片隅でひっそりと

~共働き家庭の 仕事・家事・育児~

年末の帰省問題(予定が決定 納得はしているけれど不本意)

これまでの経緯

年末の帰省日程で、夫婦の利害が一致 - 片隅でひっそりと

2019年大掃除の記録➁(小咄:帰省の計画が暗転) - 片隅でひっそりと

年末の帰省問題(いまだ未解決) - 片隅でひっそりと

 

日曜日、友達が遊びに来る準備をしている最中に旦那さんが、「29日に(義実家に)帰省して…」と、ポロッと口にしました。

しかし、私はまだ了承していない。決定事項のスケジュールかのように自然に口にしたのですが、それにはノーコメントで話を流しました。

 

 

夜、ぐり君が寝たあと。お気に入り登録をしているブログを読んでいました。

読みながら、身につまされて反省。

ちゃんと自分の気持ちや考えを言わずに、物事が自分の都合がいいように転ぶわけがない。夫婦円満を保つためにも、不満があるときこそ自分の考えと旦那さんの考えをすり合わせよう、と。

 

喧嘩腰に話を始めてしまわないよう「相談」という気持ちで、旦那さんに帰省の日程の話を持ちかけました。

「義母は多分料理好きじゃない。客の長期間滞在は義母の負担になると思う」

「旦那さんだけならともかく、私やぐり君がいては義母も“おもてなし”をせざるを得ない」

「私たちが遊びにいっても、いつもおとうさんはフラッと気ままに出かけているでしょう。でも、その傍らでおかあさんは友人との定期的なお茶会ををキャンセルして毎回家にいてくれているんだよ。私たちの帰省で一番大変なのはおかあさんだよ」

「短い滞在なら、久しぶり!と嬉しくも感じるが、長くなると双方が負担になる」

「体がきかなくなってきたから、子どもに庭の木の剪定の手伝いに来てほしいという気持ちは分かる。でもそれは毎年必要になること。毎年そのために年末年始に長期間滞在するのは無理だから、今後は秋口に庭木の剪定のために帰省する日を別に設けたほうがいい」

「今回は致し方ないから29日の帰省でもいい」

 

旦那さんに言うのは躊躇われていた義母が料理好きではないだろうという推察も含め、思っていたことをすべて述べました。

自分で話しているうちに、手術して気弱になっている義父のことを思いやれる気持ちが出てきて、「今回は譲歩もやむなし」と気持ちが切り変わりました。

 

私の話をじっと聞いていてくれた旦那さんの見解は

「確かに枝の剪定はしてほしいかもしれないけれど、それはほとんど建前じゃないか」

「毎年元日からの顔出しで、ちょっと拗ねているだけじゃないかと思っている」

「年末年始に先に帰省する方を、年ごとに交代するとか対策したほうがいいかも」

ということでした。

 

う~ん? そうなのかなー?

でも、毎年新年に顔出しをするのは、私たちの都合だけで決めているのではなく、義妹の都合を優先した結果なんだけどね…。

一度、年末に先に義実家に帰省しようとしたけれど、義妹の予定と合わずにボツに。

仕事が忙しくて、せいぜい1泊、少ない時は帰省して数時間でとんぼ返りの義妹。彼女も含めて「義実家みんなで集まろう」とすると、元日~2日がベストな日程なんだけど。

帰省順を交互にするとなると、毎年の各所への帰省予定日のすり合わせが面倒になるな~。

 

 

しかし、私としてはやはり義母の負担が気になる。

そこで、義母の負担的にどうか、義妹の見解も聞いてみて欲しいと、旦那さんにお願いしました。

 

旦那さんが電話して探ってくれましたが、義妹にもそれはわからない、と。

義妹は今年も料亭のおせちを注文していてくれたそうで、私たちの日程にあわせて30日に一旦帰省し、おせちの受けとりのために元旦に都内に舞い戻り、それを持ってまた義実家へ帰省するそう。

あぁ…義妹も今回の日程変更の犠牲者だ…。

 

 

