片隅でひっそりと

~共働き家庭の 仕事・家事・育児~

「じぶんのぶんは、じぶんであらうよ」

毎朝、ぐり君は、ぐずぐずのろのろ朝食を食べているので、

「早くご飯食べちゃって。じゃないとお母さん、洗い物がいつまでたっても終わらない」がお決まりの台詞です。

 

ところが昨日、朝食に出していた、牛乳・納豆ご飯・ハムを食べ終えた後に

「じぶんのぶんは、じぶんであらうよ」と、ぐり君が突然いいました。

 

「え? 本当に?」

内心で、めんどくさい~、早くしたく終わらせたいのに余計時間がかかる…と一瞬考えましたが、ここで本人のやる気を削いでしまうと後になって自分が後悔しそうと思い直しました。

「じゃあ、洗い方を教えてあげるから、一緒にやろう」といい、踏み台を用意し、

納豆を食べた際は先にお湯ですすぎ洗いをすること、アクリルたわしに洗剤をつけること、泡立たせてから洗うことを伝えながら進めました。

洗い方を見ていると、お茶碗の中でアクリルたわしの端っこをもってクルクル回しているだけでした。

そこで、洗い方も、縁にかけてぐるっと周回して縁も洗うこと、食器を重ねて下げた場合は、底の高台も汚れるのできちんと洗うこと、と伝え、お手本を見せました。

 

食器を洗い終えた後、

「よるもやる! あしたのあさもやる!」と宣言していました。

 

暑くなってきたので、水遊び感覚でやってみたくなったのでは…と、母は思っています。

 

夕食後の食器洗いは、ほぼ旦那さんがやってくれているので、旦那さんにも伝えておきました。

が、夜は、アニメを見たり、おもちゃで遊んだり、楽しいこと・やりたいことがたくさんあるので、そちらに興味がいってしまいました。

「夜も自分の分は洗うんじゃなかったの?」と声をかけてみましたが「やらない」と。

 

翌日の朝も、声をかけると、「やる!」との返事。

この日もレクチャーしながら一緒に洗いました。

 

洗うものが色々ある中でスタートすると、「ぼくがぜんぶやる!」と言われてしまい時間がかかったり、重い食器や、割れやすい食器などがあると危険なので、シンクの中にはぐり君の食器だけの状態にしてから始めています。

 

5分にも満たない時間。

されど、朝のタイトスケジュールの中の貴重な時間。

自分がやった方が早いと思いはするけれど、いつか、いつか、ぐり君が一人で後片付けできる日を夢にみつつ、ぐり君に習慣として身に付く日まで毎日声掛けして頑張ろうと思います。