片隅でひっそりと

~共働き家庭の 仕事・家事・育児~

旦那さんから私への「改善要求」の結果…改善をしてくれたのは私ではなく旦那さんというオチ

先日の夫婦喧嘩のこと。

旦那さんとしては喧嘩をするつもりはなく、「問題点を共有して、改善策を話し合いたい」と思っていたらしいのですが。言い出すタイミングと言い方が悪すぎたために、私が爆発してしまいました…。

 

それに引きずられて旦那さんも感情的になり、悪循環に…。

 

しかし、喧嘩になってしまったとはいえ、根本は旦那さんはクレームを言いたかったわけではないため、話し合いの場を設定してくれようとしていました。

1度目(翌日)の話し合いを私に拒否されたにも関わらず、めげずに2度目(4日目)の声掛けをしてくれた旦那さんに感謝です。

 

 

「いやだったこと・モヤモヤしたこと」などを最初にお互いが言い、それについての謝罪と改善策を出し合ってから仲直りしました。

旦那さんからは2つありました。

 

1つ目。

旦那さん視点でのことの発端は、旦那さんが有給をとっていた月曜日の朝のこと。旦那さんは、夕方なるべく残業をせず早く帰るために早朝出勤をしてくれており、普段はぐり君を保育園に連れて行くことはできません。なので、その日は私と一緒にぐり君を保育園に連れて行くのを楽しみにしていたようです。なのに、保育園の用意はしてあるから、一人でぐり君を連れて行ってと私に冷たく拒否された。一緒に行けないなら、前日に言って欲しかった、と。

 

…機嫌が傾いた要因が「保育園に一緒に行きたかった」だなんて…夫婦喧嘩は犬も喰わぬ。まさに…。端から見たら、本当にばかばかしいですよね…。当人たちには一大事なんですけどね…。

私の言い分は、「普段、一人で朝の登園を担当しており会社に定時に出社できずに遅刻ばかりしていて心苦しい。フレックスだから社内ルール的には問題ないけれど、時短勤務であるために遅く出社した分を残業でカバーすることができない。月内の勤務時間が足りていなくても罰則はないけれど、その性善説に基づいて作ってくれたルールの上に胡坐をかきたくない。だから、育児は2人でやった方が楽しいのはわかるけど、1人で出来ることなら1人でやって効率よく時間を使いたい。旦那さんがお休みの日ぐらいは保育園の送りをお願いして、私は定時に出社したかった。それと水曜日は旦那さんはノー残業デーなのだから、週に1日、その日ぐらいは私がぐり君のことを気にせず残業を出来る環境を作って欲しい。徐々にでいいので、お迎え・食事の用意・食事の介助・入浴・歯磨き・寝かしつけの一連を一人で出来るようになって欲しい。もちろん、必ず水曜日は残業するという訳ではなく、早く帰れる日は一緒にお迎えに行くつもり」と伝えました。

 

双方のモヤモヤを吐き出した上で、

旦那さんの返答は「“送り”と“迎え”、2人で行ってどちらがより楽しいかと言ったら迎えの方だから、自分が休みの日は一人で保育園に連れて行く。さらに、最近は水曜ぐらいしか迎えに行けていなかったけれど、水曜は必ず迎えに行き、その他にも月・金もなるべく迎えに行ける様にする」でした。

 

 

2つめ。

ぐり君が高熱を出し私が仕事を休んだ火曜日のこと。旦那さんが帰ってきた際に、ぐり君が食べたひとくちゼリーの空の容器が床に2つ転がっていました。その後に、二人でぐり君に薬を飲まそうと奮闘するもすべて吐き出され、でろでろしたものをティッシュで拭く羽目に。私はシンクの洗物を片付けるために席を外したところ、「ゼリーの容器とかティッシュとかちゃんと片付けて。最近ゴミを放置してるでしょ」と旦那さんに言われました。

前日の夜に看病で寝不足&ぐり君の癇癪に1日つきあっていて精神的に余裕がない状態の私が爆発。

旦那さん的にはクレームではなく、問題提起だったらしいのですが。

いや、クレームにしか聞こえないよ…。

月曜の件でもともとちょっと機嫌が悪かった旦那さんも、私に釣られてヒートアップ。

 

