片隅でひっそりと

~共働き家庭の 仕事・家事・育児~

ポテトチップスを食べる際は、1枚ずつ許可を取る必要あり

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ぐり君は、ポテトチップスが大好きです。

 

今シーズン3回めのガパオライスを作りました。

(1度に2食分作るので、食べたのは5回! 1回分は冷蔵庫に)

その際に添えたスープは、レタスとポテトチップスのコンソメスープ。

 

むかーーし。もう20年以上前。

お昼休みに入ったアジア料理(どこの国だか忘れた)で出てきたスープが、ポテトチップス入りでした。あれは最初に見た時は、衝撃的だった…。

その店では、野菜炒めにキュリやレタスを入れても美味しいということを知ったので、強烈な印象で記憶に残っています。

もう今ではそのお店は残っていないだろうな~。

 

 

ポテトチップスの残りは、お風呂に入ったあとにみんなでソファーに並んで座り、食べました。

ところが…ぐり君、器を自分の膝に乗せ、大きなポテトチップスを両手に鷲掴みして食べます。

「みんなで食べるんだよ」と声をかけするとうなずきますが…器を抱え込んだまま独占状態。

旦那さんが横から手を伸ばしてパクパク食べていると、「だめなのぉー」と、お皿の上に両手をかざして隠し、半泣きに。

(ポテトチップスが手の下で潰れてるよ!)

 

もう一度私が「みんなで食べるんだよ」と声掛けし、「これは小さいから食べていい?」ときくと、こくりと無言で頷きます。

ソファーの真ん中に座るぐり君の膝上の器に、左右から手をのばす父と母。

「これは小さいから食べていい?」(こくん)

「これもいい?」(こくん)

「これもいいよね?」(こくん)

「これは!?」(こくん)

ぐり君が食べる暇もないほど、畳み掛けます。

そうして、うなずき続けていたので…少し大きめのポテトチップスを手にした私が

「これもいい?」ときくと、こくんとなおざりに頷きました。

お?これは大きめだけど、いいんだ?

と思って口に入れた途端…

「やっぱり、だめだったのぉー」と涙声。

衝動的にうなずいてしまったけれど、サイズが大きかったことに気づいたようです(笑)

 

割れたものや、小さめのものしかぐり君のOKが出ないので、ちまちま口に入れていて食べた気がしない…もっと頬張りたいのに。

そこで、小さな破片を何枚か重ね、正面だけみせて

「これはいい?」と聞いてみました。

ぐり君に「ぱっぱに騙されているよ! 後ろに…」と暴露しようとする旦那さん。

しかし、ぐり君がうなずくのを見て、言葉を飲み込みさっそく真似する旦那さん(笑)

 

しまいには、ぐり君が器を自分の背中に隠したり、何枚も手に持とうとするので

「もう食べないから、ゆっくり食べなさい。たくさん手に持つと割れちゃうから1枚ずつ持ちなさい」と、落ち着かせました。

 

 

ポテトチップスやポップコーンを食べる際に、毎回繰り返される光景です。

楽しい。

みんなでお菓子を食べるだけで、こんなに楽しく笑えるなんて。

幸せだ。

(大人二人からポテトチップスを必死で死守しているぐり君は、そう思っていないだろうけど)