片隅でひっそりと

~共働き家庭の 仕事・家事・育児~

はじめての「ばぃばぁーぃ」

最近、陽が長くなり、保育園にお迎えにいき18時に家路に着くときは、まだ辺りは明るく、抱っこされているぐり君と周りをキョロキョロしながら帰って来ます。

 

「あ、見てみて。ちゅんちゅんだよ。見つけられた?」

「んっ」

 

「ぶっぶー、あおー」

「ぶっぶーだね。あれはあおじゃなく、あか、だよ」

 

「ばぁぃっ」

「そうだね! あれは、バイクだね! あっちには自転車もあるよ」

 

「ちっ!ちっ!」

「そっちには行かないよ。おうちに帰るの。こっち」

 

片言&ジェスチャーのぐり君と、たくさんおしゃべりしながら帰ります。

 

ぐり君は、クルマを見ると、手を振ります。駐車中の車にも名残惜しむように、手首を回すようにして動かし、バイバイと。

あっちにバイバイ、こっちにバイバイ。まるで、選挙カーうぐいす嬢か、沿道の人に手を振るVIPか、という感じ。

 

しかし、いつも無言。

私が代わりにぐり君の動きにあわせ「ばいばーい」と声がけしています。

 

昨日の帰り道。

遠くに見える道端に止まっているトラックを指差し

「だっち」(トラックの意味)

 

「本当だ。トラックだね。ばいばーい」

と声掛けすると、

手首をまわしてバイバイをしたあとに、小さな声で「ばぃばぁーぃ」と!!

 

はじめてのバイバイ!!!

 

嬉しくて、

「ぐり君、すごいね! バイバイいえたね! もう一回いってみて? お母さん聞きたい」

とリクエストすると、

嬉しそうに抱っこ紐の中でホッピングした後に、

「ばぃばぁーぃ」

 

か、わ、い、いーー!!!

 

その後、電車にバイバイするときは無言で、可愛い声を聞けたのは2回のみ。

 

しかし、そのエピソードを夜の寝かしつけの際に旦那さんに話していると、

自分のことを話しているのがわかったのか、

また「ばぃばぁーぃ」を披露してくれました。

 

旦那さんは嬉しさ半分・寂しさ半分。

相変わらず、ぐり君には「急いで大きくならなくていいんだよ」といってます。