片隅でひっそりと

~共働き家庭の 仕事・家事・育児~

ぐり君、「手足口病」にかかる

ぐり君、先週火曜日には高熱でダウンしました。

病院に行き、保育園で手足口病ヘルパンギーナが流行っていることを伝えたところ「今は兆候がありませんが、これから症状が出るかもしれません。家庭で注視してください」といわれました。

その後は、夕方にちょっと微熱が出るものの元気だったので木・金は保育園に。

そして金曜日に行われた保育園のお祭りで、手足口病で休んでいた隣のクラスのお友だちを見かけて挨拶。かさぶたの後が痛々しい…。可愛そうに…。

隣のクラスの子たちとは合同保育で一緒に行動することも多いので、Kちゃんが罹患したということはすでにぐり君のもらっている可能性はあるな~と、思っていました。

しかし、今のところ、クラスの子たちも熱を出して休む子はいるものの、手足口病ヘルパンギーナの診断が下った子たちはいませんでした。

 

で、今週の火曜日の夜。高熱から約1週間後。

夕飯をぐり君が全然食べず。トマトを口に入れたとたんに泣いて、トマトを投げ捨てキッチンにいた私の元へやってきました。拙い発音…というより謎語に近い言葉と、口の中に指を入れる行動で「もしや?」と。この時点では、先週に40度超えの熱を出したのと、痛がるのが口のみだったので、可能性としてはヘルパンギーナか?と思っていました。

 

翌朝も、朝食で口にしたのはヨーグルトと牛乳のみ。大好きなバナナもトマトも食べませんでした。

 

これはダメかもな~と思いながら保育園に行き、先生に状況報告。食欲がないこと、いつもより機嫌が悪くなりやすいこと、熱はないことを伝えたところ、先生からは「お隣のクラスで手足口病が出ているので、手足口病の可能性がある」と言われました。

でも、「水疱性発疹はないけど…この発疹、もしかしてそうでしょうか?」と、腕の関節部分の柔らかなところに出来た赤い3つの発疹を見せました。

虫に喰われたか、部分的に汗疹かな、と思っていた小さな赤い発疹。

保育園の保険師さんも交えて3人で確認したところ「水疱性ではないけれど、これは手足口病でしょうね」と…。

あ~アウトか~。

 

すぐに旦那さんに連絡。 

前日のうちに、もし保育園に登園できないようなら、午後半休をとってもらいバトンタッチしようと相談していました。

うだるような午後の暑さの中14時に出社して、最低限の仕事をと思ったけれど、終わらない〜!

請求処理を翌日まで待ってもらい、なんとか18時半に退勤。

 

水疱できないな、と思っていたら、夜に旦那さんが「ちょっと来て!見て!」と慌てたように呼ぶので行ってみると、ぐり君の手を差し出して来ました。

 

そこには、水疱というより、水ぶくれのような巨大なぶよぶよが…。

うわ〜、これ掻き壊して破けたらかなり痛い。

寝ているうちに掻き壊すのを少しでも防ぐために、上はTシャツにしましたが、下はスパッツを履かせて寝ました。

 

夜中3時に、ぐり君が泣き叫ぶ声で起きました。

声かけしてもダメ、抱っこも拒否。落ち着かせようと背中を撫でたら逆に怒って部屋の隅に逃げて座り込む始末。

少し気持ちが落ち着くのを待とう、と散らかっていたリビングの片付けを始めたところ、「お母さんには伝わらない!」と業を煮やしたのか、いびきをかいて寝ていた旦那さんにぐり君が突進してタックル!

旦那さん「うお!?」と、起きていました(笑)

ギャン泣きにも気付かず寝ていた旦那さんにちょっとイラっとしていたので、ぐり君ナイス!

 

なんで泣いてるのか…痛いのかな?と思っていたのですが、どうやら痒い様子。

「痛いの?」と聞いても泣くばかりで返事をしなかったのに、「痒いの?」と聞くと、頷いているようないないような…。

旦那さんも「今、痒いと言った気がする!」と。

 

ぐり君に「どこが痒いの?ここ? こっちも?」と声かけしながら、ぐり君のスパッツを脱がし、足と腕をタオルケットで優しくゴシゴシ。

 

これは、私が小さかった頃、蚊に刺されて痒くてぐずる私に母がやってくれていたこと。

手で搔くと爪で引っ掻いて傷になってしまうので、タオルケットの面で痒い部分を優しくゴシゴシ。

母が寝落ちて手が止まってしまうと「お母さん、とまってるー」と催促したなぁ。

 

痒い時には、タオルケットのゴシゴシが気持ちいいのは実体験済み。

さっきまでは、声かけも背中をさするのも逃げて泣きながら拒否していたのに、優しくゴシゴシをすると膝の上に乗ってすり寄ってきました。

しばらくすると、膝の上でウトウトしはじめたので、ゴシゴシしながら布団に寝かせたところ、さっきの騒ぎが嘘のようにスヤスヤと寝付きました。

ちなみに、旦那さんはとっくの昔に夢の中!

 

翌日は、もともと旦那さんが「リフレッシュ」のために休暇をとっていましたが、朝もぐり君の食がすすまないのを見て諦め、1日子守してくれました。

仕事を終えて帰ると、駅まで二人がお出迎えに。

夕飯の準備も旦那さんがしてくれていました。

…部屋が散らかっているのは目を瞑りました。だって、無理だもの。1日子どもと二人で過ごして、散らからないわけがない。

夕食が出来るのを待っている間にお片づけ。

その傍ら、ぐり君は旦那さんの目を盗んでつまみ食いをしていました。

食欲が出てきたようで、良かった!

 

保育園のお友だちに比べたら、ぐり君の発疹などポツポツと数える程度。水疱が破けることもなく、軽症です。発疹と水疱は、これで峠を越えてあとは収束に向かうのか、それともまだまだ増えるのか…数日、観察を続けます。