になったあと、ぐり君が私の体をグイグイと押し、旦那さんの方に転がすようにして押しやった日がありました。

あの時も、ぐり君は雰囲気の悪さを察していて「仲良くして欲しい」と思っていたんだろうなぁ。

 

 

 

ぐり君を大事に思うなら、旦那さんとの関係を一番大切にしないといけませんね。

今回は的外れではありましたが、「けんか しないで」の台詞をぐり君が口にしなくて済むように、夫婦間の不満をうまく共有するすべを身に着けたい。

 

「おさんぽいこ! あいすいれたから、じゅんびばっちり♪」

火曜日。

ぐり君の歯科検診の予約をしていました。

うちの会社は、休みを取りやすく、また最近は私は暇していたので、大丈夫とタカを括り、スケジュール表に休みの予定を入れ忘れていました。

 

で、気づいたときには、クライアントMTGが設定されてしまっていました。

設定されたあとに、やばい!と思ったけれど、

「でも、歯科検診は10時半からだし、MTGは13時半からだし、時間はバッティングしていないから大丈夫か」と思い、

会社には「午前半休をとって子どもの歯科検診に行きますが、午後はMTGがあるので勤務します」と宣言していました。

 

…ずっと在宅勤務で、脳みその細胞が一部死んでいたようです。

 

予定日まで1週間を切ってから、

「あれ? 午前中に病院ってことは…ぐり君、その日は保育園をお休みしなくちゃいけないよね!? ってことは、クライアントMTGの際、ぐり君家にいるってことか!」

どこの保育園もそうだとは思いますが、午前中に病院、午後に登園、というのは認められていません。

 

旦那さんに「火曜日は会社に出勤? 自宅勤務?」と聞いていみましたが、あいにく会社に出勤すると。

クライアントMTGをずらすことは出来ず、ずらすなら歯科医院の方になるのですが…。

ぐり君は、もう2ヶ月ぐらい、ずーーーっと歯医者さんに行けるのを楽しみに待っていました。

 

うーーん。うーーーん。歯科医院の受診日も変えたくない…。

幸い、MTG中はカメラもマイクもOFFで良いとの了解を得られ、なんとかなりました。

結局は午前中も8時から仕事をしていたので、午前休ではなく、中抜け2時間で処理。

 

久しぶりに、勤務時間に子どもがいる状態だったのですが…やっぱり、子どもがいる環境で仕事をするのは無理がありますね!

 

就業時間間近には、お母さんが構ってくれなくて退屈な上、お菓子を何度もねだって「食べ過ぎです。もうお菓子はダメ」と拒否されたたため、ぐり君が癇癪をおこしてしまい…。

仕方ない、終業時間まであと10分だけど諦めて仕事を切り上げようと、本日中に片付けておきたい件を取りまとめている間にも、ぐり君が私に絡んでぐずりまくっている。

「おさぽ、いこう! お散歩! 退屈になっちゃったんだよね? お菓子食べるぐらいしかやることないもんね。ごめんね。お散歩に行こうよ」

PCに顔を向けたままで、指はキーボードをパチパチうちながら誘うと、

 

ぐり君は

「おさんぽ!」

と言うと、すくっと立ち上がり、早々に玄関に向かいました。

 

社内に「10分早いけれど、今日は業務終了します」と連絡を打ち込んでいると、私の傍らに戻ってきたぐり君。

 

「はやく、おさんぽいこ!」

手には、自分のリュックを持っています。

 

「ちょっと待って、もうちょっと」

往生際悪く仕事していると

 

「はやくいこうよぉー。あいすいれたから、じゅんびばっちり♪」

弾んだ声で急かすぐり君。

ん!?ん??

アイス??


「え!? 本当に!?」

手を止めてぐり君に顔を向けて聞き返すと


「ほら!」

満面の笑みで、リュックからカップアイスを取り出すぐり君!

 

本当に、アイス入ってた!!!

え? いつ冷凍庫から出したの? 冷たいから今だよね。気づかなかったよ!

