片隅でひっそりと

~共働き家庭の 仕事・家事・育児~

2歳1ヶ月の朝ごはん&保育園に出発までの朝の支度2時間の内訳

ぐり君の1日の食事のスケジュールは

①7時、朝ごはん

②11時、昼ごはん(1回め)

③14時半、昼ごはん(2回め)

④18時半、夕ご飯

という感じで4回です。

②と③は保育園で食べています。

うちの保育園は、おやつや捕食ではなく、お昼を2回に分けて食べさせてくれています。

毎日2食分のメニューを考え、作ってくれている保育園の給食室の方々はすごいです。

 

食事量に関しては、毎日保育園の連絡帳の中で「少ない」「普通」「多い」の3択で申し送りをしあっています。

私からの朝食についての報告は、通常は「普通」です。

「少ない」と報告するときは、ぐり君の体調がイマイチなときぐらい。

先生からの②と③のトータル報告は、必ずと言っていいほど「多い」です。

 

保育園には少食の子もいるので、相対的に見て「多い」なのかもしれませんが。

毎日「多い」なら、むしろそれがぐり君にとっての「普通」ではないのかと、ちょっと思ったりもします(笑)

 

ぐり君の朝食は、先にヨーグルトやバナナを与え、その間に朝食の用意をしていました。

しかし、それでは、ヨーグルトとバナナを完食し、ご飯をあまり食べてくれないということも多々。

朝起きてきて、まっさきに冷蔵庫をあけてヨーグルトを要求されてしまうのですが、先にご飯がテーブルに乗っていると、ヨーグルトに気が向かないことを発見しました。

 

今朝も、まだ寝ている内に朝食を用意し、ソファーのセンターテーブルにセッティング。

ぐり君が起き、寝室で「ぱっぱー!」と叫んだのを聞き、「はーいー。ぱっぱはこっちだよ~。おはよう!」と、返事をし、ソファーに座って待ちます。

たったっ…とかけてきて、まだ眠そうに私の膝に顔をぐりぐり。

抱き上げて、おはようの挨拶をして、まだうつらうつらしているぐり君を抱きしめて話しかけ、5分ほどして目が覚めてきたら、隣に座らせて「いただきます」。

 

朝は忙しいので、冷蔵庫の中のものをポンポンと放り込んで並べただけの朝食で、手がかかっていません。

でも、納豆とご飯は混ぜてから提供しないと、納豆の豆だけつまんで食べられてしまいます。ご飯50gに対して納豆は1パック。

きゅうりは大ブームが来ているけれど、今朝は1つしか食べずに残しました。

かわりにトマトを3回もおかわりしていました。

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ハム・トマト・きゅうりは、勝手に手づかみ食べしてくれますが、納豆ご飯は側についていて口に運んであげないと完食はできません。

 

本当は、側について見ているだけで、ぐり君が自分で食べられるように訓練したい。

でも、お任せして私は席を離れて準備でウロウロしていると、それに釣られてほとんど食べずに遊び始めてしまうし、手も服も顔もおまけに髪の毛までもが納豆でベトベトになり、シャワーを余儀なくされる。忙しい朝には致命的。

それを避けるために、真横に陣取り、せっせとぐり君の口にスプーンを運ぶ…。

それでもね、頑張っても食事が終わるまでに30分かかります。

その間、牛乳やトマトのおかわり要求に何度も応えなくてはいけないし。

準備と、後片付けを含めたら、食事関連で費やす時間はだいたい1時間。

 

 

先日のZOZOの田端さんのTwitter発言、むかつきました。

俺は1日の家事は1時間で全部できるよ、12歳以下の子どもがいる家庭は8時間も何やってるの的なあの発言。

(数字読み違えていて、家事に約4時間・育児に約9時間が正しいのですけどね)

あれは、終わりのない家事労働に対する問題提起などではなく、自分の優秀さをひけらかして他人を見下した発言としか受け取れない。

 

 

うちは起きてから家を出発するまで2時間かかります。

毎朝、準備に2時間もかかるって何しているの…時間かかり過ぎじゃないと自分でも思うんだけど。

ご飯に1時間かけたあと、残り1時間は何していたかというと…。

 

