年末、会社の近所の和菓子屋さんが鏡餅をたくさん作り、道端にラックを置いて乾かしていました。
それを見た社長が、「いいね!」と、大きな鏡餅を買ってきてくれました。
が、年が明けて11日を過ぎても鎮座したまま。
むむ…このまま誰も行動に出ず、カビの餌食になって終わりそう…。
ということで、13日に会社で鏡開き(餅を割る)をし、下準備をしました。
14日(木)お汁粉。
お昼休みに会社の近所のスーパーへ買出しに行き、本日と明日の材料を買出し。
カチカチになった餅の戻し方を実験しながら、おやつの時間にお汁粉を作り甘い物好きのメンバーで食べる。
15日(金)お雑煮。
実験の結果を踏まえ、前日の夕方から鍋に水を張って餅を入れておく。
具材は、大根・人参・長ネギ・椎茸・鶏モモ・なると。お昼は社長(出張中)を除くメンバーでテーブルを囲んでお雑煮を食べる。
18日(月)揚げ餅。
残った細かな餅をすべて揚げ餅に。
味付けは2種。「トリュフ塩」と「カレー&粉チーズ」。揚げた傍から食べていき、みんなでおやつタイム。
…翌日、ダイエット中で順調に体重を落としていた同僚が+0.5キロの悲劇に襲われる。
真空パックに入っていない昔ながらの鏡餅を、小さく小分けにするのにあんなに大変だったとは…。
幼少期、祖母の家は必ず手作りの鏡餅でした。
神棚の他、床の間、台所の火の神のお札の前、トイレの神様用など家のあちこちに飾り、大小10個ぐらい作っていて、毎年鏡開き後には母が揚げ餅にしてくれて…それを毎年楽しみにしていましたが…お餅を細かくする作業、あんなに大変だったかな???
今度、当時はどうやっていたか、コツはあるのか、母に聞いてみよう。