片隅でひっそりと

~共働き家庭の 仕事・家事・育児~

義実家の大掃除を少しだけお手伝い

一昨年、こんなモヤモヤ記事を書いていました。

義実家の年末の大掃除、手伝いに行きますか? - 片隅でひっそりと

 

昨年は、コロナで帰省できず。

「年末も年始も家にこもりきりだから、大掃除はダラダラやればいいや~」と気が抜けてしまい、結局どをやったのか・やりそびれたのか記録もなく。

 

今年は、一昨年と同じころに大掃除スタートしました。現在進行中です。

大掃除、はじめました - 片隅でひっそりと

 

そして、そろそろコロナも大丈夫かな?と、週末に義実家へ帰省しました。

土曜日の夜に行き、一泊して日曜の夜に帰宅のスケジュール。

日曜は、朝ご飯を食べ終わるや否や、すぐに旦那さんは義父に呼ばれて庭木の手入れに。

ぐり君も、庭のミカンの収穫に出かけました。

私は、使わせてもらった布団やベットの片づけをしたのち、義母とリビングで談笑。

 

9時半前に、義母がこれから1時間半ほど用事で席を外すというので、手持ち無沙汰になって私も庭に。

せっかく来たのだから、大掃除の手伝いでもするか~と、義母からブラシと雑巾とバケツを借りて門扉の掃除を始めました。

…スチール製なのに、どうして苔むすかな~?

ここまで苔むすということは、門扉の汚れは目に入っていないのいだろうから、綺麗にしちゃところで義父母は気づいてくれないかもしれないけれど…旦那さんが「綺麗になったね!」と言ってくれたので、それで満足。

 

ミカン狩りに飽きてしまったぐり君と公園に行ったり、家の周りの掃き掃除をしたりしているうちに午前中は終了。

お昼を食べ、ひと段落したところで、庭木の剪定が終わった旦那さんに「次、何やろう?」聞くと、「もういいんじゃない?」との返事。

「せっかく来たんだから、もう少しやろうよ。電気のカサとか」

だって、リビングの電気、埃や虫の死骸らしきものがポツポツと影になって見える。無茶苦茶気になる!

「え~、やるの?」

「だって、義父は腕あがらないでしょ? 高いところは私たちがやらないと」と話をしていると、義母が参加してきて

「まだやるの? (私と旦那さんが義父に)どれだけこき使われるの~。やらなくていいのよ~」と。

「いえ、でも、カサにゴミ入っているの見えるし。やっちゃいます!」と私が言うと

「そこはやらなくていいから、いいから。そっちより、こっちをお願い!」と、キッチンへ導かれました。

 

「ここ、お願い!」

義母に、レンジフードの掃除をお願いされました。

フィルターも外してみると…おぉ。全体的に黄色い!結構汚れている!

旦那さんと二人で奮闘。

「まだまだ全然汚い、でも光明が見えた」と、途中段階で義母に見せると

「綺麗になった! これでいいわよ!」

「いや、おかあさん、全然です。まだまだです!」

大掃除は歯ブラシどころか爪楊枝まで持ち出して綺麗にしないと気が済まない私からしたら、まだまだ汚いレベルです!

旦那さんと私がキッチンで一心不乱に掃除していると、義母がぐり君を寝かしつけてくれました。

その後は、義母と、旦那さんと、私と、三人でおしゃべりしながら掃除しました。

汚れ具合から、1年ぐらい掃除してないんだろうな~と思っていたのですが

「夏にね。掃除をしたのよ」と義母。

「え!? そうなんですか!? (その割に)結構汚れてますね」

「掃除したんだけどね。雑巾がベトベトとくっ付くだけで全然綺麗にならなくて…」

ですよね。

夏に掃除したという風貌じゃないですもの。

義母のことだから、早々に諦めて元に戻したんだろうな~。

 

 

掃除しながら、義母と色々話をしました。

「自分の家の大掃除だってこれからだろうに、義実家の掃除まで手伝わせてしまってごめんなさいね」

「いえ、もう家の大掃除は開始してますよ~。うちの換気扇は、旦那さんが掃除してくれました! 毎年、換気扇は旦那さんが掃除してくれるんです」

義母に、旦那さん頑張っているアピールです。

 

「あらまあ。うちのおとうさんなんて何もしないのに」

「え!? 義父さん大掃除しないんですか?」

「しないわよ~。家のことは何にもしてくれなくて…やるのは庭木の手入れだけよ。」

…衝撃!!!!

一昨年、旦那さんに

「お前も結婚して一人前になったのだから、年末にちゃんと実家に顔を出して大掃除のひとつでも手伝いなさい」

なーんて、義父は説教していたのに!?!?

まさか、自分は自宅の大掃除をまったくやっていなかったなんて!

義父さんの「大掃除を手伝え」って、庭木の剪定のことだけなの!?

義父さん…。

 

「これで来年シイノキさんが来てくれなかったら、どうしましょう~。“大掃除させる義実家なんていきたくないわ!って”帰省拒否されちゃうわ~。」と義母さん。

おかあさん、ナイス話題です!!!

「いえ、大丈夫ですよ。旦那さんも今一緒にやってくれているし。これでもし旦那さんがやらずに私ひとりで大掃除の手伝いしてたら別ですけど!」

二年間言いたくても言えなかった台詞を、今、ここで!

「私だけ手伝うことになっていたら、"親孝行は自分でしろ! 妻を使って親孝行するな!"と怒りますけどね~。」

旦那さん、無言。

無言でフィルター磨いてました。

ちゃんと耳に入ったかな~?

 

 

旦那さんと二人で奮闘し、レンジフードもフィルターも驚きの白さ&ピカピカに。

義母が「新品みたい!」と喜んでいました。

油汚れも綺麗に落ち、いいたかったことも言え、すっきり!

 

他もやりたかったけれど、夕食の支度の時間になってしまい、大掃除は終了。

 

帰り際、こっそりと義母がお小遣いをくれました。

そんなつもりでやったのではないのに…こんなことなら、もっとガッツリ大掃除すればよかった!

 

居丈高な義父のためではなく、ちょこっと掃除しただけで喜んでくれた義母のために、来年も11月ごろに帰って手伝おう。

いや、レンジフードは夏の方が掃除しやすいから…次回は夏の帰省時に!