社会人になって、早27年。
未だに、時々「働く意味ってなんだろう?」と迷走する時があります。
自分はなんのために働くのか。
なぜ、子どもを保育園に預けてまで働かねばならないのか。
20歳で働きはじめたときから何度も何度も自問自答してきて、そのたびに毎回答えに行き着き気持ちが落ち着くのですが。
心に余裕がなくなると、またムクムクと「何故?」と疑問が頭をもたげます。
今まで自問自答して得た答えが心の中にしっかりとあるんですけど…あるけど、それでもなお「何故?」と。
そうして、最近は、その疑問を検索してしまいます(笑)
働く意味なんて、人それぞれ答えは違うのに。ネット上に自分の答えはないとわかっているのに。
でも、検索していて、良い記事を見つけました。
「しいて言えば、『楽しく生きる』以外はないと思いますよ。なので就活中の学生さんには、会社での自分のありかた、つまり『楽しく心地よくいられそうかどうか』を一番大事にしてほしいです」
ですよね。私の信条は「仕事は楽しく!」です。
「ええ。仕事だけでなく、なにかの『面白さ』って自分で見つけようと思って見つけられるものじゃない気がするんですよね。とりあえず何かやってみて、するとそれが意外と面白かったりする、と」
ええ。真理だと思います。
苦手だと思っていても、やっていくうちに得意になっていたり、好きになっていたりするし。
自分の「天職」も、実際に働いてみて見つけていくものだと思います。
「『将来的に成功しなきゃ!』みたいな発想って、未来志向型の時間に囚われたものなんですよね。実存主義的な思想とも深く関わるんですが、未来のために何か目標を設定して、それに向かっていく……そうすると、重要なこととか意味は未来にしかなくなるわけですよ」
私は早期リタイアを目指して仕事していますが…目的は早期リタイアではなく「楽しく暮らすため」。
手段であるはずの早期リタイアを重視しすぎて今の生活が楽しくないものであってはならない。目的と手段を取り違えないよう気をつけなくては。
24時間のうち、寝ている時間は8時間、働いている時間は8時間(ともすればそれ以上)、その他の時間に8時間。
人生の一番いい時期20歳~65歳まで45年間もの年月のうち、かなりの時間を「仕事」に費やすのだから、その時間は、楽しく前向きな気持で過ごしたい。
趣味を仕事に、とかそういうのではなく。自分でどの環境に身を置くか決め、その中で必死に頑張り、同僚と苦楽を分かち合い、大変なことがあっても総体的に「楽しい」と思いながら仕事をしたい。
いつ自分の人生の終わりが来るかはわからないけれど、そのときまで、趣味だけを楽しみに生きるのではなく、家事も、育児も、親戚づきあいも、仕事も、すべてを楽しみたい。
働く理由を細部まで落とし込むと、過去に書いたジェンダーの呪縛からの脱却や
↓
夢の実現や家庭環境の安定のためではあるのだけど
↓
今の私の家庭環境以外の、もっと大局での理由は、
「なんのために働くのか?」
それは
「人生には色々な楽しみがあるけれど、その中で “仕事をすることでしか得られない楽しみ” も味わいたいからだ!」
(私の場合)。
やはり、信条にしている「仕事は楽しく!」に回帰するね。
(だからこそ、信条 なんだけど(笑))
伯母が帰り際に持たせてくれた唐揚げを、翌日「唐揚げの南蛮漬け」にリメイク。
伯母も母も、それから妹も義妹も料理上手。私とは、手際が段違い。レシピなんて見ないでぱぱっと作る。千切りも神の域。
仕事では、もう「師」や「先輩」と呼べる存在は長らくいないけれど、「料理」には目標とする人がたくさん身近にいる。人から学べるって、幸せ。