片隅でひっそりと

~共働き家庭の 仕事・家事・育児~

夫婦でリモートワーク開始(小さな問題がいろいろ発生)

私の会社は2月末から「リモートワーク推奨」でしたが、3月末には「原則リモートワーク。機材を取りに行くなどやむをえない出社の場合は、通勤ラッシュを避けること」と、通達されました。

3月中は「でも、会社のほうが仕事しやすい」と出社していたメンバーも、出社禁止の厳命を受けて、全員自宅勤務に切り替わりました。

 

旦那さんの会社も、とうとう8日からリモートワークになりました。

7日の夜に緊急事態宣言が出たので、ギリギリ間に合った。

旦那さんの会社は従業員数も多く、色々な制約も多い。先週までは「ようやくリモートワークの話が出てきているけれど、許可制でリモートワークは一部メンバーだけ」といっていたのに、状況が切迫してきたので、大急ぎで全社員がリモートワークできるように回線状況を向上させ、全社員分のVPNの環境を整えたのでしょう。情シスの方々、かなり無理してがんばったのだろうなあ。

しかし、そうはいっても職種柄、リモートワークでは仕事は進まない。

なので、「実質リモートワークは週に2日ぐらい。週礼もあるからその日は必ず出社だし」といってました。

 

状況を考えると、なるべく外部接触を控えて欲しいとは思うけれど…仕事柄そうはいかないのはわかってるし、致し方ないのかなあ、と。

 

で、旦那さんのリモートワークは今週に入って急遽決まったため、家の中も夫婦二人でリモートワークできるように整えておらず…。

私の部屋は寝室化しており机も物置になっているので、今までは旦那さんの部屋にある机にモニターを置かせてもらい、日中は私のシゴト場としていました。

…まあ、でも、部屋と机を明け渡すように言われていないし。

旦那さんは、家で仕事するのは週に2日だし。

旦那さんは、リビングでいいよね?

 

双方9時に仕事開始。途中私がキッチンでお茶を淹れた際に少し会話した程度で、別々の部屋で黙々と仕事。

 

そうして、昼食の時間。

うちの会社は昼食をとる時間に制限がないので、私はいつも13時または14時に昼食をとっています。他の同僚たちもほぼその時間帯にお昼休憩をとっています。12時に昼食をとる人は皆無といっていいぐらい。しかし昨日は13時からクライアントとオンラインMTGの予定が入っており、12時~12時50分に昼食時間にしました。

ふと、旦那さんに昼食時間は決まっているのかと聞いてみたところ…12時から13時と決まっている、と。

えぇ…じゃあ、旦那さんがいる日は、私がその時間に合わせるしかないか…。

 

しかも、昼食時間になって、はたと気づいた。

家には、大人2人の昼食まで食料を用意してないよ!!!!

私一人なら、前日の残り物などでてきと~に済ませることが出来たのに…。旦那さんと2人では、そうはいかない。

旦那さんは「適当で良いよ」と言うけれど。自分1人だけのときの「適当さ」と、誰か他の人がいるときの「適当さ」には雲泥の差がある!!!

 

何の用意もしていなかったので、近所のパン屋さんまで散歩がてら2人で昼食を調達しに行きました。…店が閉まっている。「コロナウィルスの影響で従業員確保が難しく…」云々と、張り紙が。

ええーーー!!!!

小さな町のパン屋さんなのに。てっきり家族経営かと思っていたら…。

やっぱり、週末の買出しの際に、平日のお昼分まで想定して買い物しておかないとダメか…。

この日は、他の店でパンを購入し、スクランブルエッグとサラダを用意してお昼。

子どもが生まれて以来…夫婦2人だけでご飯を食べるのは、今日で3度目だ! 家では初めてだ!

MTGが控えていたのでのんびりと食べることは出来なかったけれど、ちょっと嬉しい時間でした。

(少し前まで、旦那さんのお昼分まで用意するの面倒…とか思っていたくせに 笑)

 

 

そうして、午後。

はじめてのクライアントとのオンラインMTGもスムーズに終わり、ふと時計を見ると1時間半も過ぎていて体が固まっていたので、再びお茶休憩…と、キッチンへ行くと。

旦那さんが、衝撃発言。

「コロナ陽性者、出た。会社から。10日間の出勤停止命令も出た…」

なんと!!!!!

消毒のため、職場は一時閉鎖。

バタバタと急遽リモートワークになったため今後の方針や仕事の調整を金曜日にMTGしてメンバーと話しをしてくる予定でいたのもパー。

「今後の方針もこれから刷り合わせる予定だったのに…10日間も家でやる仕事ないよ…」とぼやいていました。

 

陽性者の氏名はわからないそうで、旦那さんは、濃厚接触者にあたるかどうかは判断できない、と。ただ、先月末から疑いがあって自宅待機になっていたらしいので、もし仕事上でかかわりがあるならすぐに連絡が入るだろうから、たぶんセーフだろうといってした。

 

旦那さんは、手洗いうがいは日々の習慣から欠かさずしていますが、コロナによる外出自粛に関しては甘い部分があり…そのたびに諌めていましたが、これで少しは自制してくれるかな?

 

 

しかし…旦那さんのリモートワークは週に2日程度のつもりだったのに…直近10日間ずっとか…。

家事育児にすごく協力的な旦那さんでも、ずっと一緒と思うとちょっと…。

「うちは旦那さんは協力的だから良いけど。旦那さんが家事育児に協力的でない家庭だったら、下手したらリモートワークが離婚問題に発展する可能性もあるよね~」といったら、

旦那さんは「定年後の予行演習だと思えば、いいんじゃない?」と。

「いやいや。予行演習でうんざりして、定年と同時の熟年離婚が増えるよ!」

「今のうちに問題点が見えれば、定年までに改善する時間もあるし」

「う、う~ん…。問題点が浮上した際に、歩み寄ろうとしてくれる人ならね…」

旦那さんには妻側のプレッシャーはイマイチ伝わりませんでした。

 

しかし、その後。

「そういえば、最近結婚して、子どもが生まれた同僚が…」と語りだしました。

奥さんに「しばらくリモートワークになる」と伝えたところ「いつまで?」と聞かれたから、軽いノリで「ずっとじゃない?」と答えたところ、奥さんがさめざめと泣き出し…「子どもだけじゃなく、毎日あなたの面倒までみなくてはいけないのは辛い」と。

「毎日残業減らすために早朝出社して早く帰っているのだから、家でも協力してるのだろうし、ネタかもしれない」と旦那さんはいってたけど。

真相はわからず。

 

しかし…これがネタだとしても、ネタになるほど、今の時事問題であることなんだろうなあ。

 

 

旦那さんがリモートワークになって良かった面もあります。

今まで旦那さんが早朝出社していて、朝は起床から登園まで私1人でぐり君の面倒を見ていましたが、旦那さんが朝いてくれると、すごく楽!! 用意も登園も一緒にしてくれるので、助かっています。

 

 

リモートワーク中の2人の時間(とはいっても、殆ど個室にこもって仕事していますが)は、旦那さんが言うように、定年&子ども独立で夫婦2人きりの生活になった際の予行演習だと思って、2人で協力しながら、労わりあいながら、過ごすことを心がけてみようと思います。

 

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