 

「もう今日はおやつはおしまいといったでしょう」
アイスを取り上げて、冷凍庫に戻したら、大泣きされました…。

 

「おそとで、たべたかったのー!」

「ぴくにっく、いきたかったーーー!」

 

1日ほとんど構ってあげられなかった(とはいっても、仕事の手をかなり止めてお世話していたけど)から、お母さんと楽しいことしたかったのかな…。

折れて、ぐり君のリュックにアイスを2つとスプーンを入れ、でかけました。

 

夕方とはいえ、暑い。ジリジリする。

公園の木陰にあるベンチに座り、二人で鳩を見ながらアイスを食べました。

「たのしいねー。おいしいねー。」

ニコニコ顔のぐり君。

少しだけ公園で遊び、日陰の道を選んで散歩をしてから家に帰りました。

 

 

 

しかし…

「おさんぽいこ! あいすいれたから、じゅんびばっちり♪」は、びっくりした。

そして可愛かった!!!

 

「すいぞくかんに、いきたい」と泣かれた日

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休日の朝食。キュウリのサンドイッチと、ツナと玉ねぎのサンドイッチ。

 

日曜、朝からぐり君に「すいぞくかんに、いきたい」と泣かれました。

 

…連れて行って上げたいのは山々なれど…最近の感染者数を見ると、足を伸ばしての外出はためらってしまいます。

 

結局、同じ建物内に住む同い年のお友だちと、家庭用プールで遊びました。

お父さん・お母さんもプール外から水鉄砲で参戦し、6人で1時間半ほど水遊びを堪能しました。

 

帰ってお昼を食べたら、疲れたのか2時間ほどぐっすり昼寝。

満足したかな?と思いきや、起きてからまた「すいぞくかんにいきたかったの…」と、ぐずぐず。

 

夕方、買い物がてらホームセンターに行き、アクアショップの水槽の金魚を眺めて帰りました。

でも、ぐり君の欲求は、満たされてはいない様子…。

 

 

お母さんも、お出かけしたいよ~!

土日に、1日中子どもと家で過ごすには大変!!

子どもも夕方ごろにはフラストレーション溜まって機嫌が悪くなるし、ずっと家にいると部屋が恐ろしいほど散らかるし。

かといって、この暑さ。

近所をお散歩、というのは厳しい…。

 

 

 

「ばあばのとこ行きたい」と、春先から訴え続けているぐり君。

しかし、残念だけれどお盆の帰省は見送るつもりです。

 

ひとりランチは、欲望のままに(トースト編)

旦那さんが出勤している日の平日ランチは、カロリー無視で欲望のまま。

 

■シュガートースト

 バターを塗り、シナモンパウダーとお砂糖を混ぜたものを、上に均一に振りかける。

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■シナモンシュガートースト

シュガートーストの派生。バターを塗り、シナモンパウダーとお砂糖を混ぜたものを、上に均一に振りかける。

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 ■カレーチーズパン

前日の残りのカレーを乗せ、さらにチーズをトッピング。

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■チーズと海苔のコラボ

ファミリアチーズ(プロセスチーズ)を4枚と、上に海苔をのせてトースト! 小学生の頃にハマり、毎日のように作っていました。

(とまとさん、これです! 前にお伝えしたものは!)

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■トマトチーズパン

 ファミリアチーズ(プロセスチーズ)を4枚と輪切りのトマトをのせてトースト。

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子どもの成長と、親との距離感

朝、6時半少し前にぼんやり目を覚ましました。

同じタイミングで起きたぐり君。

 

寝転んだまま「おはよう」と挨拶をし、横に寝ていたぐり君を抱き寄せました。

私のお腹の上に乗せられ、抱っこされていたぐり君が

「とーたんは? とーたんにもぎゅーしてもらうの」というので

「今日はお父さんは会社でお仕事の日だよ」というと、急にぐずぐず泣き始めました。

「でも、今日は早く帰ってくるよ。いつも金曜日は夜遅く帰ってくるけれど、今日は一緒にご飯を食べられるよ」となぐさめるも、効果なし。

 

