片隅でひっそりと

~共働き家庭の 仕事・家事・育児~

幼児食に気を取られ、夕食作りを失敗する話

大人と同じメニューで、ぐり君も食べられるものを…と思い、

昨日の夕飯は、麻婆豆腐、春雨スープ、冷やしトマトでした。

 

私がキッチンに立ち、ぐり君の子守は旦那さんに任せました。

ぐり君は、早く帰ってきた旦那さんの膝の上で、お気に入りのカーズのアニメを見ています。

おなかすいた~と泣かれないよう、バナナ1/2をおやつに出しました。

 

時短のために、春雨スープの中身は、

・春雨

・スライサーで細長くスライスしたニンジン

・ゆでて冷凍してあったブロッコリー

でした。

 

ぐり君はニンジン好きなのですが、ニンジンが柔らかくなるまでそれなりの時間がかかりますよね。

子どもがおなかを空かせていると、ゆでる時間がもどかしくなってこちらもイライラしまいますが、そういう時は、スライサーでうすーくリボン状にスライスしたニンジンを使えば、あっという間にできます!

まな板にニンジンを置いて、しゅっしゅっしゅっと。千切りよりも楽チンです~!!

細く長めのリボン状にすると、美しいスープになります。

 

ブロッコリーは、大好きなのですが、旦那さんが嫌いで食べてくれないので、一度にゆでて食べきれない分は冷凍するようになりました。

ちょっと野菜不足・緑の彩がほしいときに便利。

 

で、スープができたら一旦火をとめて、麻婆豆腐づくりをスタート。

 

 

 

にんにくを刻み、生姜をすりおろし、長ネギをみじん切りに。

ごま油で上記を炒めたら、そこにひき肉を投入。

本来なら、この次に豆板醤を入れるのですが、最近は幼児食も大人と同じメニューになってきています。

なので、豆板醤はぐり君の分をとり置いてから入れます。

ひき肉に火が通ってきたら、砂糖、鶏がらスープのもと、お水、酒、醤油、甜麺醤を投入。

その後に木綿豆腐を投入。

ぐつぐつ。いい香り。

 

美味しそうな香りに、旦那さんが「おなか空いた~」と待ちきれない様子。

ああ、ぐり君も賛同し始めている…。

 

水溶き片栗をを入れ、とろみをつけます。

ぐり君は熱々は食べられないので、スープと麻婆豆腐を先に器に盛り付けます。

麻婆豆腐は、グラタン皿にご飯を入れ、その上に麻婆豆腐をかけると、見た目はちょっとカレーっぽい…。

 

しかし、ぐり君、豆腐好きなので、ここで保険を。

大人用の麻婆豆腐にしてしまう前に、ぐり君のお代わり用の麻婆を小皿に取りおきます。

ぐり君がお代わりすることを考えると、もう豆腐は1丁では足りないかもなぁ…1丁半必要かなぁ。

 

「もうすぐ出来るよ~。ご飯の用意して~」と、ぐり君と旦那さんにテーブルの用意をお願いします。

今は、アンティークの丸いちゃぶ台でご飯を食べている我が家。

ぐり君、ちゃぶ台の脚の折りたたみの機構を完全把握しており、ちゃぶ台を押さえておいて上げると、脚を広げてストッパーもかけてくれます。

 

ぐり君用の食事を冷ましていると、旦那さんから

「ぐり君のレンゲはどこ?」と訊かれました。

まだ使うのは早いと思って、普段使いのものとは別にしまっていたのです。

「大きすぎて口に入らないんじゃない?」

「でも、絶対にレンゲを欲しがるよ。同じもので食べたがるよ」という旦那さんの言葉に、まあ、そうだよね、と、リビングボードにしまってあったぐり君のレンゲを取り出しました。

 

そうこうするうちに、自分用のご飯を見つけてしまったぐり君。

途端にがまんが出来なくなります。

旦那さんの静止も聞かず、スープのニンジンをさっそく口に。

 

「もうちょっと待って」と止める旦那さん。「ふぁぁーーー!」ぐずるぐり君。

「はいはい。ごめんね! お待たせ! ごはんにしようね!!」

大人用の麻婆豆腐も器に急いでよそい、温めなおしたスープとともに運び、配膳。

3人でちゃぶ台に向かって座り

「いただきます!」

 

…をした途端に思い出しました。

「あぁぁ…!!! 豆板醤を、入れ忘れたよ!!!!!!」

 

あーあー…。時すでに遅し。