片隅でひっそりと

~共働き家庭の 仕事・家事・育児~

「保育園での怪我」も子どもの成長の一部

f:id:donguri_1:20190326131808j:plain

保育園のお迎えの際、1日の報告を先生がしてくれます。

担当の先生がお迎え時間までいる日は、連絡帳のエピソードなどをより詳しく。

担当の先生が早番だった日は、同じクラスの他の先生が、その先生が見た・接した際のエピソードや、最近の成長した点などを語ってくれます。

毎日、毎日、連絡帳と先生方からの報告が楽しみで仕方ありません。

 

お迎え時間に間に合わず延長保育に突入してしまうと、異年齢の合同保育になりクラスの先生方とお話できないので、「ギリギリ間に合うか!?間に合わないか!?」というときは、必死で駅から猛ダッシュ

延長料金云々より、先生から1日の報告が聞けないほうが痛い!

 

そんな中、口頭での連絡事項の中に、ほぼ毎日のように怪我の報告もあります。

最初のうちは、

「足がもつれて転び、床にぶつけてしまっておでこが赤く」

「押し箱を押していたら、勢いあまってごっつんこして」

と、主に身体能力の未熟さゆえだった怪我が、

最近は

「お友だちと同じオモチャで遊ぼうとしたら、お友だちが一人で遊びたかったらしく、中指を噛まれてしまって」

「お外を柵につかまって見ているお友だちの真似をしようとしたら、押されて頭をぶつけてしまって」

と、お友だちとのトラブルが多いです。

また、

「お外で遊んでいる際、お兄さんたちの真似をしようとリスの椅子に座ったら、ずるっとずり落ちてしまって」

「小さなブリッジの下でおとなしく遊んでいたので静観していたんです。機嫌よく這い出てきたのを出迎えると、いつの間にかおでこに傷が!」

と、やんちゃゆえの怪我も増えました。

怪我の内容の変化でも、子どもの成長を感じます。

 

先生方は、怪我した際の状況・怪我した箇所・怪我の程度・怪我のケア内容の報告をした上で、ものすごく謝ってくれます。

園では、子どもたちを自由に遊ばせながら、必要以上の介入を大人がしないように気をつけ、先生たちは見守りに撤して子どもたちの主体性を伸ばず方針で教育してくれているのを知っているので、小さな怪我は想定内です。謝られてしまうと、逆にこちらが申し訳ない気分になります。

家庭でべったり1対1で張り付いていたって、ほんの一瞬で子どもは怪我をするのだから、いくらプロの先生方でも怪我ゼロは無理に決まっています。

 

先生に「謝らないでください」と保護者がいっても、先生だって怪我した際の保護者への報告は園の規則でしょうから、謝らずに済ませるわけにはいかないでしょう。

 

なので、怪我の報告をされた場合には、

「気にしないでください。あぁ、本当だ赤くなっているね。」と、状況を確認した後に、

「お友だちと同じオモチャで遊びたかったのに、イヤって噛まれちゃったのか~。お友だちと一緒に遊びたいなんて、お兄さんになったねぇ。でも、噛まれたら痛いのわかったでしょう? お母さんやお友だちも、ぐり君に噛まれると痛いんだよ。噛んじゃだめね」

「お兄さんと同じ椅子に乗りたかったの。今日は、大冒険しちゃったね!」

と、先生の前で子どもに声かけをしています。

 

たまたま運悪く怪我をしちゃったけど、そこに至る前の子どものチャレンジは褒めてあげたい。

また、噛みつきの怪我はお互い様だと思っています。うちの園は、お友だちに噛まれた報告はあっても、噛んだ報告はなされないので、ぐり君が加害者でお友だちが怪我をしたことも多々あるのでしょう。噛まれて痛かった・イヤだったその気持ちによって、ぐり君がお友だちを噛まなくなるよう、噛まれた怪我が教訓になればいい、と考えています。

私が、ぐり君の怪我をそう前向きに捉え、口にすることで、先生の気持ちが少しでも楽になって欲しいと思っています。

 

 保育園では怪我したあと、その怪我の内容にあわせ、氷で冷やしたり、ヘバリンを塗ったり、ワセリンを塗ったりしてくれています。

…家では、ごっつんこして泣いても、「痛いたいの飛んでいけ~!」で終わりですよ。たまーに、保育園を見習ってクリームを塗ってみることもありますが…基本は自然治癒に任せます。

家庭よりも丁寧に対処してくれている保育園に対して、文句などあろうはずがない。

 

あと数日で進級。

1つ上のクラスでは新しいお友だちも加わり、今のクラスは2つに分かれてしまいます。

また新しいクラスで聞く1日の子どもの様子や怪我の報告は、今よりも「成長した姿」になっているのでしょう。

 

そうして…今のぐり君担当の先生ともお別れです。1クラスに1人ずつ今のクラスから持ち上がりの先生がつきますが、ぐり君の担当の先生は、次のクラス担任からは外れてしまいます。

…ものすごく寂しい! 父母のほうが泣きそうです。

担当の先生には、私も旦那さんもとてもお世話になりました。

連絡帳を通し、日々の育児で判断に迷った際は相談などもさせてもらいました。

育児休暇後の生活は、旦那さんと私の二人三脚ではなく、旦那さんと私と先生との、三人四脚でした。「感謝」なんて言葉では足りないぐらいです。

担当先生との連絡帳のやり取りも、今日を終えたらあと3日!!!

寂しすぎる~!!!!

あと3日間は、先生にも楽しんでもらえるよう、家庭での面白エピソードを連絡帳にびっしり書こうと思います!(今朝、表面に収まらず裏面にまで書きました…)