片隅でひっそりと

~共働き家庭の 仕事・家事・育児~

金曜日は、息抜き・手抜きの日

毎週金曜は、旦那さんは仕事のあと習い事に直行してしまいます。

帰宅は、23時近く。

 

毎週、毎週、一番疲れが溜まっている金曜日は朝も夜もワンオペです。

「楽しんでおいで」という気持ちももちろんあるのですが、私の苦労を労わることなく当然のように出かけて行く姿を見ると「なんだかな~」と、毎週思います。

しかし、そう思った際にいつも自分の心の中と向き合ってみるのですが、旦那さんを「羨ましい・ずるい」と思うけれど、別に自分も一人で出かけたいというわけではない。

特に用事もないのに、ぐり君と離れて過ごしたいわけではない。

ぐり君と二人で過ごすのはいいのだけれど、

一番大変な金曜のお迎え時が、毎回私ひとりなのがモヤモヤする。

布団カバーや運動靴などの大量の持ち帰り荷物&万一のために持ち帰るパソコン、腕がちぎれるかと思う荷物を持ちながら、抱っこをせがまれる苦労…!!!

 

ようよう家に帰ったあとは、夕食づくり・食事の介助・後片付け・お風呂・洗濯・歯磨き・寝かしつけをひとりでこなさなければいけない。

以前は、20時半までに!遅くとも21時までに寝かせないと!と思っていましたが、そうすると、「もう夜だからオモチャ出して遊ばないの!」「ちゃんと食べて!」「早くしなさい!」と、キリキリ追い立てるようになってしまっていました。

18時半に帰宅し、そこから2時間で家事育児すべて終わらせるのなんて無理!

と、育児優先で家事を手抜き(食後の食器をシンクに置いたままとか、洗濯せずに寝落ちたとか)することにしたのですが…以前、旦那さんから文句が入り大喧嘩!

そこから、今度は、家事を優先し、ぐり君の寝る時間は多少遅くなってもいいや!と、育児のタイムスケジュールの方を犠牲にするようになりました。

そのため、金曜日の夜は、ぐり君がお布団に入るのは22時頃。そこから絵本を読んだり歌をうたったりの入眠儀式がはじまり、大抵寝付く前に旦那さんが帰宅…。ぐり君はしゃいでしまい寝るのは23時過ぎ…。

それでも。就寝時間を遅くしたとしても、結局は分量は変わらずで、金曜の疲労がたまった夜に時計とにらみ合いをしながら一人でキリキリと動くのはキツイ。

 私だって、一週間頑張った末に迎えた金曜の夜は、だらりとしたい!

 

 そこで、「今日はピザでいいか」とか「今日はマックでいいか」と、夕食は作らずに手を抜こうとしたのですが…。

保育園にぐり君をお迎えにいって、大荷物を持ちながらの買い物はキツイ。子どもの「これかって~」のぐずりに対応するのもキツイ。ピザを買いに行っただけなのに、気づいたら1時間ロスしてたことがありました。

外食も、大荷物持っていくのはちょっと辛いし、そもそも外食は好きじゃないので飽きてしまう。

 得策とはいいがたい…。

 

そして、ふと、思いついたのです。

…生協で、冷凍・冷蔵の出来合いのものを買っておけばいいじゃない、と。

うちへの配達は木曜の夕方なので、金曜の夜に消費するものなら、冷蔵庫に留まる時間も短かく、邪魔にならないし。

そして、ひと月(4週)ほど試してみました。

ピザ、チジミ、グラタン、肉まん。温めればいいだけのものを1品だけ。

 

料理にかかる時間は、温め時間のみ。

洗い物も、お皿2枚とコップ2つのみ。

金曜日は「お父さんがいなくて寂しいから、特別に」といって、TVを見ながらソファーで食事することをOKにしています。

家事にかける時間は最短で、ぐり君と録画しておいたアニメを見ながらのんびり食事して金曜日特有の解放感を満喫します。

これにより、旦那さんが毎週出かけることに対してのモヤモヤは大幅に軽減!

金曜日は、私にとっても羽を伸ばすことの出来る楽しみな1日に変わりました。

 

 

今週の金曜日用に、私が大好きなチーズドッグを先週注文しておきました。

週末が楽しみだな~とウキウキしていると…木曜の夜に旦那さんが言いました。

「明日は5週目の金曜だから、お稽古はないので家で夕食を食べるよ」と…!!!

なんで…!!! 旦那さんがいるのは嬉しいけれど…でも、なんだか、がっかり!!!!! チーズドックが!!!

 

出かけても、出かけなくても、私ににらまれてしまう旦那さんです。

 

 

【追記】

自分勝手な旦那さんという印象を与えてしまいそうなので、フォロー。

「明日は5週目の金曜だから、お稽古はないので家で夕食を食べるよ」の台詞の後、「え!」といって固まった私を見て、チーズドッグを楽しみにしていたのを察した旦那さんは「自分はパンでもいいよ(自分でパン焼いて食べるよ、の意)」「それとも、外食する?」と気遣ってくれました。