片隅でひっそりと

~共働き家庭の 仕事・家事・育児~

出汁殻の昆布と鰹節で、佃煮を作る。そして偉大な母に思いを馳せる

ここ1週間ほど、顆粒だしを使わずに、昆布と鰹節から出汁をとっています。


昆布は、日高昆布を使っています。

日高昆布は、出汁も取れるし、煮物にもつかえるので重宝しています。

出汁を取った後も利用できるとわかってはいても、保育園から帰ってきて大急ぎで夕食を作り、食べ、片付け、お風呂に入り、勉強を見て、歯磨きをさせ、寝かしつけ、そうして共に寝落ち…というスケジュールの中では、出し殻を調理する時間はなかなか取れず、大抵は捨てることになります。

毎回毎回、「あとで! あとでやりたい!」と思って、小皿に取っておくんですがね…。

 

で、珍しく時間がとれ、佃煮を作りました!

お・い・し・い。

夕飯に出したところ、「見るからに美味しいやつだ!」と、旦那さん。

ご飯に乗せて一口食べた瞬間、「おかわりしていいかな!?」と、ご飯二杯目を食べるぞ宣言。

ぐり君も「おいしぃー!」と、2人で食べ尽くしてくれました。

私の口には、一口しか入らなかった…(笑)

予想以上に好評だったので、また作ります。

 

結婚するまでは、佃煮なんて、自分で作るものだと思っていなかったもんなぁ。

子どもから見た「何でも知ってる、何でもできる偉大なお母さん」は、こうやって子どもの知らぬところで日々少しずつステップアップして作り上げられていくんだなぁ。

いまだに私は、自分の母を超えられていないけれど。

 

父が生前に「結婚した当初、お母さんが、夕食にお父さんの好物のコロッケを作ろうとして、卵液をつけずに油に投入して全部油に中で溶けちゃって…“どうしよう~”って、泣きべそかいて…。可愛かったなぁ」と、ぽろっと言ってました。

私から見た母は、昔も今も変わらずに「料理好きで、料理上手な母」。

でも、過去には、私と同じレベルの時があったんだろうなぁ~、信じられないけれど。

レシピを見ないと何も作れない私だけど、そのうち、母や伯母のように勘だけで味付け出来るようになるんだろうか?

醤油や酒や味醂などの調味料を、軽量カップやスプーンなど使わずに、鍋やフライパンに1リットルのボトルから直接ドボドボ~と注いでも美味しく仕上がるようになるんだろうか?

そうなりたい、その境地まで行きたいとは思うけれど。

母たちを超えられる気がしないな~。

 

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