最近のぐり君は、自分の要望が通らなかったときに「カエル泣き」をします。
「じょーじゃい(ちょうだい)」と、バナナ2本目を所望して、お母さんに「バナナはもう1本食べたでしょう?」と断られたとき。
朝から「カーズ」のDVDが見たくて、TVを指差してから「ぶっぶー」とハンドルを回す真似をするけれど「もう保育園にいくからダメ。帰ってきたら見よう」といわれ、諦められずに自分でDVDのリモコンをパチパチするも、画面が切り替わらないとき。
(TVのリモコンとDVDのリモコンの区別はついているけれど、どのボタンを押せば良いかはわかっていない)
こんなときは、床に突っ伏して泣くのですが、それがまるでカエルの様な姿で…。
毎日「もう時間がないのに…困ったなぁ」と思いながらも、カエル姿が可愛くて。
「ないてもダメなの」と容赦のない言葉をいいながら、目元も口元も笑っています。
床につっぷしているぐり君は、自分が号泣しているときに母が笑いを堪えていることには気づいていませんが…。
まだまだ、言葉は片言しか話せないぐり君。
自分の語彙を駆使して伝えたのに「ダメ」といわれてしまったときには、それ以上の言葉を重ねられずに、最上級の気持ちの伝え方としての「カエル泣き」。
言葉が達者になってしまえば、気持ちの整理の仕方を身につけてしまえば、段々と見られなくなってしまうのでしょう。
泣いている際の当人はまさに“絶望”という感じなので悪いですが、今のうちにムービーで残しておこうと思います。