これが喧嘩のきっかけだったので、話し合いの中で「あの日どれだけ私が疲れ果てていたか。普段ぐり君がぐずっても一人で対処できている私が“泣き叫んでどうにもならない”と旦那さんのLINEに2度も弱音を入れていたぐらい大変だった。ゼリーのカップ2つ転がっているぐらいが何だ。あの日はぐり君は20個近くもひと口ゼリーを食べており、何度も冷蔵庫の開け閉めの攻防をしていた。私がどれだけ大変な1日をすごしたかも知らず、ちゃんと片付けた容器の数も知らずに、出来ていなかった部分だけ見られて怒られた私の気持ちを察して欲しい。確かに、最近ぐり君の鼻をかんだティッシュをまとめて捨てようとテーブルに置いて忘れて出勤してしまうこともあるけれど、わざとではないし、子どもは頻繁に鼻水が出てぬぐう必要があり、忙しい朝にその度に毎回玄関まで捨てに行っている余裕はない!(うちはぐり君のいたずら防止のために、現在は一時的にゴミ箱を玄関に置いています)と、切々と言い分を述べました。

旦那さんは「最近、夜に帰ってくるとシンクに食器が残っていたり、ゴミが置いてあったりして、自分(旦那さん)が片付けてよと言う意味なのかと思っていた」と。私がわざと放置していると思っていたらしいです。

 

そんなわけあるかー! 仕事に家事に育児にと、やることが多くて余裕がないだけじゃー! ぐり君のご飯を終え、お風呂を追え、歯磨きを終えたら、もう寝かしつける時間になっていて、片づけを途中で投げ出さざるを得なかっただけだ!

小さな子を育てていると「自分がやりたいことを最後までやりきる」ことが難しいんだよ!! 子どもに目配りせずに大人が用事を片付けていると、たいていろくなことにならないんだよ! 牛乳をこぼされたり、椅子から転落したり!!

 

蛇足ですが、喧嘩の最終日の金曜。旦那さんは送別会で帰りが遅くなるのがわかっていたので、時間はあるからときっちり家事・育児こなしました。ぐり君の夕食・お風呂・歯磨き・寝かしつけを終わらせ、使った食器もすべてしまい、シンクも掃除をし、洗濯も終わらせ、おもちゃも片付けておきました。これで文句はないでしょ、と。しかし、その代わりにぐり君の就寝は22時にずれ込みました…。

帰ってきた旦那さんから「ここまでは要求していない。こんなに頑張らなくていい」と言われました。

「きちんと片付いた状態」の「きちんと」のレベル感の共有って難しいですね。

 

で、話は戻りますが、「仕事も家事も育児もなんて、全部一人で出来ないよ」と泣き言を言ったところ、これに関して旦那さんは負い目があったようで。

金曜日は旦那さんは習い事があり、定時で帰ってきてもすぐに出かけてしまいます。ここ一月ほどは一旦うちに帰ってくる余裕がなく、仕事帰りに直接習い事に行き帰宅は22時半過ぎに。旦那さんは、それを気にしていて、私が不満に思っていないかと訊いてくれました。私は金曜に関しては負担ではないものの、土曜日も旦那さんはお稽古&友人とのランチで毎週9時~16時まで不在なのがきつかったので、それを素直にいいました。

「月謝も払っており、毎週お稽古に行きたい気持ちはわかる。友人とのランチが息抜きなのもわかる。でも毎回友人とのんびりお昼を食べて夕方の帰宅なのは辛い。ぐり君の扱いが難しい時期は、4回のうち2回はお昼を食べずに帰って来るなどして欲しい」とお願いをし、善処してくれることに。

有限実行で、先週の土曜日はお昼を食べずに帰ってきてくれ、家族3人で外食しました。

 

 

要点をまとめられず長くなりました。

喧嘩した結果、私からは「その件についてはごめんなさい。配慮が足りなかった」「そんなつもりはなかった。気をつけます」という反省と「ゴミはキッチンのゴミ入れにまとめる、それも億劫ならリビングにぐり君の手の届かない場所に小さなゴミ箱を設置する」という改善策とはいえないようなものだけでしたが。

旦那さんからは、上記のように、明確な改善案を提示してもらいました。

…なんだか、私の至らぬ点を指摘され爆発した挙句、私の不満だけ解決してもらって収束? う~ん。そんなつもりはなかったんですけどね。かかあ天下な結末に…。

 

次回こそ、至らぬ点を指摘されても爆発せずに、傾聴できるように頑張ろうと思う。