片隅でひっそりと

~共働き家庭の 仕事・家事・育児~

3個めのミカンを諦めさせる方法

ぐり君は果物が大好きです。

子どもはみんな大好きですよね。

私も子どもの頃、夕食後のデザートは楽しみでした。食が細くなかなかご飯が進まないのに、ようよう夕食を食べ終えた後に「今日はなに~?」と毎回母に聞いていたっけ。

 

ぐり君は、「ななな(バナナ)」「ぶど(葡萄)」「なしぃ(梨)」は言えるけれど、柿やりんご、はたままジャガイモまで「なしぃ?」と聞いてきます。

そんなぐり君。ミカンも大好きです。

小粒のミカンが安く売っていたので買いました。

 

「じょーだぃ」というぐり君に「これはミカンだよ。ミカンちょうだいといってごらん?」と何度か教えると、「かん、ーだぃ」(ミカン、ちょうだい)と言えるよになりました。

ミカンを剥いてあげると「ままがいい」と、房ごとではなく、丸いままで欲しいと。

太めの白い筋はもしょもしょしてイヤだろうと取ってあげたら、「まんまがいいのぉー!」と泣かれました…。

 

2個めの「かん、ーだぃ」までは聞き入れましたが、さすがに3個めとなると、ちょっと食べ過ぎでは…と心配に。

「3個は食べ過ぎだよ。ダメ」といっても、ぐずって聞き入れません。

そこで、「じゃあ、さっき食べたミカンさんたちに3個めも食べていいか、聞いてみよう!」とぐり君に提案しました。

 

ぐり君のぱんぱんに張ったお腹を指先でトントンとします。

「ミカンさん、ミカンさん、ここにいますかー?」(トントン)

小さな声で「いますよー、いますよー」(小さくトントン)

「ミカンさん、お腹に中はもういっぱいですか?」(トントン)

小さな声で「いっぱいですぅー」(小さくトントン)

「ぐり君がもう1個食べたいといってるのですが、どうでしょう? 入りますか?」(トントン)

小さな声で「むりです、むりですぅー。もうはいりません~。たべるのは、あしたがいいとおもいます~」(小さくトントン)

「だって。もうお腹いっぱいだから、ミカンは明日にしようか」

「はぁーぃ」

 

にこにこしながら諦めてくれました。

 

昨夜も、今朝も、この方法で成功しています。

 

これ以上は食べ過ぎだよ!という時に、お試しください。