「ぐり君が保育園に行って帰ってくる頃には、お父さんも帰ってくるよ」と本日の予定を説明すると、

「ほいくえん、いかないのぉー」とぼろぼろ涙を流しました。

「おかあさんに、あえなくなっちゃうから。ほいくえんいかないのぉ。おうちがいいのぉ。」しゃくりあげ、言葉も切れ切れに一生懸命話してくれます。

そうして、布団にうつ伏せ、さめざめと泣きました。

 

困ったな。泣いていて可愛そうだな。慰めるのが面倒だな。仕事をしているせいで寂しい思いをさせてしまっているな…。

色々な気持ちが心に浮かびますが、何より強い気持ちは「可愛い!」「幸せ!」です。

 

「お母さんとずっと一緒にいたいの? お母さん大好きなの?」と聞くと

私の胸に顔をうずめて「…ん」。

「お母さんも。ぐり君のことが大好きだよーー!」抱きしめて、布団の上を二人でゴロゴロ転げ回りました。

 

つい先日まで、ぐり君は、保育園に行きたくないときは「さみしぃーの」という言葉で表現していました。

ぱっぱと離れると寂しい、そういって自分の気持を教えてくれていました。

今週に入って、もっと具体的に何がどう嫌なのか、ということを伝えられるようになりました。

 

親に100%心と体を預けてくれる幼少期。

なんて幸せな期間なのでしょう。

でも、もう親にべったり依存しているわけではなく…気持ちを伝えて、理解してもらい、気持ちを返してもらったら、それで満足して落ち着きます。

起きた瞬間は泣いていたのに、ご飯を食べる頃にはもう気持ちを切り替え、保育園につく頃にはむしろ保育室のおもちゃやお友だちに気持ちが引っ張られ、私を振りかえることなくさっさと部屋に入って遊び始めます。

行ってきます・行ってらっっしゃいの挨拶もせず、安全地帯のような「ぱっぱ」を振り返ることなく、「保育園」という世界の中に駆け込んでいきます。

 

食事の内容や、言葉の発達だけではなく、心の成長の方も「お兄ちゃん」になったんだなぁ、と感じます。

 

子育て四訓

1.乳児はしっかり
     肌を離すな

2.幼児は肌を離せ
     手を離すな

3.少年は手を離せ
     目を離すな

4.青年は目を離せ
     心を離すな

 

ぐり君は、今は「幼児は肌を離せ手を離すな」の時期ですかね。

 

一昨年の乳児の頃は、様々なものから守るように胸に抱きしめ、抱き込んでいました。

 

昨年は、子どもの手を離さないように握りしめながら、ルールや何が危険につながるかを教え、手を引いて導いている感覚でした。

 

今は、子どもが自由に歩き駆けていくのを、後ろから危険がないよう見守り、ときにはルールを教え、注意する。でも、子どもが不安になったりして振り返ったときには、両手を広げて抱きしめ、背を撫でる。

そんな風に、子どもへの関わり方がステップアップしたと感じます。

 

実際には、まだまだひとり歩きは危険なので、車が通るような道は手をつないであるいています。でも、もう公園などでは、「危ないから」と過保護に行動を制限するのではなく、自由に遊ぶ子どもの後ろからついて回るようになりました。

こうして、少しずつ、親と子の心と体の距離感は変わっていくのですね。

 

来年には、さらにぐり君の心が成長し、毎朝「さみしぃーの」の気持ちに応えて抱きしめる必要はなくなるかもしれません。

そう思うと、朝起きた途端に保育園に行きたくないと泣かれるのは、今だけ味わえる貴重な幸せです。

 

お料理3年生の初歩的な疑問

子ども時代、小さい頃は煮干しの頭をとったり、焼きそばの麺をほぐしたりと、小さな子でも出来る簡単な手伝いをしていましたが、大きくなってからは、部活などで忙しく、ほとんど手伝いをしませんでした。

就職して一人暮しをしてからは、昼食だけでなく夕食も会社で食べていたのでほぼ外食。休日に稀に作ったとしても、パスタや、チャーハンなどの1品料理ばかり。

結婚してようやく、夜家に帰り、夕食を作り、家で夕食を食べる…という生活になりました。

 

