片隅でひっそりと

~共働き家庭の 仕事・家事・育児~

お父さんしか作れない「モーモージュース」

ぐり君は、ジュースとゼリーが大好き。

(アイスクリームも好きだけれど、家の冷蔵庫にはないと分かっているよう)

一度与えると、「ちょーだい」がエンドレスになります…。

小さな子がいる家庭は「じゅーちゅ、ほしいのぉー」のおねだりは、どうやって躱しているのでしょうか…?

 

うち(私)は、ゼリーは、スティックタイプのごく少量のものを、1回につき2本まで。1日最大3本までをなんとなくのルールにしています。

とはいえ、一度あげると「ちょーだい」がエンドレスで続くので、朝は果物やヨーグルトを勧めてごまかし、夕方の帰宅後にあげることが多いです。

ちなみに、ぐり君が旦那さんにおねだりした場合は、「ぱっぱがいいといったらね。ぱっぱに聞いてごらん」と、必ず私の許可をとってから与えてくれています。

 

ゼリーよりも厄介なのがジュース。

一時は、アンパンマンのパックジュースを買っていた時期もありましたが、こちらも要求がエンドレス。

数ヶ月前に、逆さまにしてストローから「じゃー」とこぼして遊んだあとに、再び「ちょーだい」を言われた事件があり、びしょ濡れになった布団の処理をしながら“もうジュースは買わない!”と決意しました。

 

亡くなった父と祖母も含め父方の兄弟全員とが糖尿病なので、ぐり君も糖尿病因子を持っている可能性が高いです。ジュースはできるだけあげたくない。ジュースを飲むことを習慣化したくない。

さらに、ぐり君が1度りんごジュースを飲んでアナフィラキシーショックを起こしてしまったこともあり、ますますジュースを遠ざけるようになりました。

(とはいえ、外出先などではたまーに買ってあげています)

 

しかし、スーパーの棚や、自販機を見ては「じゅーちゅ!(見つけた!) じゅーちゅ、ほしいのぉー」と言われます。

あと、電車の中で、他の子がジュースを飲んでいるのを見てしまうと「りーちゃんもー」とせがまれます…。

ジュースは、街中の至るところにあり、ぐり君を誘惑し続けます。

この状態でずっと「ダメ」と拒否し続けるのは難しい。

あまりにも叶えられないと、その要求がどんどん膨らんでしまいそうだし…適度に叶えてあげたほうがいいのではないだろうか。

 

そこで、旦那さんが一計を案じました。

糖分をできるだけ少なくした、子どもに優しいジュース。「モーモージュース」をあみ出したのです!

…単なる、ホットミルクですが。

牛乳を温めて、砂糖とバニラエッセンスを入れて作ります。

バニラエッセンスで甘い香りをつけることで、砂糖の量をほんの少しに押さえています。

 

この「モーモジュース」は「お父さんにしか作れない」…ということにしています。

登園の準備をしている朝や、帰宅後に子どもの面倒を見ながら夕食作りをしているときなど「ちょーだい。ちょーだい。もーもーじゅーちゅ」と言われても「お母さんは、モーモージュース作れないの。とーたんにお願いして」といって躱します。

 家にいる時間が短いお父さんしか作れない、という点がポイントです。

お母さんが作れてしまうと、のべつまくなしに要求されてしまうので。

 

 それでも「じゅーちゅー!」と泣き叫ぶときは、「トマトジューズならあるよ。トマトジュースでいい?」と聞いて、与えています。

塩分なしのトマトジュースなら、子どもがたくさん飲んでも心配いりません。

つい最近までは喜んでトマトジューズを飲んでいたので、しめしめと思っていたのですが。

昨日は「ちやう」と拒否されてしまいました。

早々に「これじゃない」と気づかれてしまい、残念。