冬に帰省した際、義実家から山ほどの手作りジャムを頂いてきました。
「うちはジャムは誰も使わないから…」とやんわりと言ってみたけれど、断りきれずに持たされました…。
義実家から食べ物を貰うのを嫌がる人もいるけれど、私は「ラッキー」と思うタイプなので、義母が作りすぎたおかずなど、喜んでもらって帰ります。
前に、カニ1匹持たされた時も、タコを持たされたときも、旦那さんが完全に引いている(気味が悪くて怖いらしい)中、「美味しそう!」と嬉々としてもらって帰りました。
しかし、ジャムは…消費できる自信がない…。
私は、食パンにハムやチーズ、レタスやトマトなどを挟んで食べるのが好き。前日の残りの野菜炒めやチンジャオロースーなどを挟むのも好き!
旦那さんは甘いもの好きだけど、食の好みは「プレーンなもの」「王道なもの」で、パンは、焼いたパンならバターをぬっただけのものを、焼かないパンは何もつけずにそのまま食べるのを好みます。私が「ハムを挟んだら美味しいよ?」と薦めてみても、頑固に「シンプル一択」の状態。
…二人ともこんな具合なので、ジャムの出番が一切ありません。
貰ったジャムは4瓶+タッパー1つ。すべて別々に作ったもので、味もまちまち。
柚子ジャム4種…ちょっと苦かったり、酸っぱかったり…う~ん…。庭の柚子が豊作だったんだろうなぁ…。
柿ジャム1種…おかあさん、これはダメです。ペクチンがない果物で作るのは無理があります!
しかも、瓶詰めになっているのに、ひっくり返して煮沸消毒で密閉していない!
砂糖控えめのジャム…賞味期限どれぐらいなんだ…。
結局、いただいた直後に少し味見しただけ。
旦那さんに何度か「ジャムあるよ?」と声がけしましたが、「う~ん。いらないかな」といって、旦那さんは一度も食べなかった…。
そんなこんなで、半年以上ずーーーっと冷蔵庫に眠っていたジャムを、月曜日の朝に思い切って処分しました!
きっかけは、旦那さんの「冷蔵庫が壊れたみたい!」という早とちり。
「飲み物が全然冷えていない。冷蔵庫が壊れたかもしれない」と、土曜日の夜に旦那さんが心配そうに言ってきました。
「温度調整、少し上げて様子を見よう」と私。
翌日、冷蔵室は冷えすぎなくらい冷え冷えしていました。
「冷蔵室に物が多すぎたのかもしれない。詰め込みすぎて、冷機の吹き出し口とセンサーの前に物があったのかも」と私がいうと、
「え!?冷蔵庫は物がたくさん入っていたほうが、冷えた物のおかげで効率よくなるじゃないの?」と旦那さん。
ち、がーう!
それは冷凍庫の場合! 冷凍庫はぎっちり物が入っていたほうがいいけれど、冷蔵庫は詰め込み過ぎはNG!
そんなことを伝えながら、冷蔵庫の中身の断捨離をはじめました。
冷やす必要のないクッキーは外に出し(旦那さんが仕舞った…)、義母からもらったジャムも出します。…申し訳ないけど、でも、もう食べられる状態なのか否かもわからないので、このまま入れておいても一口も減ることはないと思われる…。
旦那さんが先月ぐらいに買ってきたマーマレード(何で買ってきたのか忘れた。買ってきたと事後報告され、マーマレードより柚子ジャム食べて!と返事したことしか覚えていない)は、念のため残しておきました。
多分、これも再度使う機会は訪れずに、来月にはサヨナラだと思うけど…。
ジャム4瓶と、小さなタッパーが冷蔵庫からなくなりました。これでかなりすっきり!…と思いきや。
夏の帰省で、義母が漬けた梅干を貰ってきたのでした…なぜか2瓶も!!!
帰省初日に「帰り際に用意するとあげるのを忘れちゃうから、先に渡しておくわね」といわれてもらった梅干の瓶。義実家の戸棚に3つあった瓶の内、うちには一番大きいのをくれたのでした。
しかし、帰ってきてみたら、なぜか荷物の中にあの時に見た一番小さい瓶も入っている…!!
こ、これ、おかあさんが妹さん用にって言っていたやつじゃない!? お母さんが前日に私に梅干を渡したことを忘れたのか、それとも、それは覚えていたけど妹さんに「いらない」といわれ、うちに回してきたのか…? 真相はどちらだろう?
梅干2瓶…梅干も旦那さんは食べないのです…私一人でこんなに食べるかなぁ? でも、ジャムは絶望的だったけれど、梅干なら食べきれるかもしれない。ジャムより長持ちするし。
まずは、昨夜、赤紫蘇だけ取り出して刻み、玉子焼きに入れてみました。
夕食のメニューは、けんちんうどん(旦那さん作)、カボチャの煮物、紫蘇入り玉子焼き、枝豆。
梅干しが好きではない旦那さんも玉子焼きを食べ「美味しいね」と。
作り方も訊かれ、「ふ~ん。梅干しの紫蘇はそんな使い方もできるんだ」といっていたので、お気に召したよう。良かった。
旦那さん「嫌い」という食材がたくさんあるけれど、作って出してみると「これなら、まあ食べられる」ということがままあります。
次は、梅干しを使った料理にチャレンジしてみよう。
少しずつ、旦那さんの苦手克服できるように。
そうして、義母からのいただきものを、今度こそちゃんと食べきれるように!!