なので、今は「お料理3年生」です。

あと数日で4年生になります。

 

未だに、悩み多き、です。

今までに調べたものは…。

 

 

●「米酢」と「穀物酢」の違い

「米酢」…米の甘味と旨みがあり、まろやかな味わい。香り高い。加熱すると香りが消えてしまうため、非加熱の料理に向く。

穀物酢」…小麦・酒粕・米・コーンなどをブレンドして作るため、もともと香りが少ない。そのため、加熱する料理に向く。

 

いつも「何が違うのだろう?」と疑問に思いながら「安い方でいいや」と穀物酢を買っていました。私のピクルスの味がイマイチだったのは、これが原因だったのか…!?

非加熱の料理用に米酢を、加熱用の料理に穀物酢をと使い分けるのが正解のようですが…いや、私は酸っぱい料理はそれほど好きじゃないから…そんなにお酢があっても使い切れないし…。

酢飯を作る際、私はタマノイ酢の「すしのこ」を使うのですが、旦那さんは自分ですし酢を調合します。また、酢の味はそれほど好きではない私も、ピクルスは時々作ります。うちでは非加熱の料理で使うことがほとんどです。

ということで、うちでは「米酢」1本でいくことにしました。

 

 

●砂糖の種類。「上白糖」以外の選択肢

小さい頃から目にしていた「スプーン印」の赤いパッケージが印象的な上白糖。

砂糖といえば、これ。

疑うことなく、これ一択。

他の砂糖を買うことなど、これっぽっちも考えたことはありませんでした。

 

しかし、伯母はてんさい糖を使用していました。

…砂糖の種類を述べよと言われたら、上白糖、グラニュー糖、黒糖、粉砂糖しか思い浮かばない私。このラインアップなら、常備品としては当然オールマイティに使える上白糖を選択することになります。

しかし、そういえば、和菓子といえば和三盆だよね…和三盆は最高!他の砂糖とは違う!美味しい!あれは何故あんなに美味しいの?高級な砂糖なの?

ということで、疑うことなく今まで上白糖を購入していましたが、砂糖について知識がないことに気づき、調べてみました。

 

(それぞれの砂糖について調べた内容は、割愛)

三温糖は、甘みの強さやコクを活かせる料理への使用に向いており、煮物、佃煮、照り焼き、酢の物、漬け物に適しているそうです。

うちで砂糖を使うのは、ほとんどが煮物を作る時。他にはホットケーキと、フレンチトーストぐらい。お菓子はほとんど作らないし…お菓子用にはグラニュー糖があるから…それなら、常備するのは上白糖よりも、三温糖の方がいいんじゃない?

(コストの点で、キビ糖・てんさい糖の購入は見送り)

 

ということで、今は、上白糖から三温糖に切り替えました。

甘みが強いとありましたが、たしかに直接口に含むと甘みが強く感じますが、料理に使うとむしろ、甘みはまろやかな感じがします。甘さが尖っていない、というか。

 

先日、1切れだけ冷蔵庫に残っていたかぼちゃの煮物を1人ランチの際に食べました。

帰ってきたぐり君に、何を食べたのかと聞かれ、かぼちゃの煮物を食べたと答えたところ「りーたんもたべたかったぁ~!」と泣かれました。

あまりに悲壮な感じで泣いていたので、次の日にかぼちゃを買ってきて煮たところ、あっという間に3切ればくばくと食べてくれました。

上白糖より明確に美味しくなった!と断言はできませんが、とりあえず煮物は美味しく出来ているようです。

 

 

清酒と料理酒の違い、本みりんとみりん風調味料の違い。

今は、スーパーで買うと清酒は消費税10%、料理酒は8%。本みりんは消費税10%、みりん風調味料は8%ですよね。

 

独身時代、私は料理酒(醸造調味料)と、みりん風調味料を使っていました(安いから)。

料理酒は、塩分(おおよそ3%)が加えられており、商品によっては水アメなどの甘味料が入っている場合もある。そのため、調理で酒ではなく料理酒を使用する場合は、塩・砂糖・みりんの量の調整が必要…らしいです。

結婚するまでレシピを見て料理を作ることがほとんどなかった(見ないでも作れる程度のものしか作っていなかった)ので、気づきもしていませんでした。

 

 

料理酒(醸造調味料)…お酒に塩や糖類、水あめや発酵調味液などを加えたもの。

みりん…本みりんはアルコール13~15%で麹菌で甘みを出したもの。みりん風調味料はアルコール1%未満で水アメやブドウ糖などをブレンドしてみりんに似せたもの。

 

どちらもアルコールがベースで、甘みが加えてあって…違いは塩の有無????

