片隅でひっそりと

~共働き家庭の 仕事・家事・育児~

ぐり君が語る、本日の予定

金曜の夜、小学校2年生のいとこが泊まりに来ました。

2泊3日、一人で我が家にお泊まりです。

金曜の21時過ぎにやってきました。旦那さんは寝かしつけで寝落ちしていましたが、ぐり君はまだ起きていて…待ち望んでいた従兄弟の登場に大喜び。

何度注意しても促しても、まったく寝てくれず…寝付いたのは23時過ぎでした…。

 

土日は楽しく過ごし、今年はコロナウィルスで夏休みが消えてしまった旦那さんも私も、短い「夏休み」気分を満喫しました。

年上の子がいると、2人で遊んでくれるのでとても楽…。

面倒をみなくてはいけない人数は増えるものの、従兄弟もぐり君の面倒を見てくれるので、負担は減っているような気がします。

 

従兄弟のおかげで「こわい、やらない」といって遊ぼうとしなかった公園遊具にも果敢にチャレンジして遊ぶことができたし、普段は「むし、こわい」といって触ろうともしない蝉の抜け殻(従兄弟が公園でたくさん集めた)にも触りたくて手を出して、従兄弟に止められる始末。

年上の子が与えてくれる刺激は、得難いものです。

 

 

さて、そんな楽しく濃密な週末を過ごしたので、

日曜日の夜寝る前に「明日は、お父さんは会社でお仕事。ぐり君は保育園ね」と告げておきました。

心構えが出来るように、と思って。

 

朝、6時半に起きると、予想通り「とーたんは?」の質問。

「お父さんは、今日は会社だよ。ぐり君も、今日は保育園だよ」と告げると、泣き始めました。

「とうたんにあいたかったぁー」

「大丈夫。夜には帰ってくるよ。今日は少し遅くなるといっていたから、夕ご飯食べてる間に帰ってくるよ」

「ほいくえん、いかないのぉー。ぱっぱに、あえなくなっちゃうからぁーっ」

「そうか。行きたくないのか」

「いかなぃーーっ。おやすみするのーーっ」

「お家にいるの? でも、お母さんはお家でお仕事だよ? どうするの?」と、

ゴロゴロしながら抱きしめて聞くと

「おうちにいるの。ごはんたべて、ばうぱとろーるみて、あそんで、おひるねして、おやつたべて」

おぉ…意外にも、ちゃんとした応えが返って来た!

順番も、いつもの保育園のタイムスケジュールに則ってる!

 

「お休みしてもいいけれど、お母さんはお仕事だから、一緒にお外で遊んだりできないよ?」

「ぱうぱとろーる、いっしょにみたいのぉーっ」

「パウパトロールぐらいなら、お仕事しながらでいいなら一緒に見られるよ。それでいい?」

「ん」

 

二人で起き出し、パウパトロールを見ながら朝ごはんを食べました。

どうしても行きたくないなら休ませよう。週末の疲れが出ているのかもしれないし、と思いながら「保育園」という言葉は出さないようにして、朝の準備を進めました。

 

1時間分もパウパトロールを見て、朝ごはんを食べ終え、「手と顔を洗いに行こう」と手をつないで洗面所に向かおうとすると…冷蔵庫の前で

「きのう、とーたんが、いってた」と私に告げました。

あ、そうだった、昨日の夕食後に出したデザートのブドウ、旦那さんは食べずに残し「明日ぐり君がちゃんとご飯を食べたら、お父さんのブドウを食べていいよ」といってた。

 

ブドウを冷蔵庫から取り出し、再びTV前に。

「ぐり君。ブドウはご飯をちゃんと食べるお兄ちゃんにあげると約束したよね。お兄ちゃんは保育園に行くの。…ぐり君は、保育園に行ける?」

「うん」

 

あっさり、解決です。

その後は、登園を渋ることなく、準備が済みました。

歯磨きをし、洋服を着替えさせると

「きょうも、なかないの」と呟いていました。

ちゃんと「も」といってました。

「そうか。偉いね。じゃあ、教室では走らな~いっす!も約束しようか」といってグータッチしました。

 

保育園の準備室で分かれる際も、再度「教室では走らな~いっす!」のグータッチ。

何故か、ぐり君は、めちゃくちゃはにかんでいました。

約束しているのを先生に見られたのが恥ずかしかったのかな?

 

 

保育園では、子どもの生活リズムを整えるため、個々の子の様子や体調を見て調整しながらも、基本的には毎日同じ生活リズムを心がけてくれています。

そのため、3歳の子どもでも「これをして」「つぎにこれをして」「そのつぎはこれ」と、順を追って予定を口にできたのだと思います。

今日も保育園で、ぐり君の語った予定通りの順番で過ごしていることでしょう。

 

土日は遊びの予定や買い物の用事などで、タイムスケジュールなど組まずいきあたりばったりな過ごし方をしていますが、「毎日タイムスケジュールどおりに過ごす」ことの大切さを垣間見た気がします。