義妹の帰省予定も確認した上で、旦那さんが義父に電話をしました。

「29日の深夜か、30日の早朝に帰ろうと思うんだけど」

今回は、スピーカーフォンにしていなかったので、会話の内容はつかめず。

しかし、何やら不穏なやり取りが。

どうやら、義父は、例年通り元旦に来ると思っていた模様。

「いや、枝の剪定もしなくちゃなんでしょ。とにかく29か30には帰るから。もう○○ちゃん(義妹)とも日程調整した後だし」旦那さんが、決めた日程を通そうとしている様子だけ伺えます。

 

電話を切ったあとに、旦那さんが「早く帰って来いと怒っていたのはそっちなのに!」というから「いや、家の大掃除を手伝ってほしいといってただけで、義父は怒ってはいなかったよ?」と義父のフォローしておきました。

旦那さんは「自分で言いだしたくせに! こっちはスキーをキャンセルまでしたのに!」と憤慨していました。

 

うんうん。おつかれさま。

みんな自由人な義父に振り回されちゃたね。

こんなことで、私たち夫婦が喧嘩に発展したりしていなくて良かったよ。

 

しかし、今回の一番の犠牲者は義妹だと思う…。

予約したお節料理の受け取りのために、二往復もしなくてはいけないなんて…。

 

 

上記により決まった暫定の予定。

 

27日(金) 仕事納め。旦那さんは半ドンで仕事終わり、夜は革教室

28日(土) 旦那さんは友人と外食(多分)

29日(日) 昼は家族3人でおでかけ。深夜に義実家へ帰省

30日(月) 義実家の大掃除手伝い

31日(火) 義実家の大掃除手伝い

1日(水) 昼過ぎに移動→夕方に私の実家へ

2日(木) 私実家、甥の誕生日祝

3日(金) 私実家 → 夜中に帰宅

4日(土) 家でのんびり

5日(日) 私親戚に挨拶

6日(月) 仕事初め

 

 

今回のスケジュール変更で良かったことといえば、甥の誕生日祝いを当日にしてあげられること。

私の結婚後は、こちらの帰省の都合で毎年1日前倒しでおこなっていました。

 

実は、新年早々誕生日を迎える親族が、義実家・実家の双方にいまして…。

毎年、元日に実家→義実家へ向かう途中に、義妹の誕生日ケーキもうちで買っていたのです。未就学児の甥の誕生日を祝った手前、同じ日の義妹の誕生日を無視できなくて…。

1度買っていったら、なんとなく恒例行事になってしまい…。

40半ばの義妹の誕生日会、いつまで続くのかな(うちがケーキを買っていくのが悪いのだけど)と、ぼんやり思っていたのでした。

ここで義妹のフォローをしておきますが、義妹の誕生日会を率先してやっているのは甘いもの好きの子供っぽい旦那さんであり、決して義妹からのリクエストではありません。

 

「今年は、向かう順番が違うからいつものケーキ屋で買えないけど。どうする? うちの近所の店(クリスマスケーキを買った店)で購入してから行く?」と旦那さんに聞かれましたが、

「29日に買って元日に食べるだなんて、クリームぱさぱさになって美味しくなくなっちゃうよ。今年は義妹の誕生日ケーキは買わなくていいんじゃない」と返しました。

ささやかな、本当にささやかな意趣返しです。

でも、3日も前に買ったホールケーキが美味しくないのは本当だしね。

 

 

あ~あ~。

今年は、4泊5日で実家に帰れると思って浮かれていたのになぁ。

紆余曲折の末、蓋を開けてみれば義実家に3泊4日で、私実家は2泊3日か!

 

 

母に28日にはぐり君と2人で一足先に帰省すると伝えてしまっていたので、「ごめんね」の連絡をしました。

母は「仕方ないわよ。お母さんも昔は同じだった。私の実家への帰省は日数も少なく後回しにされ、なんで、といつも思っていた」と。

 

は~。切ない…。

(誤解を生むといけないので補足。今年は私実家への帰省日程のほうが少ないけれど、いつもは逆です!)

 

 今年は、母のお節料理作りの手伝いも出来ないんだな~。

 

 

最後は愚痴になってしまい締りが悪いが、今日のところはこれで終了。