片隅でひっそりと

~共働き家庭の 仕事・家事・育児~

鬼さんから「ぱっぱを、まもるの」

うちには、毎日のように「鬼さん」が来ます。

 

以前に「鬼さん」問題について旦那さんと話し合いをしました。

 

●子どもが怖がる様子が可愛いからと、鬼さんで脅かすのはダメ

●鬼さん(怖い存在)は、お父さんとお母さんの味方として使ってはダメ

●鬼さんは、一家の共通の「驚異」である存在

 

我が家では、21時を過ぎても起きている(寝る気配がない)と鬼さんの出番です

「ぐり君! もう21時過ぎてる! 鬼さん怖いから、ぱっぱは先に寝るよ! ぐり君も早く寝よう!」とか、

雷がピカピカ光るのを利用して

「今、お空が光った! 鬼さんだ! 怖い~。どうしよう! おうちに来る前に早く寝よう!」と、

毎日のように鬼さんの来訪の脅威にさらされています。

 

あまりにも「鬼さん」効果が有りすぎて、怖がったときは

「大丈夫、鬼さんが来ても、ぱっぱが守ってあげるから!」と、抱きしめて落ち着かせます。

 

 

先日、親戚から誕生日プレゼントが届き、興奮してなかなか眠らなかった日のこと。

旦那さんがウトウトしながら「早くこないと、鬼さんが来ちゃうょ~」と言いました。

するとぐり君、お気に入りの「ふわふわのおふとん」を牛若丸の被衣のように頭上にかざし、そのまま私の上に覆いかぶさりました。

胸の上に覆いかぶさるぐり君に「どうしたの?」と聞くと

「ぱっぱを、まもるの」と小さな声で返事をしてくれました。

(しかし残念ながら、ぱっぱの顔は布団の外(笑))

 

10ヶ月前は、同じ行動をしていても、まだまだ赤ちゃんぽかったぐり君。

一旦入ったら今度はなかなか上がってくれず、なんだかんだとお布団に入ったのが22時半ごろ。

真っ暗な部屋でゴロンゴロンして、そろそろ寝るかなぁ?という頃に旦那さんが帰宅。

起こさぬようそっと鍵を回して入ってくる音を聞き「誰か来た!怖いやつかな!?鬼さん?おばけ?早く寝たふりをしないと!」と、耳元で囁くと、慌てて布団に潜るぐり君。

掛け布団の上から守るように抱きしめていると、布団から顔を出し「ぱっぱも!」と、掛け布団を持ち上げて私の頭にも被せようとしてくれました。

か、かわいい…!

まだ2歳なのに、ぱっぱのこと守ってくれるのか!

旦那さんがいない金曜。子どもと二人でのんびり過ごし、成長を実感。 - 片隅でひっそりと

 

このときの記事を読むと、言葉の成長スピードにびっくりします。

10ヶ月前は、こんなに片言の会話だったのか!!!

「ぴーにゃん、いらにゃい」って…可愛すぎる! 自分の過去記事に悶てしまう。

子どもの成長は、1年で劇的ですね。

 

私は、1年で何が成長したかな~? 滔々と流れる日々に、ただ流されているだけな気がするな…。