レシピに書いてあるからそれぞれ入れてるだけで、何の効能のために入れているか理解していません。

うどんや蕎麦の汁を作る際、なんとなくで両方セットで入れていたけど…私は何のためにこれらを入れているのだろうか?

料理酒を入れないかわりにその分塩を足し、みりん風調味料を入れないかわりに砂糖を足すのではダメなのか? またその反対に料理酒とみりん風調味料を増やして塩と砂糖の量を抑えるのではダメなのか?

 

さらに、加えるタイミングは?

「さ(砂糖)し(塩)す(酢)せ(醤油)そ(味噌)」に入ってないし…。

「塩は素材が柔らかくなってから」っていうけれど、料理酒は最初だよね? 塩分入っているけれど?

 

そして、もともとの知識・経験不足により混乱しました。

「〇〇風」のものを使うから訳がわからなくなるんじゃない?と思い、

料理酒はやめ、清酒を使用。

みりん風調味料はやめ、本みりんを使用。

としました。

これで、自分的には少し整理されてすっきりしました。

 

料理酒(清酒)の役割
・生臭さを消す
・素材を柔らかくする
・味を染み込みやすくする
・コクと旨みをプラスする
・旨みを閉じ込める

…うん。この効能なら「料理の最初の段階」で使うものだと納得。

 

みりんの役割
・上品で優しい甘さを引き出す
・美しいテリとツヤをプラス
・煮崩れ防止

みりんの場合、本みりんか、みりん風調味かで、入れるタイミングが違うらしいです。うちは本みりんなので、入れるのは砂糖と同じタイミングで良いということですね。

みりんは料理に「照り」や「コク」を与えるので最後にとよく言われますが、使用するものが「本みりん」か「みりん風調味料」かによって順番が変わってきます。

「本みりん」を使用している場合は、アルコールが含まれているので十分加熱し、アルコールを飛ばさなくてはなりません。また、本みりんの甘味が砂糖代わりにもなりますので、砂糖と同じように使って大丈夫。

調味料を入れる順番で、料理はもっとおいしくなる! | ふだんの料理が変わる | 株式会社グッドブックス

 

 

●かぼちゃを煮る際、皮を下にするか、上にするか?

レシピを見ると、それぞれ違いますよね。でも、皮を下にして煮ているのを多く見かけます。私も、「硬い皮の方を鍋底にしたほうが、皮が柔らかく早く煮えそう」と思って、皮を下にしていました。

しかし

鍋底は煮汁の沸騰が直に当たることになるので、煮崩れしやすいかぼちゃの皮を下にするより、煮崩れてもOKな皮と反対側を鍋底にするのがポイントです。

かぼちゃの煮物のレシピ/作り方:白ごはん.com

というのを読み、なるほど!と。

以来、皮は上にして煮ています。

いつも煮崩れせず、皮と実が分離してしまうこともなく、上手に仕上がっています。

 

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煮る前の状態

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煮たところ


 

●しめじが苦い!なぜ!?

先日してしまった失敗…!!

しめじが苦い原因は、鮮度の良し悪しではなく、テルペンという成分によるものです。その成分は、長い時間加熱することで、さらに苦味を増します。

しめじが苦い原因は火の入れすぎ?苦味を取る調理方法とレシピ! | お食事ウェブマガジン「グルメノート」

そうか…火の入れすぎか…。

他の食材と炒め合わせる場合は、他に火が通ったら、最後に余熱で混ぜ合わせる程度でオッケーです。これで苦味が出ません。

再度チャレンジしてみます!