片隅でひっそりと

~共働き家庭の 仕事・家事・育児~

ある日、突然。人生の岐路に立つ(転職の誘い)

6月中旬

個人メールに、知人(元同僚)からメールが来ました。

「このメールアドレス、まだ生きているのかな?」と。

 

ん? なんで会社のアドレスも分かっているのにそちらに送ってこないで、生きているかも定かでない個人アドレスにわざわざ送ってきたのだろう?

 

…メールを見た途端、嬉しさで気持ちが高揚しました。

 

転職の、お誘い!!!!

 

 

まだ独り者だった時期に、一度は辞めようと思った会社。

でも、社内全員に会社を辞める宣言をしていたけれど、引き止められ義理人情の気持ちが勝ってしまい結局は辞められず。

 

結婚話が出てからは、「もしかしたら子どもを授かることが出来るかもしれない。その可能性があるなら、在職年数が長く融通のきく今の会社は辞めないほうがいい」と、ちょろっと心を覗かせた転職願望を自分自身で抑え込んだ。

 

子どもが生まれてしまえば、家庭と仕事と育児を両立させるには時短勤務するしかなく…転職なんて言葉は程遠くなりました。

上の高みを見ながら仕事なんて夢のまた夢で、会社のお荷物にならないように頑張るので精一杯。

 

信頼していた同僚が何人も会社を去るのを見送り、でも「自分も」とは思えず、会社の中で頑張ってきた。

 

仕事復帰して2年経ち育児と家事の両立もなんとかできるようになり、さらにコロナウィルスのせいで在宅になり、5月にひとつ仕事の山を越えて余裕のある(正確に言うと暇!)中で、なんだかなーと、ぬるま湯に浸かった気分で諾々と日々を過ごしていたこのタイミングで、唐突に人生の岐路に立つことに!

 

 

かつて(つい最近まで)10年一緒に働いた仕事仲間であり、私の現状(時短勤務中)も承知で声をかけてくれた知人。

 

今、世の中的にも落ち着かず、会社の内部もバタバタしている中、長く世話になった会社や同僚のことを考えると能動的に転職を考えるなんてできない状況だったけれど。

 

メールを貰って、ドキドキして嬉しくて、舞い上がっている時点で…自分の心はすでに決まっているようなものだと思う…。

待遇の話はまだ聞いていないけれど。

まあ、給料は…落ちるだろうな…多分…。

前に、ランチを食べながら話半分で「引き抜いてね」と言った際、「ちなみに私の給料は高いよ!」と宣言してあったけど…きっと、そこまでとは思っていないだろうな…。

 

そう思ってもドキドキ・ワクワクが収まらないなら、もう自分の中では誰とどんな仕事をするかが大事で、お金の問題じゃないってことだよね。

 

「やばい」って言葉、嫌いなんだけど。

「やばい、嬉しい」という言葉しか浮かばない。

 

あ~良かった~。

きつくて心が折れそうな時も踏ん張って仕事してきて良かった~。

子どもが生まれても仕事を諦めないで良かった~。

過去の自分、ありがとう!

 

 

いや、でも、私の「仕事人」としての旬はもう過ぎていると思うんだよね…。

本当にいいのか? 引き抜くのが私で?

 

 

気持ちを抑えられず、仕事中の旦那さんにLINEを送ってしまった。

概要は送らず、知人の会社に転職しないかと誘われたことだけ書いて「8割がた心が動いている」と。

旦那さんは

「詳しい話は帰ってからだけど、いい話だと思うよ。嬉しいっていうのが大事だし」

と、返してくれました。

 

うんうん。

旦那さん、ありがとう!!

給料が大幅に下がる条件だった場合はごめんね!

もう仕事への情熱の炎が消えかけていて、ぐり君が小学1年生になったら仕事(正社員)は引退しようと思っていたけど、転職できたなら「あと3年半」と辞めるまでを指折り数えて待つこともなくなると思う。

もし給料が下がったとしても、その分長く働いて生涯年収の帳尻は合わせるから!

 

 

 

ふぅ。

とりあえず、心を落ち着けて、詳細&待遇を聞きに行こう。

 

…上記、6月中旬。転職の誘いを貰った嬉しさで、当日に書きなぐった日記です。

会社側に退職の意向を伝えるまで「下書き」状態で眠らせていました。

 

ちなみに、過去、こんな日記を書いています。

種まきしたものが、10ヶ月しないうちに芽を出しました。


続きは、明日(予定)