保育園で豆まき。
事前にみなで鬼の面を作り、この日に備えていました。
ぐり君の通う保育園は、大きくなると異年齢クラスで3学年一緒のクラスです。
年長さんは、袋を使って、セロファンを貼った目、トイレットペーパーの芯で作った角、毛糸の髪の毛、新聞紙のこん棒。
年中さんは、自分で描いた鬼の顔を切り抜いて面にしたもの。
年少さんは、先生が鬼の形に切り抜いた面に、各々色を塗り顔を描いたもの。
それぞれの年齢にあわせ、鬼のお面を作っていました。
幼児クラスの時は、鬼に扮したお兄さん・お姉さんが庭からやってきて、小さい子どもたちはベランダに一列に並び、丸めた新聞紙を投げて撃退したと聞いていました。
今年は、お兄さんクラスのぐり君も鬼役をやるのかな!? それとも、それは年長さんだけなんだろうか!?
と、親の方がワクワクしていました。
夕方に迎えに行くと、先生が「ぐり君も、いち君(仮名・仲良しのお友だち)も、鬼をみて固まっていましたけど泣きませんでしたよ~」と報告が。
ぐり君に聞いたところ、鬼もやったし、みんなで鬼退治もしたそう。
そうか。両方やらせてもらったのか~。
それは楽しかったね!
いち君曰く「●●せんせいはじぶんでつくったおめんで、●●せんせいはおめんをまえとうしろとりょうほうにつけていた!」と。
先生が演じた鬼は、とても怖かったそうです。
本当の鬼じゃないとわかっていても怖いよね~。でも楽しいよね~。
この日は旦那さんは帰りが少し遅く、お迎えには間に合わず。
夕食を作っていると玄関の扉が開く音がしたので、
「りーちゃん!鬼のお面被って!お父さんお迎えにいっておいで!」とひそひそ声でいいました。
ぐり君が笑いながらお面をかぶり、意気揚々と行こうとすると…。
キッチンの扉の磨り硝子にうっすらと旦那さんの影が。
「うがー!」
「わぁ~!」
現れた旦那さん、鬼のお面を被っておりました。
ビックリしたぐり君は、それでも負けずに威嚇し、果敢に攻撃。
鬼同士の戦いが繰り広げられていました。
旦那さんが降参し、保育園での話を聞くと、
「せんせいがおにだったの。」
「こうやって、つくえをたおしてね。こうして、かくれたんだよ」と、
ローテーブルを倒し、天板の陰に身を潜めて教えてくれました。
「ほいくえんのてーぶるは、もっと、もーーっと、おおきいの」と。
どうやら、テーブルを塹壕のようにして、そこから豆(新聞紙を丸めたもの)を投げて鬼に応戦したようです。
その後、
家の中でも豆まきをしました。
私が子どもの頃は、大豆とキャンディをまぜたものを用意してもらい、鬼役はなしで「おにわーそと、ふくわーうち」と声を上げながらみんなで家中に撒いて、あとで兄弟たちで競って拾いました(主にキャンディが欲しくて)。
でも、あとで拾うのやだな~。全部拾ったつもりでも、半年後とかにひょっこり豆が出てきたりするんだよね…。
バラバラと撒くと大変なので、ラップに包んでテープで留めボール状にしたものをいくつかつくりました。
ぐり君&旦那さんが鬼役で1度。
私が鬼役で1度。
計2回やったのですが…ベランダに逃げた鬼(私)に向け、ぐり君が部屋の中から思いっきり豆の包みを投げると…ぽーん、とよく飛び、庭まで落ちてしまいました。
あーあ…。
明日、回収しにいかないと…!