片隅でひっそりと

~共働き家庭の 仕事・家事・育児~

戸建ての購入…旦那さんの横やりで白けたのでやめて、人生設計(仮)を変更

戸建ての購入を考え始め、ネットで見つけた物件を皮切りに、不動産屋さんに相談に行きました。

 

希望は、

・今住んでいる場所周辺(都内23区外)

・駅から徒歩10分以内

・戸建て

・小さくて良いので庭があること

・1階に8畳の和室(茶室として使える設え=物は何も置かない) ←私の希望

・上記の隣に水屋 ←私の希望

・できれば、8畳の隣に4畳半の和室←私の希望。無理な希望だとの自覚あり

・ガレージ+作業スペース(カーポートじゃ不満らしい) ←旦那さんの希望

・一人1部屋(できれば夫婦の寝室として+1部屋) ←旦那さんと私の希望

 

…総合すると6LDK、ガレージ付き。

あくまで希望、です。

 

希望を叶えようとすると、土地が50坪ぐらい必要…。

しかし近所で売り出されているものは30坪前後ばかり。

 

新築より、中古を購入して手を入れるのがいいんじゃない?と話していましたが。

そもそも、駅近で50坪の物件が少なく、あっても自分たちの決めた上限金額を超えてしまう…。

 

でも、どうしてもバスの利用は避けたい。

条件は減らしたくない。

探しているうちに、私は「夫婦で決めた上限金額」+「二千万」でも仕方ないんじゃ、と思い始める始末。

それぐらいの感覚じゃないと、希望に添うものがない…。

 

旦那さんは「ぐり君が小学校に上がるまでに見つかればいい」といっていて、不動産屋さんに相談するのは消極的で、「ネットで見て、いいものが見つかれば」という感じ。

不動産屋さんに一緒に行っても、営業マンの質問に対して収入などの情報を出し渋り、積極性がまるでなし。

 

 

でも、いい出物はそもそもサイトに掲載されないし、されても一瞬で消えてしまう。

本当に満足できるものを探したいなら、「暇なときにネットで検索して探す」より「不動産の担当さんに希望条件に当てはまる出物があったら連絡をもらう」が、私はいいと思うのだけど。

 

中古の戸建て不動産なんて一期一会で、出会いは運任せのようなものだから。

なるべく長い期間アンテナを張って出会いのチャンスを増やし、その間に必要な知識を身につけて、後悔のないようにしたいと思っていたのだけど、旦那さんには、私が購入を急いでいるように見えたらしい。

不動産屋さんから来ていた物件情報を「見に行く?」と聞いたら、「のめりこみすぎじゃない?」と言われた。

 

…いや、数千万の買い物だよ?

「いまいちだった。買いなおそう」なんて出来ない金額だよ?

そりゃ、真剣になるよ。

 

 

そのあともグダグダ言われ、なんだか、その時の旦那さんとのやり取りで急に白けてしまった。

この調子じゃ、ぐり君が小学生になるまでの間に、希望の価格帯で希望に添う物件を見つけるのは無理だなーって。

 

 

今の仮住まいは気に入ってるけれど、じゃあ、ここの地域で家を買って生涯をこの土地で終えるかと自問すると…うーん??と悩んでしまう。

今の場所を住まいに選んだのは、私と旦那さんの通勤時間が同じになるよう中間地点(実際は旦那さんの方が近い)だったから。

この土地にこだわる理由は、ぐり君がここで生まれ育ち、知り合いや顔なじみ、将来“ぐり君の幼馴染み”といえる友達も出来たから…と、いう理由なのでなので、私たちが定年退職してぐり君が大学に進学するような年になって購入するのなら、この土地である必要性はなくなります。

 

 

 

私の実家も、旦那さんの実家も、東京近郊の県在住で、持ち家がある。

旦那さんの実家の相続は義妹さんに…と思っているけれど、私の実家は2軒あって持て余し気味(子ども3人すべて他所に生活基盤がある)。

その上、私には結婚前から養女の話しもあり、そちらの家をどうするかの問題も定まってない。

いずれ発生するであろう相続および不動産の相続税のことを考えれば、うちは下手に不動産を所有しない方がいい。

 

 

旦那さんは、私の実家の家は「土地にはなじみがない」、親戚の家は「道路が狭くて車の出し入れが大変」と言っていっていやがってるけれど。

私的には、

実家は都心に出るには時間はかかるけれど、土地は広くて好きな間取りが可能という点が魅力的。すぐ近所に大型のスーパーがあり、今の家より日常の買い物は便利。

親戚の家を継ぐなら、茶道を続けるのに最適な立地。

どちらでも、いい。

むしろ、自分たちの家など買わず、この2つのどちらかになってほしい。

 

…という結論に、私は達しました。

 

ちらっと上記のことを言ったら、旦那さんは「え~…」と渋っていたけれど、知らん!

 

旦那さんとのやり取りで私は白けてしまったけれど、かえって良かったのかも。

今後は「おうちが欲しいな~」と言いながら、自ら積極的に物件探しに動くのはやめます!

いい物件に出合えず、グダグダしているうちに「実家か親戚の家を継がざるを得ない」という状況に持ち込む作戦で行こうと思います。

 

 

生涯に一度の大きな買い物。

二人の気持ちが同じぐらいの強さで「買おう」とならないと、なかなか先に進みません。

うちは今二人三脚の足並みがバラバラな状態です。他の家庭はどうやって夫婦の足並みを揃えているのかな~?

 

 

 

…と、いう記事を一年以上前に書いて、書いただけでイライラが収まったので下書きにしたまま公開していませんでした。

しかし、また昨日イライラ!っと。

良いなと思う物件を見つけて旦那さんに情報共有してみましたが、反応が薄い!!

今の地域・路線から離れる(けれど、旦那さんの通勤時間的には今と同じ。私の方は若干+α)のと、駅から徒歩15分かかること以外は、すべての条件を満たしていたのに…!!!

旦那さんの煮え切らない・消極的な態度にイライラしてしまった。

 

独身の時から、都内の戸建てを購入するのを目標として貯金してきた私。

昨日の旦那さんのやる気のなさに

「もういっそぐり君が大学生になるまで今の家で賃貸でいいよ!」

「いや、でもその時には年齢的に旦那さんも私もローンが組めないよ!」

「そもそも、持ち家が夢で独身時代から貯金していて、結婚していなければ今頃家を買っていたはずだったのに。自分の意志だけでは進めない今の状況がもどかしい!」

「独身時代、将来の夢のために馬車馬のように働いて稼いだ日々はなんだったのか…」

と、ぐるぐる一人で考えていたのですが。

 

 

この記事を読み返し、またイライラしていた気持ちが収まりました。

そうだった。「グダグダしているうちに、実家か親戚の家を継がざるを得ないという状況に持ち込む作戦」だったけ。

 

 

昨日ぐるぐる考え込んでいた時に「働く・稼ぐ」モチベーションが著しく低下したけれど、またやる気が出てきた!

旦那さんののらりくらり具合に本気で嫌気がさしたら、もう「夫婦の意見の一致」はあきらめて、自分の資産だけで自分の好きな場所に自分の好みだけを追求した家を建てるぞ!