こ、こんな日がこようとは…!!!
ぐり君が、昨夜、歯磨きをしていない、と言って泣いた…!!!
ぐり君の歯磨き嫌いに悩まされ、以前に記事にしたのが一年三ヶ月前!
どうしたら歯磨きを嫌がらずにやってくれるのか?(悩み) - 片隅でひっそりと
転機となったのは、ちょうど一ヶ月前!
改善の兆が見え始めていたのが、半月ほど前!
ここ3日ほど、朝の歯磨きタイムは、お医者さんごっこタイムにしていました。
家にある聴診器を首にかけ(※注)
「みずなら ぐりさん(それらしく本名を呼ぶ)、今日はどうされました?」
と問いかけるのですが…もう台詞を言い始めた瞬間に服をぺろーんとめくり上げて、待機してる(笑)
注:聴診器は、先のチェストピースを指や服が触ったりすると爆音かと思うほどの音が聞こえるため、ぐり君が真似したときに危険なので、チェストピースは常にはずしてあります。また、ぐり君も真似したがるので、念のためにイヤーチップも耳に入れず、首にかけるだけの状態で使用しています(ぐり君は、本来は耳に入れて使用するものだとまだ気づいていない)。
チェストピースのついていないチューブの先で、おなかをつんつん。
「うーん、今日のおなかの状態は、なかなかいいですね。でもちょっと、おへそが気になりますね…でべそな気がしますね…」おへそを、つんつん。
私はもっともらしい口調でちょっとお馬鹿な台詞をいい、ぐり君が笑います。
こんな感じで、お腹・背中を見た後は、寝転がってあーん。
そのまま、歯医者さんになります。
チューブをライトに見立てて口の中を見まわし、
「あぁ、昨日の夜は、きれいに歯磨きをされていますね~。おや!でも、朝食べたヨーグルトが! ああ、こっちにはおにぎりが! では、きれいにしましょう~。」
と、歯磨きを開始。
歯磨きが終わると、
「本日はこれで終了です。こちらがお薬になります。また明日の朝に来てくださいね。お大事に~」
と、手を振って終了。
こんな感じで、3日ほど楽しく歯磨きをしていました。
さて、昨夜のこと。
先に布団でごろごろしていた私の元に、ぐり君がやってきて、ごろーーん!
「あれ? ぐり君、歯磨きした?」(してないのを知っていての質問)
「してなぁーぃ」
「え!? してないの?」
「じゃあ、歯磨き、しようか」
「しよっか!」
勢い良く、ぴょこん、と起き上がるぐり君。
そこに旦那さんが登場。
「あ~。ねむいな~。おやすみ~」
芝居がかった台詞をいい、電気をパチンと消して横になる旦那さん。
ぐり君と私のやり取り、聞こえていたでしょう??
「え、電気、消さないでよ。まだ…」と言いかけた瞬間、
「うわーーーーーん!!!! まだ、はみがき、してないのぉーーーー」
ぐり君、号泣!!!
「む、むしばに、なっちゃうーーーーーー!!!!」
旦那さんは、ぐり君の泣きながらの言葉が聞き取れず
「え? え? どうしたの?」
と、おろおろ。
「電気つけて。ぐり君、まだ歯磨きしてない、虫歯になっちゃうと泣いてるんだよ」
電気をつけてもらい、立ったまま号泣するぐり君を抱きしめてなだめ、歯磨きタイムに。
「朝、ぱっぱ歯医者さんとお約束したんだもんね~」
「夜もきちんと磨いてくださいねって、ぱっぱ歯医者さんに言われたんだもんね~」
「また明日、ぱっぱ歯医者さんに “昨日の夜もきれいに磨きましたね” とほめてもらうんだもんね~」
無事に、歯磨き終了。
ここ数日、夜にお布団の上で遊び始めたぐり君と
「歯は磨いたの?」
「まだ!」
「歯磨きしようか」
「しよっか!」
という会話をよくしており、ぐり君が歯磨きに前向きだなとは思っていましたが。
まさか、歯磨きを忘れて泣くほど、歯磨きが重要なものだと認識していたとは!!
今朝も、お父さんの仕事部屋から戻ってこないぐり君に向け、廊下の端から
「次の患者さん~、みずなら ぐりさん、みずなら ぐりさん、診察室にお入りくださ~い」
と声をかけると、ものすごい勢いで走ってやってきました。
歯科医院にいったのをきっかけに、歯磨き嫌いを脱却できました!!