片隅でひっそりと

~共働き家庭の 仕事・家事・育児~

注射嫌いの旦那さんが興奮して帰ってきた

 

上記の続きです。

先々週の金曜日、有給を取っていた旦那さんがインフルエンザの予防接種に行きました。

 

事前に「いつものかかりつけ医は、もう12月末まで予約が埋まっているって。駅前の耳鼻科は予約なしでして予防接種をしてもらえたから、そこに行くといいよ」と情報共有をすると、

「予約なしで行って、待たされなかった?」と聞かれました。

「待たされたよ~。初診だったし。子どもたちがたくさんいて、予防接種して貰う前も、してもらってお会計するまでもかなり待たされた」と、ぐり君の予防接種の際の状況を教えると

「待たされるのは嫌だな~。今年はもう仕方ないけれど、来年はいつものかかりつけ医で早めに予約しよう」といってました。

 

そうか…。私からすると、予約なしの病院のほうがありがたいのに。

 

旦那さんのその台詞を聞いたとき、若干イラっとしました。

本当に、若干ね(笑)

「いいわね~。有給もたんまり残っていて気兼ねなく休めるし、自分の都合だけ考えて予約できるのだから。こっちは、子どもと仕事と家事の兼ね合いを常に考えて行動してるのに」って。

 

予約制では、下手したら注射1本のためだけに平日に有給を取らなくてはいけなくなる。場合によっては、仕事の状況で予約をキャンセルせざるを得ないことも考えられる。

それに比べ、予約なしで当日行って受け入れてくれる病院の、なんとありがたいことか…。「今日は少し早く帰れた」とか「今日は夕飯の準備がすでにしてあるから、少し遅くなっても平気」とか「今日は子どもの体調も良さそう」とか、その日の仕事と家事と子どもの体調で、予防接種に行くか行かないかを直前に選択できるのだから。

 

普段、“育児も家事も半々にして二人で担う”という意識ではいても、やはり役割の偏りは避けられず、その結果、夫と妻でこういう意識の差が出るんだな…。

 

まあ、旦那さんに悪気は一切なく、ちょっと配慮が欠けていただけ。そこまで気が回らないだけなので、黒い気持ちは飲み込みました。嫌いな注射をしに行ってくれるだけでもありがたい。

 

で、旦那さんがインフルエンザの予防接種をしに行った金曜日。

ぐり君が寝たあとに旦那さんがお稽古から帰ってきました。

私の顔を見るなり、開口一番「インフルエンザの予防接種、全然痛くなかったよ!! すごいよ! 今までの病院で一番上手だったよ! こう、腕を出しでぎゅっと目をつむったら…え?もう終わり?って感じだった!」と、身振り手振りを加え、熱く語ってくれました。

 

「あの病院、小児科ではないけれど小さい子どもたちが常にたくさん来ているから。先生たちも注射は上手なんだよ。来年も、あの病院にしたら?」というと

「うーん」と悩む様子。

「いつものかかりつけ医も、小児科の先生の注射は神業だよ。だけど、旦那さんが予約していったら、インフルエンザの注射をしてくれるのは小児科以外の先生だからね。上手いかどうかわからないよ」

「え~…」

 

と、ここまで話をしていて、はたと気づきました。

 

「そうだ。来年のぐり君の予防接種、旦那さんが行ってきてよ!」

そうだよ、なんで気づかなかったんだ!

「だって、私、会社(の手配)で予防接種をしちゃうもの。予防接種をしていない旦那さんが、ぐり君の予防接種と自分の予防接種を同日にやったほうが効率的じゃない! 1回で2人やってもらえれば、待ち時間も2倍かからないし!」

「え~…まあ、そうだけど…」

 

そうだよ! そうだよ!!!

なんで常に私がぐり君の病院(予防接種)係なのさ~。

ぐり君の2回めの予防接種は私が同行するのでもいいけれど、1回めは旦那さんに担当してもらおう~♪