納豆でベトベトになった子どもの顔や手を濡れた手拭きでぬぐい。

私が洗い物をしている間に出してきたオモチャが壊れた(ジョイントが外れた)と訴えるのに手を止めて、直してあげ、ついでに少し一緒に遊び。

植木の水あげ&金魚に餌を上げていたら、傍らで自らおむつを脱ぎ始めたぐり君を手伝い、新しいオムツを履かせようとしたら「たーい(痛い)」と拒否され、再び脱ぎだすのを諭して新しいものに替え。

嫌がって逃げるのを捕まえて説得して歯磨きをさせると、3回も歯磨き粉をつけてくれの要求を受け。

着替えを拒否されないよう話しかけながら、インナー・ズボン。シャツと少しずつ着替えをさせ。

連絡帳に何を書こうか考えている間に、蛍光マーカーで床にいたずら書きをされて、それを雑巾で消し。

手と足にもマーカーがついていると、自ら雑巾を取り出そうとする子どもを静止(散らかされる)して拭ってあげ。

連絡帳を書いている間に、再び車のオモチャにマーカーでいたずら書きをした上で私に見せたジェスチャーから「きれいにしたい」という訴えを読み取って、濡れた雑巾を手渡して一緒にオモチャのマーカーを拭き取り。

保育園の着替えなどを用意している間にミニカー入れをぶちまけられ。

私が歯磨きをしている間に、引き出しにしまってあったポケットティッシュをぶちまけられ。

私が寝室で着替えをしていると付いてきて、私の本棚から本を取り出していたずらしようとするのを止めて本をもとに戻し。

散らかったリビングをリセットしようと、「一緒にお片付けして」といいながらミニカーをボックスにどんどん投げ入れていると「りーたんもー」とぐずられて、最後の1個だけお片付けに参加した子どもを「えらいね、お片付けできたね!」と褒め。

ボケットティッシュを引き出しに戻していたら、抜き出されたウエットティッシュの残骸に遭遇し、もとに戻せず、もったいないからとついでに冷蔵庫の拭き掃除をし。

靴下を取り出そうと、子どもを抱っこしたまま引き出しを開けたら、ちらりと見えた車の絵のパジャマを着たいと泣いてシャツをぬごうとするのを必死になだめ。

保育園で使用するコップに書いたマークが消えかかっているのに気づいて油性ペンで書き直していたら、マーカー片手に「りーたんも」と言われて、少し書かせてあげてから取り上げたら号泣され。

出かけようと誘う私に「ま、だ、な、のぉー」と拒否をする子に、玄関先で「あ!あれなんだろう!」と声掛けして関心を引いて呼び寄せて、靴下と靴を履かせ。

自分の傘を自分で持ちたいと訴えられ、荷物の多さから「こりゃ無理だ」と悟り、子どもを抱っこひもに入れ、荷物を担ぎ、子どもに傘を持たせ。

 

…ようやく、ようやく、いってきまーーーす!

 

ですよ!

本日も、長い戦いであった。

家を出られた瞬間の安堵感といったら!!

 

2歳児の保育時間と家事時間って、分け目ないですよね。

子どもが起きている限り、何をしていてもすべてが「保育時間」な気がする…。

 

後半1時間は「出かける用意しながら、いかにぐり君の散らかす速度を上回り、片付けきることができるか」という戦いです。

また、戦いのさなかは、効率重視で子どもの意向を無視しすぎると、号泣して手がつけられなくなり、余計に時間をロスする羽目になる。

さらに、私の片付け速度が上回って家の中がリセットされた時点で、さっと家を出ないと、また散らかされて片付けてが延々と繰り返されてしまう。

 

 

保育園や幼稚園に子どもを預けていない家庭は、1日中ずーーーっと、この攻防が続くんですよね…。皆様、お疲れさまです!!!

 

もし、うちの旦那に

「起きてから保育園に行くまで、毎日なんで2時間もかかるの? 何しているの? 俺ならもっとうまくやれるよ」

なんて上から目線でいわれたら(うちの旦那さんは、性格的にそんなこと言わないけれど)、

「へ~。すごいね! 私はそんなにうまく出来ないな~。じゃあ、これからは毎朝のご飯と保育園の送りはよろしくね。適材適所だよね!」と切り返すわ。

氷の微笑で。