近所の川は越水することなく、被害にはあわずに済みました。
普段はチョロチョロしか流れていない川も、今回はかなり縁ギリギリでした。
金曜夜から避難袋の中身のチェックや入れ替えをする私を見て、「うちは大丈夫だよ」といって子どもと遊んでいた旦那さん。
とはいえ、家を借りるときにその点を考慮したわけでもなく、借りたあとで私が洪水マップを見て、結果的に周りより安全だと知っただけ。
旦那さんの言葉にはなんの根拠もないので、無視。
防災備品のチェックリストとにらめっこをしている私の横で、義妹と「みんな大げさだよねぇ」とのんきに電話で話していた旦那さんですが、その後、近所(何駅か先)に住む旦那さんの友人の家が避難区域になって避難所に向かったと知り、少しだけ認識を改めたようです。
うちなんて、休日に「3人で出かけよう」といって支度をはじめても、オムツの用意・水筒の用意・おにぎりやおやつの軽食の用意・持ち出すオモチャの用意・万一の着替えの用意・歯磨き・着替えなどで、たいてい1時間はあっという間に過ぎてしまうのに。
避難の準備もせず、いざというときに「ぱっ!」と家を出られるとは到底思えない。
今回は、たとえ川から水が溢れても、垂直避難で自宅待機がベストだとわかってはいたけれど、「もし停電になったら」「もし断水になったら」の「もし」を想定して準備しました。
実際に「いざとなったらこれを持って逃げる」という状態まで準備してみて、足りなかったもの、想定外だったものなど、色々気づくことが出来ました。
今回は被災しませんでしたが、いつも被害を免れるとは思えません。
来年からは、ぐり君への教育を兼ねて、家族みんなで非常用持ち出し袋のチェックをする日をもうけようと思います。
旦那さんに「やろう」といっても、きっと「えー」と言われて傍観者と化すのが見えているので、「非常用持ち出し袋のお菓子の入れ替えをする日。お菓子が食べられるのは参加者のみ」のルールにしようと思います。
…いい年した大人を参加させるためのアイディアであるということに、バカバカしくなりますが。こうでもしないと、旦那さんの参加は望めない。